少し寂しい。

近頃のラルフ、めっきり老化が進んできました。

このところ、家の中でも私やラルパパの姿が見えないと不安そうな顔をして
きょろきょろと辺りを捜すので（狭い家なのに(^^;）

「ここに居るよ。」

と少し大きな声で呼びかけたりしていたのだけど、この数週間は外から帰ってきて
玄関を開けても気づかないし、散歩で農道を勝手に歩かせていても
少し前の頃なら呼べばすぐに来たのに私が走って行って呼んでも全く気づかない。
スーパーやコンビニのビニールのがさがさ音にも反応なし
どうやらだいぶ耳が遠くなった、というよりほとんど聴こえていないようです。

以前実家にいたシェパードの雑種の「銀ちゃん」は亡くなる歳の１８歳半まで
耳も聴こえていたし目も見えていた。
先代ピレのボブは１３歳半で外耳炎を患っていたけれどちゃんと聴こえていた。
犬種や固体の差はあれど、こんなにも急に聴こえなくなってしまうのだろうかと
ラルパパとふたりで少し凹んでしまった。

だってラルフの耳には私たちの呼ぶ声がもう聞こえない。

ラルフだって徐々に聴こえなくなったのかも知れないけれど
いつも自分を呼ぶ声やルークの吠える声、
大好きなおもちゃのきゅーきゅーなる音なんかが聴こえなくなってしまったのは
きっと不安だったにちがいない。
だからきっと家の中にいても私たちの姿が見えないくらいで「どうしたの？」と思うような
行動をとっていたのではないか。


「老い」は人間にも犬にも確実にやってくるもの。
でも犬の、特に大型犬の老化は月単位、１４歳、１５歳ともなれば週単位で
進んでいく。
そんなことは重々承知しているし、シニア犬と暮らしているお友達も
みんな経験していることだけれど、やっぱり少し淋しい






当のラルフは「どや顔」でお散歩


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　今日のわんごはん　　　　　　

　　　

ラルフ：白米と舞茸のおじや・牛赤身・キャベツ・かぼちゃ・さつまいも・ヨーグルト
　　　　オリーブオイル・えごま油

ルーク：おじやの代わりにマカロニ・他同じ

戦国時代へ 其の弐

今日は眠くならない時間帯に更新しよう。そうしよう。



件の「のぼうの城・エキストラ参加」の経緯ですが、ほとんど勢いです。
参加したのは諸々の都合で１７日の一日だけ。
当初は私一人の予定でしたが、近所のおともだちのＹちゃんも巻き込んで
おばさんふたり、珍道中です　

１６日に出発して撮影現場の近くに宿をとり、１７日は朝から日没過ぎまで丸一日、
人生初のエキストラ


さて当日、担当の人に言われた集合時間の朝８時に現場に来ると、
「あら？だ～れも居ませんよ？」



仕方が無いので車を降りてぷらぷらしていると、階段の上のほうから昨日話した担当の人が

「受付は９時からですからもうちょっと待っててくださ～い。」

・・・・・って、あんた。昨日８時って言ったじゃないの。
まぁ、天気も良くて風もカラッとして気持ちいいからいいか、とＹちゃんと時間まで
駐車場とか受付のまわりで時間を潰していると
バス専用の入り口からエキストラらしき人たちを乗せたバスが１台、２台と入ってくる。
後から聞くと、その人たちは北海道苫小牧ロケと今回の山梨ロケのために結成された
役者さんや俳優学校に通うプロのような人たちらしい。
どおりで一般の人たちとは違うのかな～と思わせるイケてるいい人たちでしたよ

その他にも私たちのように車で来たり、駅からお迎えのバスに乗って来た人たちも
到着しはじめ受付開始。
名前をチェックしてもらうと水のペットボトルが入った衣装に合わせた麻袋をもらい、
いよいよ衣装に着替えメイクです

