ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は、携帯型ゲーム機「プレイステーション・ポータブル(PSP)」の新製品「PSP go」を11月1日に発売する。希望小売価格は26800円(税込)。ソフトウエアのディスクを入れるUMD(ユニバーサル・メディア・ディスク)ドライブを廃止し、スライド型の新しい本体デザインを採用した。
画面部分を上にスライドすると、十字キーなどの操作用ボタンが下部に現れる。スライドを閉じた状態でも、映像や音楽を楽しんだり、時計やカレンダーの表示が可能。現行型のPSP(PSP-3000)と比べると、幅が約4cm小さくなり、重さも約30g軽くなった。液晶画面は、現行型の4.3インチから3.8インチに小型化した。
従来のUMDに代わって16GBのフラッシュメモリを内蔵する。ゲームなどのコンテンツをオンラインストア「PlayStation Store」からダウンロードして楽しめる。PSPから直接オンラインアクセスするほか、プレイステーション3やパソコン経由でのダウンロードも可能。パソコン用のコンテンツ管理ソフトウエア「Media Go」も同梱する。
このほか、ゲームを中断した状態でも各種メニュー操作を行えるゲームスリープ機能や、Bluetoothの無線機能などを新たに搭載した。本体色はピアノ・ブラックとパール・ホワイトの2種類を用意する。