ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「メメント」

2024年08月28日 | スリラー・ミステリー映画
2001年公開の映画の紹介です

監督は、クリストファー・ノーラン。
『オススメ映画』にほぼ必ず挙がる、超難解なスリラー映画です。
主演・出演は、ガイ・ピアース、キャリー=アン・モス、ジョー・パントリアーノ。



(あらすじ)
≪カラー≫
レニーは目を覚まして、どこかのモーテルにいる事を確認します。
妻の殺害事件で犯人から強打され、レニーは新しい記憶が少ししか残らない病気を患っていました。
レニーは自分にルールを決め、ポラロイドで写真を撮るとすぐに人物や場所などを書きこみます。
そして中でも重要な事実は、すり替えられないよう体に入れ墨で彫ることにしたのです。
シャツを脱ぐと、胸の真ん中に
“妻を殺した犯人は、ジョン・G”と彫られています。
“テディ”と書かれた写真を裏返すと、“殺せ”と書かれていました。
その後モーテルの受付と話している最中にテディがやってきて、
車で2人はある場所へ向かいます。
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≪モノクロ≫
レニーは受けた電話で刑事と話し、手元の書類を見ながら妻殺害の事実を確認していきます。
麻薬が関係していることを知り、レニーはメモに“事実5 麻薬に接触”と書きこみます。
しかし、腕のガーゼをはがすと、
“電話に出るな”
と彫られていて、レニーは慌てて電話を切るのです。

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この映画は、モノクロとカラーが同時進行し、時系列が入りくりしています。
観ている方も、レニーのメモやポラロイドを頼りに混乱を回避していきます。

原作は監督の弟・ジョナサン・ノーランが書いた短編『Memento Mori』です。
映画の原題も“memento mori”
意味は、ラテン語で「自分が(いつか)必ず死ぬことを忘れるな」、「死を忘るなかれ」という意味の警句のようです。
芸術作品のモチーフとしても広く使われています。

この映画は、アカデミー賞では、
「オリジナル脚本賞」「編集賞」にノミネートがあり、
インディペンデント・スピリット賞では、「作品賞」「監督賞」を受賞しています。

≪ おまけ “メメント モリ” としてのアート ≫

※ 映画には関係ないです。

ほぼモチーフの主体は『骸骨』
14~15世紀頃に描かれた「死の舞踏」が有名。
16~17世紀には静物画に骸骨や枯れていく花が描かれる。
18~19世紀には、半身が人間で半身が骸骨というデザインの小型オブジェや彫像が登場。
現代では、頭蓋骨に8000個以上のダイヤモンドを敷き詰めた、ダミアン・ハーストの「神の愛のために」など。





皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
大昔の所見の時は、なぜこの映画が評価されるか全くわからず
数年後、再度挑戦した時は、し~~~~~~っかり観ました
分かった時はバンザイでしたよ
後で閲覧したウィキペディアにはその事実が既に書かれていて、
先に知らなくて良かったと思いました

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