ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「シンドラーのリスト」

2021年09月27日 | 実話をもとにした映画
1994年公開の映画の紹介です

監督は、スティーヴン・スピルバーグ。
第二次世界大戦・ドイツのホロコースト政策時の実話が元になっている、ドラマ映画です。
主演・出演は、リーアム・ニーソン、ベン・キングズレー、レイフ・ファインズ、キャロライン・グッドール、エンベス・デイヴィッツ。


1939年9月、ドイツ軍は2週間でポーランドを制し、一万以上のユダヤ人が移動しクラクフに運ばれました。
ユダヤ人評議会では選出された24人のユダヤ人がドイツの命令でユダヤ人の労働の班分けなど任されます。
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身だしなみを整え、多額の現金を持ちナチスのバッジをつけたオスカー・シンドラーは、ドイツ軍が集まるレスト
ランに繰り出し場を陽気に盛り上げます。
その後シンドラーはユダヤ人のシュターンを呼び、計理士の経験を確認します。
そして“ほうろう容器工場”を立ち上げる為、投資家や従業員を選んで欲しいと話すのです。
やがてシンドラーの工場は350人のユダヤ人の勤務で、大盛況になり、シンドラーはシュターンに感謝します。
ところがある日、労働証明書を忘れたシュターンが移動列車に乗せられ、シンドラーは工場の責任者である事をドイツ軍に知らせ降ろすのでした。
一方、ドイツ軍少佐・アーモン・ゲートがクラフクの担当になり、好き放題の殺戮を行いついにユダヤ人居住区の解体を始めるのです。
シンドラーはゲートと話す機会を設け、「従業員を帰してくれ!!」と意気込みます・・・

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一部カラーですが、ほぼ全編モノクロ、195分の長編です。
モノクロは、
「戦争を記録したフィルムはモノクロだからその方が説得力があるだろう」
という監督の希望のようです。

監督自身ユダヤ系アメリカ人で、「血に染まった金は貰えない」と、監督料の受け取りを拒否したとか。

ホロコーストに重きを置いた映画は多々ありますが、この映画は全体の流れがとてもわかりやすい映画です。

アカデミー賞では、「作品賞」「監督賞」「脚色賞」「作曲賞」「美術賞」「撮影賞」「編集賞」を受賞、
「主演男優賞/ リーアム・ニーソン」「助演男優賞/レイフ・ファインズ」「録音賞」などのノミネートがあります。

アーモン・ゲート役は、レイフ・ファインズ。
「イングリッシュ・ペイシェント」(1997)では、アカデミー主演男優賞のノミネートがあります。
他、「ナイロビの蜂」(2006)、「愛を読むひと」(2009)、「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」(2002)以降シリーズなどの主演・出演があります。
これから「キングスマン: ファースト・エージェント」の主演の公開があります。





お立ち寄り、ありがとうございます
初見は暗~く、重~く、長~い印象の映画でしたが
やはり素晴らしい作品でございました
コメント (2)
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