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ラルフの日記

お星様になったゴールデンのラルフと昨年お空にいってしまったピレのルーク☆
そして現在、3代目のピレ、エルモの毎日です☆

がんばっています 2

2013年03月09日 00時53分04秒 | ラルフ
3月3日、4日にかけての深夜、大きくなり続けていた憎い肥満細胞腫がとうとう破裂してしまいました。

4日、かかりつけの病院に行くと、もうできることは患部の消毒のみ。

でもラルフの「もう何もされたくない。」
私たちの「もう注射や外科的処置など痛いことは何もさせたくない。」
先生の「もう何かをしても何も変わらない。」と三者の結果的意思が一致しました。

そして余命一週間とも言われました。

でも、今日3月8日の時点でほぼ寝たきりになりましたが、朝、昼、夕食、間食2回を少量ずつながら
ちゃんと食べ、友人や近所の方や妹やその子供たちもお見舞いに来てくれると顔を上げたり
少しだけしっぽを動かしたりするんです。

破裂した患部は見ていて痛々しい限りですが、いちばん頑張っているのはラルフ。
あとどれくらいかわからないけど、一緒にいられる時間を無駄にしないように、後悔しないように・・・


3月5日、朝のラルフ


がんばっています

2013年03月02日 06時00分43秒 | ラルフ
3月1日、関東地方は春一番が吹いて暖かい一日でした。

でもこの強風をもたらす低気圧は私のように喘息や他にも偏頭痛や心臓疾患など持病に持つ人には
ちょっと辛いですよね。
その気圧の変化は人間だけではなく、
具合が悪い動物たちにも影響を与え、ラルフもそれに漏れず
26日㈫に体調が急変しました。

ラルフはすでに立ち上がりや食事に補助が必要になっていたのですが
その日は午後になってもあまり動かず、目の輝きや表情も今ひとつ・・・ちょっとおかしいな、と思って
すぐに病院に連れて行きました。
やっぱり具合が悪かったみたいで、病院に着くまでの車中と着いてからの待合室で
順番待ちの間にも床に溜まるくらい鼻血を出しました。

血液検査をすると敗血症の一歩手前というかほとんど敗血症、自宅で様子を見るなどしていたら
この1~2日でダメだったようです。
当然、抗がん剤も投与できる状態ではなく、抗生物質と補液を点滴しました。

前回書いたイマチニブは効果が出るのが遅く、また小さいけれど数箇所に飛んでしまったような
肥満細胞腫にはテキメンの効果があるらしいのですが、ラルフのように巨大なものには、
また高齢ということもあって、期待できるような効果がないかもしれません、ということを
先生もいろいろと調べてくださり、今までのビンブラスチンも続ければ当然に効果が出なくなり
負担がかかるだけなのでラルフの体調を見ながら治療していきましょう、と前回の通院で
話したばかりでした。

本当に、「急変」とはまさにこのことですが幸いなことにこの状態でもごはんを食べる、
しかも一日のトータル量は元気な時とほとんど変わらず(^^;
さすがゴールデン、この食欲恐るべし・・・

ただ、この憎い肥満細胞腫はここぞとばかりに増殖し続けていて、昨夜はラルフの皮膚の
伸びしろに限界が来てしまったようで、喉の皮膚が少し破れてうっすらと出血し始めてしまいました(;_;)

でも寝る前の夜食はしっかり食べましたよ

決して「元気です」とは言えないけれど、排泄に行きたくなれば、自力で立とうとするし(立てないけど)
数歩歩いては足がもつれてへたりこんでも「ぼく、もう無理です」って表情をしていない(ように見える)
そして少しするとまた自分で立とうとする。
もちろん絶対に無理はさせませんが。

こんな感じでこの数日間、ラルフはがんばっています。


2月20日、15歳4ヶ月の月誕生日の日。お散歩コースの折り返し地点で可愛い笑顔


25日、人工芝の上でルークと日向ぼっこ。この日はまだ普段と変わらず


27日~28日 肥満細胞腫が大きくなって顔も浮腫んでしまっています



今朝、病院に行く前。朝ごはんをしっかり食べて満足
自力では立てなくなってしまったけど、まだ目力があるでしょう?
朝ごはんは馬肉120g、卵焼きはちみつがけ、かぼちゃ少しを平らげました


