ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「シャイロックの子供たち」

2024年05月11日 | 日本映画
昨年公開の日本映画の紹介です

監督は、本木克英。
池井戸潤の小説が原作の、ミステリー映画です。
主演・出演は、阿部サダヲ、上戸彩、玉森裕太、柳葉敏郎、杉本哲太、
佐藤隆太、柄本明、橋爪功、佐々木蔵之介。


(あらすじ)
舞台では『ヴェニスの商人』が演じられていました。
観終わった東京第一銀行・検査部次長の黒田の妻は、
「借りたのに返さないのがいいというのはおかしいわよね。」と感想を言います。
黒田は『金は返せばいいってもんじゃないんだよ』と思いながら、昔を思い出します。
黒田は競馬に夢中の頃、勤める銀行のATMのカートリッジから現金を盗み、
儲かったら戻すという事を繰り返していたのです。
しかしある人物に見つかり、改心したのでした。
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東京第一銀行・長原支店。
いつもの業務が始まり、営業課長代理・西木は居酒屋で知り合った沢崎の来店を喜び、
ちゃっかり口座開設を勧めるとその後相談にのるため物件を見に行きます。
しかしどの物件もおかしなものばかりで西木は呆れるのです。
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支店長を交えてお客様一課の会議の中で、業績の悪さを皆叱責されます。
その後、課長代理の滝野は他の支店の業務の時に知り合った石本から呼び出しを受け、
10億円融資の話を持ち掛けられます。
しかし全て偽装の書類でしたが、ある理由で滝野は断れなかったのです・・・

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このあらすじの後、まだまだあれやこれやの大展開があります。
サラっと詐欺の状況を正当化していく石本(演:橋爪功)の手腕は凄いです。
まかり通っちゃいけませんけどね。
表も裏もある企業の操り方は、やはり素晴らしい原作者の池井戸潤です。
全部読んではいませんが、「空飛ぶタイヤ」は後半の覆りに鳥肌が立ちました。

この映画は2022年にドラマ化もされています。
キャストは、井ノ原快彦、西野七瀬、加藤シゲアキ、三浦貴大などなど。

小説の映画化は、意外にも4本だけ

「空飛ぶタイヤ」(2018)
監督:本木克英
出演:長瀬智也、ディーン・フジオカ、高橋一生

「七つの会議」(2019)
監督:福澤克雄
出演:野村萬斎、香川照之、及川光博

「アキラとあきら」(2018)
監督:三木孝浩
出演:竹内涼真、横浜流星




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