「ル・アーヴルの靴みがき」

2012年公開の映画の紹介です

監督は、アキ・カウリスマキ。
フィンランド製作の、ジャンルはコメディ・ドラマ映画のようです。
主演・出演は、アンドレ・ウィルム、カティ・オウティネン、ジャン＝ピエール・ダルッサン。

フランスの港町、ル・アーヴル。
同僚と靴磨きをするマルセルは、せわしなく行きかう人々ばかりで、やっと磨き始めた紳士は怪しい男性に追われていました。
巻き込まれまいと場所を変えるも、マルセルは追い払われてしまうのでした。
妻にパンとお金を渡し、マルセルは飼い犬とバーに軽く飲みに行きます。
夜、港ではコンテナ内の物音に警備が気付き、警察が出動すると密航者が数人のっていました。
そのうちの一人の少年は外に飛び出し逃げてしまうのです。
翌日、客の広げた新聞で『密航の黒人少年逃避』と知ったマルセルは、偶然港でランチする時、半分水につかった黒人少年を見つけます。
直後警部に呼ばれて聞かれますが、マルセルは少年は見ていないと答えました。
数日後帰宅したマルセルは、飼い犬の側で黒人少年が寝ていて驚くのです・・・

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この映画は、カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で「FIPRESCI(国際映画批評家連盟)賞」を受賞しているようです。
アカデミー賞の外国語映画賞ではフィンランド代表作品として出展され選考は逃したようです。
※　受賞はイランの「別離」。

マルセル役は、アンドレ・ウィルム。
｢仕立て屋の恋｣(1992)、｢白い花びら｣(2000)、｢Ricky リッキー｣(2010)などの出演があります。

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