E-P5はP3に比べて大きく進化した。
基本性能はOM-D E-M5(以下、OM-Dと略します)をベースにさらに強化したもの、と思って良さそうだ。
撮像素子はOM-D、PM2やPL5と同じでマイクロフォーサーズサイズの1600万画素CMOSセンサーである。ボディ内手ブレ補正はOM-Dと同じ5軸手ブレ補正を搭載。上下左右の回転ブレにくわえて、上下左右のシフトブレとローリングのブレにも対応。特にちょっとしたブレにシビアなマクロ撮影時にこれがよく効く。
さらに「IS-AUTO」として自動的に流し撮りへ対応。流し撮り時(製品発表会ではブランコを追いかける円弧状の流し撮りへの対応も披露)は自動的に必要な方向の手ブレだけ補正されるなど強化された。
続いてシャッターユニット。PENもOM-Dも最高1/4000秒だったが、P5は1/8000秒という超高速シャッターに対応。一眼レフでもハイエンド機でしか実現してない速さだ。これに加えて、ISOローとしてISO100相当のISO感度設定にも対応した。
例えば同社は17mm、45mm、75mmとF1.8の単焦点レンズを用意しているが、晴天下では明るすぎて絞り開放で使えない。1/8000秒でISO100ならかなりの晴天下でも使えるし、1/8000秒あればかなりの被写体をピシッと止められる。メカ的にはOM-Dをさらに強化したものと思っていいだろう。
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