15歳4ヶ月の月誕生日

2013年02月22日 15時04分06秒 | ラルフ
2月20日

おかげさまで今月も月誕生日を迎えることができました。
でも「元気に、」と付け加えるにはいささかヨボヨボな月誕生日でした。

連休明けの12日に5回目の抗がん剤を投与しましたが、その日の夜は
少しだるそうでいつもより鼻血が多く出て、夜中にも「ブシュブシュ」言ってるなぁ、と
気になって見てみると寝ながら鼻血を垂らしていたり、口の中の腫瘍からも出血していたり
見ていてこちらも辛いのだけど、ラルフ、食欲だけは落ちる様子がなく、
「腫瘍もかなり大きくなって重そうだな・・・だるそうに寝ているなぁ。ご飯食べられるかなぁ・・・。」と
思う私の心配をよそに「ご飯だよ。」と声をかけると目を輝かせて、モリモリ食べてくれることが
唯一の「まだ大丈夫。」と思える見た目のバロメーターになっています。

誕生日の夕方のお散歩。ちょっと復活して近所まで歩いてみました。でもカートは必需品

2月21日
ある薬を持ってかかりつけの動物病院へ。
ある薬とは以前、抗がん剤以外の治療法として一応話に上がったイマチニブ。
この薬は人間の白血病の治療薬ですが、数年前からアメリカでは犬の肥満細胞腫にだけはかなりの
効果があるということで、動物の医療機関によっては肥満細胞腫を好発しやすい犬種には
サプリメント的に与えているとかいないとか。
それが日本となるとコストパフォーマンスが非常に悪く、ラルフの体重で一ヶ月約30万。
でも海外のジェネリックだと1ヶ月12.000円くらいなので、個人輸入してみました。
先生には個人輸入したことは事後報告になってしまいましたが投与することについては
もちろん相談のうえ、いろいろとアドバイスを頂いてのことです。
なので、もしも同じような状況で同じようなことをお考えの方がいらっしゃいましたら
かかりつけの獣医師に十分相談してご自分で判断してください。

先生も抗がん剤の効果と投与した後のラルフの状態が2週間に1回から1週間に1回に増えても
あまり変わらないことを考慮されていたようで、
快く飲ませる量やタイミング、副作用についてなどもアドバイスいただきました。

でも即効性のある薬ではないので、もしも効果が表れる前に体調がおかしくなったりしたら
抗がん剤治療に戻すことも考えています。
あとはサプリメントもいろいろ(βーグルカンとか鮫軟骨とか乳酸菌など)飲ませてはいるので
とりあえず、早く効いてきてくれることを祈って、来月の月誕生日にはよい結果がでますように


庭にトイレに出たあと、ひとりで登ろうとする気力はあるんだよねぇ・・・このあと毎回尻餅だけど


体重は昨日の時点で26.5キロ、いちばん調子が悪かった時から1.5キロ増えました


また一ヶ月、いろんなことが起こるかもしれないけれど、のんびりがんばろう






「ボクの出番はいつでしょうか。 フガ」byルーク






今日もニコニコ♪

2013年02月09日 23時21分19秒 | ラルフ
今日の夕方、ラルフのお散歩タイムです。


昼間、また鼻血を出したとラルパパが心配していたので
無理をさせずに家の周りをゆっくり歩いて、大好きなおばちゃんにキャベツをもらって、ニコニコ


夕日に照らされて金色に輝くラルフを見て、私もニコニコ










抗がん剤投与 4回目

2013年02月07日 11時49分18秒 | ラルフ
2月4日

予定の通院日よりも数日早かったのだけれど、前回投与から腫瘍は現状維持どころか大きくなり
鼻血も頻繁に出すようになってしまったので次の手段の相談も兼ねて病院へ行きました。

以前言われた飲み薬は効果も確実ではなくコストパフォーマンスもよくない(ラルフの体重で1ヶ月約30万!)
先生曰く、今の抗がん剤を週に1~2回、結局100回以上投与して2年以上持った子もいます・・・って15歳だし
2年って先が見えないけれど、こうなると選択肢が限られてくるわけで。
いろいろと細かく突っ込んで質問をして、さまざまなパターンを想定して、もしもの時の対処方とか
先生と相談して、
結局、ビンブラスチン+プレドニゾロンでビンブラスチンを週1回投与で話は落ち着きました。
あとは先生の注射の腕を信じるばかり・・・

