ラルフの日記

お星様になったゴールデンのラルフと昨年お空にいってしまったピレのルーク☆
そして現在、3代目のピレ、エルモの毎日です☆

抗がん剤投与

2012年12月29日 00時10分45秒 | ラルフ
今年もあとわずかとなりましたが、「年の瀬」という感じがあまりしない我が家です。
大掃除やら白紙の年賀状から目を背けているだけ

今日(28日)はラルフの通院の日でした。
いつものようにステロイドと点滴を注射してもらうつもりで行ったのですが、
23日の夜、ラルフが急に鼻血を出して、夜遅かったにもかかわらず病院に電話をしたら
先生が対応してくださり、そのこともあって今日は先生が「(抗がん剤)どうしますか?」と
先に聞いてきました。
25日にも昼間と夜の2回、この時は少量でしたが鼻血をだしているので、これは確実に病気が
進行して悪さをしているということであり、最悪場合このまま腸管出血をいつ起こすやもわからないので、
抗がん剤が打てる状態であれば投与したほうがいいでしょう、という見解でした。

抗がん剤は一般的に使われているビンブラスチンですが、副作用が少ないといっても無いわけではないので
そのあたりの説明を詳しく聞き、血液検査の結果がよければ投与することにしました。
血液検査の結果は、前回よりも肝臓、腎臓の数値はすこぶる良く、(規定値内)
でも白血球は倍以上に上がっていたので、やはり抗がん剤を投与することにしました。
先生が準備している間、待ち時間を含めちょっと時間がかかっていたことと、
診察台の上で動かないように強めに抑えられていたために恐怖感があったのか
いつもより興奮気味かな・・・と思っていたら、いきなり大量の鼻血!

ラルフは暴れたり震えたりはしなかったものの、「大丈夫だよ、大丈夫だよ、」と声をかけながら
撫でていたのですがあまりの出血にラルフ自身もびっくりしているんだな・・・とこちらに伝わるくらい、緊張しているのがわかりました。
なかなか止まらないのでそのまま抗がん剤を投与。
最初、先生は「5分から10分くらいかけてゆっくりいれていきます。」と言っていたけど
この状態だったため、けっこう速めに抗がん剤投与、大丈夫か?

しばらく休ませて出血が止まるまで待ち、ラルフも大丈夫そうなので診察室で会計を済ませ
帰ってきました。

抗がん剤が効いてくるのが投与してから5日目くらい。
効けば腫瘍の大きさも25%くらい小さくなって鼻血も治まるはず、ということだけれど
もしも体調が悪くなるとしても同時期くらいなのでその前にもう一度ステロイドと点滴をしに
行くことになっています。
そして最初の鼻血から1日おきくらいに出ていてその都度、量が多くなっているので投与後1週間は
注意してくださいということでした。

当のラルフは食欲もいつもと変わらず、お散歩も行きたがるし(要安静なので家の周りだけ)
見た目元気です。


「お散歩行くです。」

                    



ルークはラルフの異変をわかっているのか、最近はちょっかいも出さないし気づくとラルフの傍で寝ています

抗がん剤が効いて、現状維持できるといいなぁ・・・

15歳2ヶ月の月誕生日に危なくなって復活。

2012年12月20日 23時59分14秒 | ラルフ
12月20日

16歳3ヶ月のご長寿だったう~に~ちゃんの真似をしてラルフも月誕生日を祝うことにしました

でも、今週はまたバタバタとしていて何も準備していなかったので、
馬肉とさつまいもでケーキ(とは言えない・(^^;)を作りました。


人参で作ったお花と星は高野豆腐


中はこんな

ケーキというより、馬肉をマッシュポテトでくるんだだけ
馬肉は火を通したらちょっと硬くなってしまったのでいつも食べている生のままでよかったかな~


こんな手抜きでお肉は硬くなっちゃったけど、うまうまと食べてくれるラルフとルーク
来月も月誕生日、お祝いしようね



実は月誕生日の今日、緊急で病院に行ってきました。
ラルフの肥満細胞腫はこの2~3日で劇的に大きくなってしまい、テニスボールの大きさどころではなくなってしまいました。
昨日の夕方のお散歩から、後ろ足がもつれていたので今朝は家の前でトイレだけ済ませたところ、家に入る前にへたりこんで
動けなくなってしまったんです。
あわてて起こすと息は苦しそうだし、目が空を見てしまっていて明らかにおかしい。

