ラルフの日記

お星様になったゴールデンのラルフと昨年お空にいってしまったピレのルーク☆
そして現在、3代目のピレ、エルモの毎日です☆

15歳4ヶ月の月誕生日

2013年02月22日 15時04分06秒 | ラルフ
2月20日

おかげさまで今月も月誕生日を迎えることができました。
でも「元気に、」と付け加えるにはいささかヨボヨボな月誕生日でした。

連休明けの12日に5回目の抗がん剤を投与しましたが、その日の夜は
少しだるそうでいつもより鼻血が多く出て、夜中にも「ブシュブシュ」言ってるなぁ、と
気になって見てみると寝ながら鼻血を垂らしていたり、口の中の腫瘍からも出血していたり
見ていてこちらも辛いのだけど、ラルフ、食欲だけは落ちる様子がなく、
「腫瘍もかなり大きくなって重そうだな・・・だるそうに寝ているなぁ。ご飯食べられるかなぁ・・・。」と
思う私の心配をよそに「ご飯だよ。」と声をかけると目を輝かせて、モリモリ食べてくれることが
唯一の「まだ大丈夫。」と思える見た目のバロメーターになっています。

誕生日の夕方のお散歩。ちょっと復活して近所まで歩いてみました。でもカートは必需品

2月21日
ある薬を持ってかかりつけの動物病院へ。
ある薬とは以前、抗がん剤以外の治療法として一応話に上がったイマチニブ。
この薬は人間の白血病の治療薬ですが、数年前からアメリカでは犬の肥満細胞腫にだけはかなりの
効果があるということで、動物の医療機関によっては肥満細胞腫を好発しやすい犬種には
サプリメント的に与えているとかいないとか。
それが日本となるとコストパフォーマンスが非常に悪く、ラルフの体重で一ヶ月約30万。
でも海外のジェネリックだと1ヶ月12.000円くらいなので、個人輸入してみました。
先生には個人輸入したことは事後報告になってしまいましたが投与することについては
もちろん相談のうえ、いろいろとアドバイスを頂いてのことです。
なので、もしも同じような状況で同じようなことをお考えの方がいらっしゃいましたら
かかりつけの獣医師に十分相談してご自分で判断してください。

先生も抗がん剤の効果と投与した後のラルフの状態が2週間に1回から1週間に1回に増えても
あまり変わらないことを考慮されていたようで、
快く飲ませる量やタイミング、副作用についてなどもアドバイスいただきました。

でも即効性のある薬ではないので、もしも効果が表れる前に体調がおかしくなったりしたら
抗がん剤治療に戻すことも考えています。
あとはサプリメントもいろいろ(βーグルカンとか鮫軟骨とか乳酸菌など)飲ませてはいるので
とりあえず、早く効いてきてくれることを祈って、来月の月誕生日にはよい結果がでますように


庭にトイレに出たあと、ひとりで登ろうとする気力はあるんだよねぇ・・・このあと毎回尻餅だけど


体重は昨日の時点で26.5キロ、いちばん調子が悪かった時から1.5キロ増えました


また一ヶ月、いろんなことが起こるかもしれないけれど、のんびりがんばろう






「ボクの出番はいつでしょうか。 フガ」byルーク






今日もニコニコ♪

2013年02月09日 23時21分19秒 | ラルフ
今日の夕方、ラルフのお散歩タイムです。


昼間、また鼻血を出したとラルパパが心配していたので
無理をさせずに家の周りをゆっくり歩いて、大好きなおばちゃんにキャベツをもらって、ニコニコ


夕日に照らされて金色に輝くラルフを見て、私もニコニコ










抗がん剤投与 4回目

2013年02月07日 11時49分18秒 | ラルフ
2月4日

予定の通院日よりも数日早かったのだけれど、前回投与から腫瘍は現状維持どころか大きくなり
鼻血も頻繁に出すようになってしまったので次の手段の相談も兼ねて病院へ行きました。

以前言われた飲み薬は効果も確実ではなくコストパフォーマンスもよくない(ラルフの体重で1ヶ月約30万!)
先生曰く、今の抗がん剤を週に1~2回、結局100回以上投与して2年以上持った子もいます・・・って15歳だし
2年って先が見えないけれど、こうなると選択肢が限られてくるわけで。
いろいろと細かく突っ込んで質問をして、さまざまなパターンを想定して、もしもの時の対処方とか
先生と相談して、
結局、ビンブラスチン+プレドニゾロンでビンブラスチンを週1回投与で話は落ち着きました。
あとは先生の注射の腕を信じるばかり・・・