で、出来上がりが「其の壱」の画像のようになり、さらにリアルに本物の泥を
顔や首、手足に塗りたくってもらいます
お見せできるものなら見せてあげたかった！農民メイク！見せられないけど
我ながら似合いすぎだった・笑　（Ｙちゃんもね）

その後は出番が来て呼ばれるまで現地で知り合いになった人たちと談笑したり
写真の撮りっこをしたりしていたのですが、女性一人で参加している人や親子で参加の人、
「エキストラ界のカリスマ」！！（笑）と言われるどこの撮影にも必ず居るという人（すごく面白い人だった）や、
私のように好きな俳優さんに会えるといいな的な目的で来ている人、
はたまたエキストラだけのプロダクションに所属している人など、様々な人たちが
来ていました。

待ち時間の間に出た炊き出しのお昼ご飯。
スタッフさんたちが作っていました。味付けも美味しかったです。






残念ながらこの日は萬斎さまはいらっしゃいませんでした
しかも私たちが到着した１６日、宿に入る前に偵察しに来たのですがそのときは
まだ撮影をしていたとか・・・あぁ、残念

撮影中は待ち時間も長いし、立ちっぱなしで少々疲れましたが本当に楽しくて、
「映画ってこうやって作られるんだ～」という感動もあり、それはもういろいろと書き綴りたいのですが
まだまだ製作中ということで、あまりばらしちゃいけないようです（そりゃそーだ。）
でもこんな体験なかなかできない、勢いだったけど応募して良かった
Ｙちゃん、私の気まぐれに付き合ってくれてありがとね～



現地で仲良くしていただいた農民仲間のみなさん。一揆じゃありませんよ
埼玉からのＳさんとぐっさんのファンになったと言っていた女性の方、
八王子のＹさんと地元山梨のＭさん、ご一緒できて楽しかったです。
ありがとうございました





撮影現場の風林火山館は現在映画の撮影等に使われる以外は閉館中ですが
「黒澤明生誕１００年祭」で１０月いっぱいまでは現存するそうですが、それ以降は
取り壊しになってしまうそうです。
ちょっと残念ですね




参加記念品いただきました

のぼうの城オリジナルドリンクボトルと
意味不明・・・天下一ＣＤですが何か？

戦国時代へ 其の壱

「北条家にも関白にもつかず、今までと同じに皆暮らすことはできぬのかな」



突然ですがみなさん、「のぼうの城」という小説をご存知でしょうか。
私は今年の初めに読んだのですが、思っていた以上に面白くて一度読み終わって
少ししてからまた読み直してしまうほどでした。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
その「のぼうの城」、映画化されることが決まりました。
主演は狂言師の「野村萬斎さま」・・・・実はワタクシ大好きなんですよ
これは絶対に見なければと思いオフィシャルサイトを見てみると
北海道苫小牧と山梨県で映画のエキストラ募集の文字！！


そして気づけば


八ヶ岳　やっは～



山梨県側からの富士山


そしてこんな格好のワタクシ・・・・・いつの間にやら戦国時代の農民になっていました・・・・・


その二につづく～
ほんとは眠くて眠くて仕方ないんだよ


　　　　　　　

☆今日のラル・ルー☆

９月になりました。
暦の上ではもう秋だというのに思わず口をついて出てしまう「暑い・・・。」

我が家の坊ちゃんたちも極力外には出ず、お散歩も朝は５時過ぎ、夕方一度トイレに出てすぐ戻り
、夜は日が落ちてから。
そんな毎日で、たいしたネタもないのですがラルフもルークも元気です

寝てばっかりだけど、私がこっそりアイスを食べようとしたら袋を開ける音で
すかさず起きてきた


「ま・まさかひとりで食べるつもりじゃ・・・」
そんな顔で見てられると食べにくいんですけど・・・ちょっとだけあげますよ





「ふがぁ～～～。」
なんだか苦みばしった顔になってますけど・・・？



ラ・ル「イイコにお座りしましたよ早くアイスくださいな」