すぐに抱き上げて家に入り、床に下ろそうとしても四肢にまるで力が入っていない状態。
パニック寸前の気持ちをなんとか自分自身で落ち着かせていたつもりでしたが、「どうしよう、どうしよう、」と独り言を言いながら
出かける支度をしていました。
ラルフばかりに気を取られていたことに一瞬気づき、ひとりで留守番できないルークも車に乗せて、朝一番、速攻で病院へ。
病院ではいつもはスタスタと歩いて入ってくるラルフを私が抱き上げて入ってきたので、看護師さんたちも少し慌てて手助けしてくれました。
先生もあまりに大きくなったラルフの腫瘍を見て「肥満細胞腫では起こりうることではあるけれど、場所が場所だし、劇的に癌が
大きくなっていますね・・・」とラルフのあまり芳しくない感じが見て取れました。

そして肥満細胞腫ができた時から先生と相談していた抗がん剤をできるかどうか。
今回はやはり年齢的にも体力の状態、血液検査の数値を見ても敗血症寸前で危険なので
まずは今までより強めのステロイドと抗生物質を注射しましょう、ということになりました。
確かに血液検査の結果を見ても白血球も異常に高いし、この9月に発熱して検査したときは15歳とは思えないくらいいいですね、と
お墨付きをもらっていたのに、今回は肝機能、腎機能ともに悪くなっていて貧血も起こしていました。
(朦朧として立てなくなったのは貧血のせい?)



病院の待合室で、看護師さんが冷たくないように床に大判のバスタオルを敷いてくれました。
画像ではわからないけれど、ラルフのマズルの右側はこの時はだいぶ垂れています。


顔の右側(画面左側)が頬から耳の下あたりにかけて腫れて顔の形が変わっているのがわかりますか?

帰宅後しばらくして薬が効いてきたのか、夕方には朝と違う犬じゃないかと思うくらい復活
顔のむくみもだいぶ取れて、食欲もいつもどおりに戻るほど元気になりました
でも腫瘍の大きさは相変わらず・・・小さくなることはなくても、せめてこれ以上大きくならないでほしい・・・。


あんなに大きな腫瘍が喉にできてしまったら犬だってきっと不安だよね。
近頃こんな笑顔を見せてくれなくなってしまいました


来月も、元気に美味しい月誕生日が迎えられますように

お風呂に入って病院

2012年12月17日 21時47分37秒 | ラルフ
先週の暖かかった日に、ラルパパがラルフをお風呂に入れてくれました

ら:「もう出るです

          
          おかげでブラシをかけてもすぐに束になっていた胸の毛もサラサラ~



歳をとって、以前のように1時間以上のシャンプータイムがかなりの負担になってきたので短時間で済むように
泡切れ良くて、乾きが早いリンスインシャンプーを使うようになりました
そろそろウォーターレスシャンプーも準備した方がいいかなー・・・。


きれいになったところで、この日は薬と経過を診てもらいに病院へ。
今は10日に1回くらいのペースで通院しています。

ラルフの肥満細胞腫は、ピンポン玉くらいだったものがこの1ヶ月でテニスボールくらいになってしまいまいました
でもラルフ自身は食欲もお散歩に行きたい意欲も変わらずに元気で、体重も1キロ増えて28.5キロでした。
腫瘍は顎のすぐ右下にあるので、あまり大きくなると食道や気道を圧迫してしまうのではないかと心配です。
先生との相談で、もしもこの先腫瘍が大きくなって生活に支障がでてくるようであれば、その時は抗がん剤も考えましょう、と
いう話をしました。
とにかく辛くないように、苦しくないように。
ラルフの毎日が「今日も楽しくて美味しいもの食べて、HAPPYな一日だった
ラルフがそう思えるような、そんな日が一日でも長く続きますように