それから食事について。
先生から聞いた話をもとにネットで調べたり本を読んでみたりしたのですが、

ガン細胞は糖質を代謝する過程で乳酸(運動したあと筋肉痛の元になる物質)を作り出します。
そのために 非常に疲労感を感じるようになります。
作り出された乳酸は 肝臓と腎臓で糖質以外の物質から糖が作られる 糖新生によって
肝細胞内でグルコースになり、エネルギー源として利用されるのですが
この乳酸からグルコースが生産される時にさらなるエネルギー消費があり、
糖質代謝が変化することでガン細胞が獲得するエネルギーはどんどん増え、
そのためガンを抱えた動物はエネルギーを失ってしまうのです。
・・・そういえば、母がガンになった時に読んだ本の中にも同じようなことが書かれていたような・・・よく覚えてないけど 
またインシュリンの働きが鈍くなり、貯蓄された脂肪はどんどん消費されてしまい
体重の減少に繋がるので食事から脂肪の摂取量を増やします。

人間も脂肪の摂取量が減ると血中コレステロール値が低下しますよね。
でもコレステロール値の低下はガンによる死亡リスクを増してしまうそうです。(すでにガンに罹っている場合)

パピーや痩せすぎの子以外は控えるように思われている脂肪ですが、ガンを抱えている場合には充分にコレステロールで
性ホルモンや副腎皮質ホルモンの合成と免疫力の低下を起こさないために必要。

・・・と要はガンのエサとなる炭水化物と高タンパクな食事をやめて脂肪の多い食事にする、ということなのですが
となると今まで与えていた生食の馬肉も高タンパク低カロリーなので控えたほうがいいということなので
鶏のもも肉などに変えて、あとは腫瘍を抱えた子用療法食、ヒルズのn/dも頼んでみました。


ラルフも肥満細胞腫とわかってからは炭水化物はほとんど与えていなかったのですが
高タンパクもあまりよくない、脂肪をたくさん摂る、というのはこの時に先生に言われなければ
わからなかったし詳しく調べなかったし・・・はやく言ってよー。
この10日でラルフの体重2キロ減

でも馬肉はやっぱりパワーが出るし、ラルフも大好きなのでたまにはいいよね

そんなわけで、今月の月誕生日には体力維持しつつ、体重を元に(27キロ)もどせればいいなぁ・・・と思っています。



ラ「うまうまはいくらでも食べますよ」



ルークのつぶやき 2013  vol.2

2013年02月01日 11時12分33秒 | ラルフ

「しろくまファンのみなさん、洗濯物干し場からごきげんよう。今日から2月ですね。
2月1日・・・ワタクシの父母は何かとてつもなく大切なことを忘れているのではないかと思うと
この晴れやかな空とは裏腹に不安に駆られるのです・・・フガ。」

「そう、今日はワタクシの8回目の誕生日。ケーキはいただけるのだろうか・・・。上等なお肉は・・・・
フガ、あまり期待して取らぬ白熊狸のなんとやらになってしまった時のショックは
きっと計り知れない・・・フガ。 ケーキ・・・上等なお肉・・・。」


「余談ですが、スノコが小さいです。体がはみ出てしまうのです。」



そんなわけで、兄弟姉妹のみんな!
               8歳のお誕生日おめでとう




2月1日、ルーク8歳になりました。8ヶ月で我が家にやってきたときは、すでにラルフと同じ大きさ、
体は大きくても、やることなすことまだまだ仔犬。大きな大きなパピーでした

ピレニーズの8歳、いいお歳のハズなんですが、いまだに引き出しを開けて勝手におやつを食べたり、
最近のラルフにやきもちをやいてラルフのベッドを占領したりもするけれど
シニアなんだなぁ。と寂しくもありますが・・・。
これからも、元気が一番、お利口二番で元気に過ごしてね


兄弟姉妹のみんな、元気かなぁ


ルークのお母さん「ローラ」


うちに来て間もない頃、私の仕事場にてラルフにシメられ中
ラルフも若い!


月齢9ヶ月くらい、シメられてもラルフ兄ちゃん大好きな大きな弟


これからもどうぞよろしく