それから食事について。
先生から聞いた話をもとにネットで調べたり本を読んでみたりしたのですが、

ガン細胞は糖質を代謝する過程で乳酸(運動したあと筋肉痛の元になる物質)を作り出します。
そのために 非常に疲労感を感じるようになります。
作り出された乳酸は 肝臓と腎臓で糖質以外の物質から糖が作られる 糖新生によって
肝細胞内でグルコースになり、エネルギー源として利用されるのですが
この乳酸からグルコースが生産される時にさらなるエネルギー消費があり、
糖質代謝が変化することでガン細胞が獲得するエネルギーはどんどん増え、
そのためガンを抱えた動物はエネルギーを失ってしまうのです。
・・・そういえば、母がガンになった時に読んだ本の中にも同じようなことが書かれていたような・・・よく覚えてないけど 
またインシュリンの働きが鈍くなり、貯蓄された脂肪はどんどん消費されてしまい
体重の減少に繋がるので食事から脂肪の摂取量を増やします。

人間も脂肪の摂取量が減ると血中コレステロール値が低下しますよね。
でもコレステロール値の低下はガンによる死亡リスクを増してしまうそうです。(すでにガンに罹っている場合)

パピーや痩せすぎの子以外は控えるように思われている脂肪ですが、ガンを抱えている場合には充分にコレステロールで
性ホルモンや副腎皮質ホルモンの合成と免疫力の低下を起こさないために必要。

・・・と要はガンのエサとなる炭水化物と高タンパクな食事をやめて脂肪の多い食事にする、ということなのですが
となると今まで与えていた生食の馬肉も高タンパク低カロリーなので控えたほうがいいということなので
鶏のもも肉などに変えて、あとは腫瘍を抱えた子用療法食、ヒルズのn/dも頼んでみました。


ラルフも肥満細胞腫とわかってからは炭水化物はほとんど与えていなかったのですが
高タンパクもあまりよくない、脂肪をたくさん摂る、というのはこの時に先生に言われなければ
わからなかったし詳しく調べなかったし・・・はやく言ってよー。
この10日でラルフの体重2キロ減

でも馬肉はやっぱりパワーが出るし、ラルフも大好きなのでたまにはいいよね

そんなわけで、今月の月誕生日には体力維持しつつ、体重を元に(27キロ)もどせればいいなぁ・・・と思っています。



ラ「うまうまはいくらでも食べますよ」



ルークのつぶやき 2013  vol.2

2013年02月01日 11時12分33秒 | ラルフ

「しろくまファンのみなさん、洗濯物干し場からごきげんよう。今日から2月ですね。
2月1日・・・ワタクシの父母は何かとてつもなく大切なことを忘れているのではないかと思うと
この晴れやかな空とは裏腹に不安に駆られるのです・・・フガ。」

「そう、今日はワタクシの8回目の誕生日。ケーキはいただけるのだろうか・・・。上等なお肉は・・・・
フガ、あまり期待して取らぬ白熊狸のなんとやらになってしまった時のショックは
きっと計り知れない・・・フガ。 ケーキ・・・上等なお肉・・・。」


「余談ですが、スノコが小さいです。体がはみ出てしまうのです。」



そんなわけで、兄弟姉妹のみんな!
               8歳のお誕生日おめでとう




2月1日、ルーク8歳になりました。8ヶ月で我が家にやってきたときは、すでにラルフと同じ大きさ、
体は大きくても、やることなすことまだまだ仔犬。大きな大きなパピーでした

ピレニーズの8歳、いいお歳のハズなんですが、いまだに引き出しを開けて勝手におやつを食べたり、
最近のラルフにやきもちをやいてラルフのベッドを占領したりもするけれど
シニアなんだなぁ。と寂しくもありますが・・・。
これからも、元気が一番、お利口二番で元気に過ごしてね


兄弟姉妹のみんな、元気かなぁ


ルークのお母さん「ローラ」


うちに来て間もない頃、私の仕事場にてラルフにシメられ中
ラルフも若い!