    ある日のわんごはん    



馬肉・かぼちゃ・ヨーグルト・フード少々・すりごま・オリーブオイル・発酵パパイヤ・緑茶海藻粉・サプリメント


馬肉・かぼちゃはちみつがけ・すりごま・発酵パパイヤ・オリーブオイル・緑茶海藻粉・鮫軟骨パウダー・サプリメント


ローレンとルーセント

2012年12月11日 13時11分00秒 | ラルフ
朝晩の散歩で時々会う、近くの高級老人ホームにお住まいのウォーキング中のご婦人。
とても犬好きのようで、会うたびにラルフとルークを可愛がってくれます。

いつだったか、名前を聞かれた時に「ラルフとルークです」と言ったら、

「ラルフローレンのラルフと、ルークは忘れちゃいそうね、ルーちゃんでいいわね。」と
覚えていてくれて、
それから時々お会いすると「えぇ~、っと、ラルフローレンのローレン・・・あ、ちがう、ラルフよね、ルーちゃんね。」
って感じだったのですが
いつからかラルフローレンの下の方の名前「ローレン」とルークはなぜか「ルーセント」と呼ばれるようになり、

「ロ~レン、元気でよかったわルーセント!ルーセントは寒いほうが好きよねぇ~」という感じ(笑)

その度に訂正するのもかえって気の毒みたいな気もするし、面倒なのでお散歩で会って声をかけてもらうと私も
「は-い、こんにちは~」と言ってしまいます

なので、今もそのご婦人にとっては「ローレンルーセント」というちょっとオサレな名前のラルフとルークです




「こんにちは。ラルフ改めローレンです。」

                        
                        「どぅも。ル、、、ルーセントです。」


萬斎 in セルリアンタワー 12 を観る。

2012年12月08日 20時44分45秒 | 萬斎
12月6日      注:文章長いでーす。狂言ネタでーす

今年も行ってきました、萬斎inセルリアンタワー

今回は狂言観賞初めてのべっちさんをお誘いして、いつもよりちょっとオサレしてクリスマスイルミネーション輝く12月の渋谷へ

会場のセルリアンに着いてみれば、こじゃれた妙齢の奥様お姉様たちがロビー内にあるカフェで開場までくつろいでいたりするわけですが
今年は映画「のぼうの城」で萬斎さまテレビに出まくっていた効果なのか10代~20代の若い女性小娘のみなさん百萬年早いですわよ
の姿も多く見受けられました。


萬斎inセルリアンタワーといえば、上演前に萬斎さまの狂言解説とゆる~いトークがあり、
質問コーナーもあったりするわけですが曲の解説途中にこの夏上演された「藪原検校」の話がでて「男が女を弄ぶ、」という言い方をするけど
その逆の場合は女が男を「拐かす(かどわかす)」って言いますよねぇ?
って、お客に逆質問してましたけどそれは「誑かす(たぶらかす)」じゃね?との指摘が見所のあちらこちらから聞こえていたのが笑っちゃいました
「拐かす」って「誘拐」ですよねぇ?
萬斎さま誑かして拐したくなりました

こんな感じでセルリアンタワーの公演ではけっこう観客と近い感じでお話される萬斎さま。
前日に1泊4日というハードスケジュール、マレーシア、クアラルンプールでの公演から帰って来たばかりでねー、とか。

まぁ大体は今年1年こんなことがあったとか(そんなこと知ってるよ)、どこそこの公演でこんな面白いことがあったとか(その公演行ったわよ)、
来年のスケジュールをこっそり教えてくれたりだとか(来年も追いかけるわよ~)←ほとんどストーカー

