ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「イヴ・サンローラン」

2020年06月29日 | ヨーロッパ映画など(英語圏以外)
2014年公開の映画の紹介です

監督はジャリル・レスペール。
フランスのファッションデザイナー、イヴ・サン=ローランの伝記映画です。
主演・出演は、ピエール・ニネ、ギヨーム・ガリエンヌ、シャルロット・ルボン。


1957年、フランス・パリ。
10代のころから服飾のデザインを思いつくまま紙に描いていたイヴ・サンローランは、ディオールに雇われます。
ディオールからモデルのウェストを締めるよう言われたイヴは、布を割いて巻き付けたちまちモデルの気に入る洋服に仕上げてしまうのです。
数年後にディオールが急逝すると、イヴは21歳の若さでデザイン部門を任され、ディオールの後継者となるのです。
初めて主催したファッションショーは成功し、イヴはその頃知り合った実業家のピエールと同棲を始めます。
ところがある日戦争の召集令状が届き、イヴはなんとか回避しようとしますが成功せず戦地へ向かうのです。
その後連絡を受けたピエールは、精神科に入院しているイヴに会いに行きます。
イヴは躁うつ病を患い、その後退院するとディオールを追い出されてしまいます。
イヴはピエールと会社を興そうと考え、まず2人はディオールを契約不履行で訴えたのでした。
独立したイヴは、その後『モンドリアン・ルック』『サファリ・スーツ』など革新的な作品を作り上げていきます・・・

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この映画はセザール賞で7部門でノミネートがあり、ピエール・ニネが最優秀男優賞を受賞しています。

イブ役はピエール・ニネ。
映画、テレビ、舞台での作品が多数ありますが、ほとんどが日本未公開です。
「婚約者の友人」(2017)、「パーフェクトマン 完全犯罪」(2017)は、わがブログでもご紹介させて頂いております。

ピエール役はギヨーム・ガリエンヌ。
 「サガン -悲しみよ こんにちは」(2009)出演、「パディントン」(2016)ではフランス語版でパディントンの声を担当しています。

何と同じ年にフランスで、「SAINT LAURENT/サンローラン」(日本公開は翌年)も公開されているんですね。
こちらは監督がベルトラン・ボネロ、
主演・ギャスパー・ウリエルなんですよ。

≪ イヴ・サン=ローラン 映画のストーリー以外・豆知識 ≫

ココ・シャネル、クリスチャン・ディオール、ポール・ポワレらとともに20世紀のファッション業界をリードし、「モードの帝王」とも呼ばれています。
1966年、カトリーヌ・ドヌーブの出演映画『昼顔』の衣装をデザインしています。
2002年に引退し、2007年にはフランス・サルコジ大統領から、『レジオン・ド・ヌール勲章グラントフィシエ』を授与されました。






お立ち寄りありがとうございます
歴代のファッションが登場いたします!!
発想のヒントにも楽しませてもらいました (*´∪`*)

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