月齢9ヶ月くらい、シメられてもラルフ兄ちゃん大好きな大きな弟


これからもどうぞよろしく


抗がん剤投与 3回目

2013年01月31日 19時08分03秒 | ラルフ
1月25日

3回目の抗がん剤を投与しました。

この時から今日で6日目、薬の効き方からして、今日あたりが一番効いてくるはずなのですが
3回目の今回、すでにラルフには効きが悪くなってきたようです

抗がん剤治療を始める前に、いろいろな話をされて、この薬も徐々に効かなくなってくるという説明も受けたけれど
こんなに早く効かなくなってくるなんて
確かに今回投与する前に、先生に違う薬の話もされて、それは抗がん剤のように腫瘍そのものを
攻撃するタイプの薬ではなく、少しずつ毎日、または数日おきに経口投与するタイプで
腫瘍が大きくなるのを遅くするものだと説明されました。
リスクはほとんど無く、でも効果のほどはというと、わからない。もしかしたら効かないかもしれない。
そう言われて「どうしますか?」と聞かれても「それじゃぁ、それでお願いします。」とも即答できず
3回目の効果を見て次回決めます。と返事をしたけれど・・・。

当のラルフは腫瘍が大きくなったのでものを食べる時に少し食べづらそう。
今日はほんの少しだけ、鼻血を出した

でもその他はびっくりするくらい元気で、今日も父の店に連れて行ったら建物の2階にある店の階段(けっこう急)を
がんがん登ろうとして、その様子が顔は上に行こうと店の玄関を見てるんだけど
どうしたって体がついて来ない
ハーネスで少し持ち上げて補助してやると、自分は登っているつもりなので手足をバタバタ
すごい勢いで登って行きました
下りは私に抱えられて降りましたが
 


                 


ゆっくりだけど、足取りもしっかりしています

こうしていると大きな腫瘍を抱えているようには見えないんですけどね。
次回の通院で、ほかの薬をお願いしてみようと思います。


15歳3ヶ月の月誕生日

2013年01月22日 22時31分13秒 | ラルフ
1月20日(日)

今月も、無事に月誕生日を迎えることができました

ありがとう

ラルフの状態は落ち着いていますが、抗がん剤が効いて一旦は収縮する肥満細胞腫が
一晩経つとまた大きくなっていたりします。

でもラルフは元気で食欲旺盛で、自分ではまだ以前と変わらず動けるつもりでいるから
寝る前のトイレで庭に出るときも高さ50センチ強の縁側から飛び降りようとするし
飛び乗ろうともするし(そして尻餅をついてコケる
そんな風に思わず治ったんじゃないかと錯覚しそうな動きをしたりするのに、先生からは
内臓に転移していてもおかしくないとか、喉の腫瘍が破裂しないように、ぶつけないように、
細心の注意を・・・とか言われ、大量の薬を出されると
「あぁ、そうだった、1ヶ月前は鼻血ぶーぶー出して朦朧として危なかったんだよな・・。」と
思い返して、ただひたすらに過保護に甘やかして過ごしています。

来月の20日も「今月も過保護に元気に過ごしました。」とブログにアップできますように


大好きな近所のおばちゃんから採れたての春キャベツをもらって
その場で丸かじり。


時々こんなふうにぼーっとしてみたり


近頃ラルフの方が登場が多くて何かを企むワルい顔のシロ( ̄∀ ̄)


 
今日のわんごはん馬肉・根菜スープ(人参・大根・蓮根・じゃがいも)・発酵パパイヤ・その他サプリ           
                                   


抗がん剤投与 2回目

2013年01月14日 12時23分19秒 | ラルフ
1月11日

ラルフに2回目の抗がん剤を投与してきました。
前回から2週間、一度縮小した腫瘍が少し肥大して硬くなった感じがあり、
最初に言われたとおり、ほぼ2週間で効果が切れることを実感しました。
でも1度目の時から鼻血は出ておらず、食欲も変わらず体重も28キロをキープ。

ただ、右側の口、広角の内側に転移と思われる新たな腫瘍ができてしまい日に日に大きくなり
2回目の抗がん剤投与の前は直径2センチ、厚み7~8ミリくらいになっていました。
この時点では何かを食べる時もちょっと食べづらそう。