それからテレビ出演が多かった中ある番組で、牡蠣がお好きということで築地のオイスターバーで白ワイン片手に美味しそう~な牡蠣を召し上がりながら
映画の宣伝されてましたが、実はお腹いっぱいなのにけっこう強引に牡蠣を食べさせられてちょっと拷問みたいだったとか・・・。
なんかねぇ、あんまり食べなさそうですもんね、萬斎さま。シャンパンのみで生きていそう

そんなような内容で相変わらずの萬斎ワールド、あっという間の30分。
そして「狂言は観客もインスピレーションを働かせながら前のめり気味で観てください。」とも仰っていたので
今回前の方の席が取れなかったので(6列目)言われたとおりの前のめりで、背筋は真っ直ぐ(シャキーン)。
萬斎さまからは2列目くらいのインプレッションだったんじゃないかって感じの前のめりで解説の30分、ガン見してました(←甚だ迷惑)





さて、この日の番組一曲目は 「磁  石」

すっぱ    石田 幸雄

田舎者    中村 修一

宿 屋    内藤 蓮

  後見   高野 和憲


あらすじ

遠江の国の田舎者が都へ行く途中で、見物をしているとすっぱが田舎者に近づいてきて、自分が都を
案内してやるという。田舎者は丸め込まれて宿屋まで連れて行かれる。
すっぱは宿屋の主人と人身売買の話をまとめるが、それを田舎者は一部始終聞いてしまい
翌朝、田舎者は先回りをして宿の主人を騙して金を受け取って逃げる。
それに気がついたすっぱは、宿屋の主人に刀を借りて田舎者を追いかけ、
田舎者を捉えて刀を振り上げると田舎者は、咄嗟に大口を開けて刀を飲もうとする。
苦し紛れの田舎者はその場の危機を逃れようと、なんでも自分は、「磁石の精」であると田舎者は言い出す。
すっぱが刀を鞘におさめると目を回して倒れてしまい、慌てたすっぱは、田舎者のそばに刀を置いて、
なんとか治してやろうとするが、田舎者は刀を奪って逃げていく。


「すっぱ」というのは悪戯者や詐欺師のことで演じるは「Mr狂言」石田さん。
石田さんの周りには観ている自分がインスピレーションを働かせなくても周りの景色や季節や時間帯までもが見えてくるようです。
すごい存在感、と思えば出番がないときのそこに居ながら存在感を消す、その切り替えは狂言師のなかでもスゴイ!と思います。
田舎者役の中村修一くんに宿屋の内藤くん、ちょっと前までは幼さが残る顔立ちでしたがお二人共立派な?イケメンくんになりました。
しかも中村くん謡もお上手。声も萬斎さまにちょっと似てるし、先が楽しみですなぁ。
面白かった~

それにしても「磁石の精」ってすごい発想
どんな思いつきだよっ。とつっこみいれたくなります



さて、15分の休憩を挟んで次はいよいよ萬斎さま登場

「鈍 太 郎」

鈍太郎   萬斎さま

下京の妻  深田 博治

上京の妻  高野 和憲

  後見  内藤 蓮


あらすじ

三年ぶりに西国から戻った鈍太郎は早速下京の妻(正妻)と上京の妻(愛人)のもとを訪ねるが
三年の間手紙の一つも書いていなかったので下京の妻に戸を開けてくれと言っても三年も音信不通であった鈍太郎が今更
帰ってくるはずもないといって戸を開けようとしない。
そればかりか三年の留守を待ちかねて、既に棒使いを夫に持ったといって鈍太郎を追い返してしまう。
怒った鈍太郎は、上京の愛人は心が優しいから、といって上京の愛人を訪ねるが、上京の女も
さては近所の若い衆が自分をからっかっていると言ってやはり戸を開けてくれず、
こちらもすでに長刀使いを夫に持ったので、夫に追い払わせるぞと怒って取り合わない。
予想もしていなかった女たちの対応にすっかり怒ってふてくされた鈍太郎。
女二人に捨てられて行くところもなく、どうしようもないので出家して諸国行脚にでてやると言い出した。
ところが下京の妻も上京の妻も追い返した男が本当の鈍太郎ではと思い直し、二人は互いを訪ね、道で行き会う。
どうやら本物の鈍太郎だったらしく、しかも出家しようとしていると聞いて二人は慌てて
道で待ち伏せして鈍太郎を見つけ、出家をしないでほしいと必死に説得するがすっかりへそを曲げた
鈍太郎はなかなか承知しない。
しかし二人の女の説得に、鈍太郎は互いに喧嘩をするなとかひと月を前半は愛人、後半は正妻のもとに行くだのと
色々注文をつける。
今だったら「何勝手なこと言ってんだ、このチャラ男!」と言われそうな条件なのに女たちは条件を飲み鈍太郎の言いなりになる。
挙げ句に女たちに手車をさせその上に乗り、お囃子をさせて得意満面にかえっていく鈍太郎。 

