撮像素子はAPS-CサイズのCMOSセンサーで、画素数は有効1,800万画とEOS Mから据え置いた。一方AFでは、新たに「ハイブリッドCMOS AF II」を搭載し、ファームウェアアップデート後のEOS Mよりライブ多点AFで最大約2.3倍の合焦速度を実現したという。
加えて像面位相差AFエリアが、従来の横約38%×縦約26%に対して、同80%×80%に広がった。同社では「広いエリアでタッチ操作による高速AFが可能」としている。
連写速度はEOS Mの4.3コマ/秒から4.6コマ/秒になった。またサーボAFでは新たに合焦するとAF枠が青くなるようにした。
EOS MにはなかったWi-Fi機能も搭載。無料アプリ「EOS Remote」を使用することで、スマートフォンからライブビューを見ながら撮影可能になった。MF操作もできる。カメラ内の画像の閲覧や転送にも対応する。
EOS M2のデザインはEOS Mを踏襲したものだが、ボディの体積と重量をそれぞれ8%低減し、小型軽量化を図った。シャッターユニット、セルフクリーニングセンサーユニット、Wi-Fiモジュールなどを見直すことで実現した。
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