そして11日の午後、白血球のチェックをしてから2回目投与。
検査結果は、なんと35000あった白血球が標準値の15000まで落ちていました!
それはいいけど、先生、この日はなぜか注射針指すのがあまりお上手ではなく
前足は両方失敗
後ろ足でやります、と最初に後ろの左足、体毛もっさりのラルフ、血管が見つけにくいので
後ろ足の毛をちょっと剃られ・・・・・ぶっとい静脈注射の針をブスっと・・・失敗
痛々しい
すると先生、「お母さん、ちょっと出ててもらえますか?」・・・って
4回目失敗したら承知しないわよと視線で伝えて診察室を出ると、4回目はどうやら
すんなり出来たもよう。ほんとか?でも見てないから信用するしかないけど

投与した翌日12日と昨日の13日はちょっとだるそうでトイレに外に出しても後ろ足がもつれて
尻もちをついてしまったり、目も涙目で普段ほとんど出ない目やにがでていたり
見るからに調子がいまいちな感じでしたが、3日目の本日、14日は顔つきもしっかりして
足ももつれず、落ち着いたようです。
そして驚いたのはほっぺたの内側の腫瘍が7割位の大きさにになっていました
これも一時的だとは思いますが、腫瘍が小さくなるということは私もラルフも気持ち的に少し安心・・・

今月も月誕生日、美味しいもの食べようね


抗がん剤の翌日、ちょっとぽやっとしていました


馬肉で体力、免疫力アップ
                     
                   体重がエライことになっていたのでおからでダイエット
                   る:「腹へった・・・ 


今日はラルルー地方も雪が降ってとっても寒いです

抗がん剤投与

2012年12月29日 00時10分45秒 | ラルフ
今年もあとわずかとなりましたが、「年の瀬」という感じがあまりしない我が家です。
大掃除やら白紙の年賀状から目を背けているだけ

今日(28日)はラルフの通院の日でした。
いつものようにステロイドと点滴を注射してもらうつもりで行ったのですが、
23日の夜、ラルフが急に鼻血を出して、夜遅かったにもかかわらず病院に電話をしたら
先生が対応してくださり、そのこともあって今日は先生が「(抗がん剤)どうしますか?」と
先に聞いてきました。
25日にも昼間と夜の2回、この時は少量でしたが鼻血をだしているので、これは確実に病気が
進行して悪さをしているということであり、最悪場合このまま腸管出血をいつ起こすやもわからないので、
抗がん剤が打てる状態であれば投与したほうがいいでしょう、という見解でした。

抗がん剤は一般的に使われているビンブラスチンですが、副作用が少ないといっても無いわけではないので
そのあたりの説明を詳しく聞き、血液検査の結果がよければ投与することにしました。
血液検査の結果は、前回よりも肝臓、腎臓の数値はすこぶる良く、(規定値内)
でも白血球は倍以上に上がっていたので、やはり抗がん剤を投与することにしました。
先生が準備している間、待ち時間を含めちょっと時間がかかっていたことと、
診察台の上で動かないように強めに抑えられていたために恐怖感があったのか
いつもより興奮気味かな・・・と思っていたら、いきなり大量の鼻血!

ラルフは暴れたり震えたりはしなかったものの、「大丈夫だよ、大丈夫だよ、」と声をかけながら
撫でていたのですがあまりの出血にラルフ自身もびっくりしているんだな・・・とこちらに伝わるくらい、緊張しているのがわかりました。
なかなか止まらないのでそのまま抗がん剤を投与。
最初、先生は「5分から10分くらいかけてゆっくりいれていきます。」と言っていたけど
この状態だったため、けっこう速めに抗がん剤投与、大丈夫か?

しばらく休ませて出血が止まるまで待ち、ラルフも大丈夫そうなので診察室で会計を済ませ
帰ってきました。

抗がん剤が効いてくるのが投与してから5日目くらい。
効けば腫瘍の大きさも25%くらい小さくなって鼻血も治まるはず、ということだけれど
もしも体調が悪くなるとしても同時期くらいなのでその前にもう一度ステロイドと点滴をしに
行くことになっています。
そして最初の鼻血から1日おきくらいに出ていてその都度、量が多くなっているので投与後1週間は
注意してくださいということでした。

当のラルフは食欲もいつもと変わらず、お散歩も行きたがるし(要安静なので家の周りだけ)
見た目元気です。


「お散歩行くです。」

                    



ルークはラルフの異変をわかっているのか、最近はちょっかいも出さないし気づくとラルフの傍で寝ています

抗がん剤が効いて、現状維持できるといいなぁ・・・