この曲、萬斎さまの母上はお嫌いな曲だとか。
確かに正妻と愛人が協力し合って出家しようとした男を思いとどまらせたり、その上こんな条件つけるって昔の女性はずいぶんと寛容だったんでしょうか(^^;

最後にに幕内に入って行く時は本当に女二人(って実際は萬斎さまより体格の良い男二人ですが)の手車に乗って萬斎神輿状態なわけですが
その時のお囃子が

鈍「こ~れはだ~れが 手~ぐるまっ

女たち「ど~ん太郎ど~の の 手~ぐるまっ」 

これをけっこうしつこく謡うんですが、その時の鈍太郎の動きとか女たちの「微妙~・・・」とも感じ取れる表情が
本当に面白くて笑いすぎて涙目になりました




狂言観賞初めてのべっちさんも楽しんでいただけたようでよかった~ヽ(;▽;)ノ  



今年最後の狂言鑑賞(萬斎鑑賞ともいふ)、もカラッと笑えて楽しゅうございました~

来年もたくさん行けるといいな~
えぇ、ワタクシ萬斎マニアですが なにか?












う~に~ちゃんとHappyBirthday♪

2012年12月05日 21時57分40秒 | ラルフ
11月某日午前中、ラルフにステキな贈り物が届きました
その1時間後、うにまいすさんご夫婦がジャンボう~に~ぐるみちゃんを連れてラルフの15回目の誕生日を
祝いに来てくれました

「みなさんお元気~?う~に~ですよ



ラルフ!今年のお誕生日はスペシャルだね

そして途中からご近所のゴル友であってワタクシの萬斎をドコまでも追いかける会に強引に入会させられているYちゃんと7歳の女子ゴルデイジーも
遊びに来てくれました(デイジーごめん、写真が無いよ~

ラルフ、ルーク、デイジーで頂いたバースデーケーキをルークとデイジーはイリュージョン並みの速さで秒殺、早く食べたいけどゆっくりじゃないと
食べられないラルフで美味しくいただきました~


ウニの形をしたう~に~帽をかぶったう~に~ちゃんとまだカタチあるケーキ

ラルフ、みなさんにお祝いしていただいて本当にシアワセな15歳を迎えられたね

「うにまいすさん、ありがとう

うにまいすさん、旦那さん、ケーキを作ってくださったマリンママさん、ありがとうございました
この冬も元気に乗り越えるぞー


さて、ワンコ達も美味しいものを頂いたので、ワタクシたちもお昼にしましょうということで、手前味噌ですが
今年80歳になったラルママ父がほそぼそと営む(笑)金目鯛と地魚の店へとご案内しました。
自分ちなので写真はないです(^^;

そんなことで、ゴールデン、大型犬好きが集まれば犬の話は尽きないのですが、うにまいす家ではひとりお留守番している猫のまいすくんが待っているので
夕暮れ前にうにまいすさんたちは帰途に向かわれました。
また近いうちにラルルーに会いに来てくださいね、と約束をして。





おまけ

マトリョーシカう~に~ちゃん


鎌倉で萬斎

2012年12月05日 20時35分52秒 | 萬斎
11月16日、長谷にある鎌倉能舞台で「県民のための能を知る会」を観てきました。

昨年も同じ能舞台に行ったのですが、どちらかといえばお能がメインな会で狂言は一曲。
なのに何故に毎年指定席取ってまでいくかというと。

何処の舞台よりも近くで萬斎さまが観られるから。
今回も萬斎さまに目を逸らされるくらいガン見してきました
去年も書きましたが、鎌倉能舞台って少しこぶりなんですよ。
見所(けんしょ)も二〇〇名くらいでいっぱいだし、最前列と二列目は座布団席ですが舞台までほんと、近いんです。

で、今回も正面二列目のほぼ真ん中席ゲット、手を伸ばせば萬斎さまに触れちゃうんじゃないかってくらい近いです。
おさわり厳禁ですけど



今回の曲ですがお能は「天鼓」

物語としては天才少年楽人「天鼓」が天から降ってきた鼓を差し出せとの勅命に背き、殺されてしまい、
それきり鼓は鳴らなくなってしまったのを天鼓の父親が参上して鼓を打ったところすばらしい音が鳴り
それに感動した帝が天鼓を処刑した場所で盛大な音楽葬で弔うと天鼓の亡霊が現れて喜びの舞を舞って
夜明けとともに消えてゆく、という内容なのですがどうも「能」って亡霊がよく出てきてなんとなく暗いイメージがあるし・・・
動きもあまりないのでたいてい寝てしまいます(^^;
寝ないように我慢はしてるんですが、毎回、二列目真ん中あたりでがっつり居眠りこいてますzzz




さてこの日の狂言、演目は 「栗 焼」

太郎冠者  萬斎さま

主     岡 聡史

後見    村井 一之

あらすじ
主人が太郎冠者に叔父から四十個の栗が届いたが、と相談すると太郎冠者は、
「しじゅう(始終)末代まで仲良く」ってことではないかと判ずる。主は大いに喜んで、
客に栗を振舞うので栗を焼くように命じる。
台所で太郎冠者は栗を焼き始めるがあまりに栗がうまそうである。
客に味を尋ねられて答えられないと困ると言い訳をして、ひとつ食べてみるとあまりに旨い。
止まらなくなってまたひとつ、またひとつと食べるうちに全部食べきってしまう。
全部食べてしまったので、主人に竈の神夫婦と三十四人の公達に栗を上げてしまったと嘘を吐く。
それでは数があわないので、残りの四つを主人は太郎冠者にもってこいという。
太郎冠者はひとつは虫食いで、三つは逃げ栗、追い栗、灰まみれにしてしまったと答えて
嘘がバレて主人に叱られる。

栗を焼いて一つ手に取ったときの太郎冠者の「あちあちあちあちあちあちーーーーーっ!!」というお約束のリアクションが
萬斎さまがするともう、チャーミングなことこのうえないわけですよ
栗焼は初めて観た演目でしたが、おもしろかった~
萬斎さま今日もステキだった~
えぇ、もぅほっといてください。ワタクシ萬斎マニアですから。




12月も行っちゃうよ


のぼうの城 を観る

2012年12月05日 20時04分31秒 | 萬斎
日にちが前後してしまいますが、11月6日、萬斎さま主演の「のぼうの城」を観てきました。

以前からこのブログを見てくださっている方は思い出していただけるかと思いますが、ワタクシ、萬斎好きが高じて
この映画のエキストラに申し込み、友人のYちゃんとはるばる山梨県まで行って撮影に参加してまいりました((笑))
銀幕デビューなワタクシたち、映画の最後の方にチラッと映っていたような、いないような(^^;

そんなわけで、萬斎さまと共演なワケですよ(←勘違い)

まだ上演中なので詳しくは書きませんが、2時間半の上映時間でしたが終わると「もう終わり?」と感じるくらい、
飽きさせない内容です。
しかも実話で後味良い終わり方です。
あと2回は観ようと思っています。

まだ観ていない方は是非っ。

「もう見たよ」という方はもう一回、是非っ。



当初は2011年秋公開予定でした




のぼう様大好きな農民のみなさま
この中のどこかにワタクシとYちゃんが居ます