ラルフの日記

お星様になったゴールデンのラルフと昨年お空にいってしまったピレのルーク☆
そして現在、3代目のピレ、エルモの毎日です☆

麻布大付属動物病院 2.

2010年07月27日 23時31分55秒 | ルーク
ルークが先生に連れられて検査室に入ってから2時間半後。
特に興奮した様子も無く、入る前とあまり変わらず検査室から出てきたルーク。
検査室では血液検査、レントゲン、エコー、病理組織検査、が行われ、
「組織検査は、結果が出るまでもう少しかかるので待っていてください。」と言われたので
検査を終えたルークも一緒に待つことにしました。
ルークの口の中は、歯茎の中にできていた軟骨状の組織(と麻布大の先生が言っていた)を採取する為に
腫れていたところが切開されて、二針縫われていました。
表面麻酔はしたのだろうけど、ちょっと痛そう・・・

不安な気持ちと、たぶん大丈夫、という気持ちが交互に巡ってきて小一時間経った頃、
担当の先生が検査の結果の報告にやって来ました。

結果は「うーん、これがですねぇ、わからないんですねぇ・・・。」と先生。

「えぇ・・・?

ここまで来てわからないなんて

最初の診察でもそれらしいことを先生が言っていたけれど、
どうやらルークの口の中に出来たものはちょっと珍しい形らしい。
そんなわけで、取った組織をまた別の機関で更に詳しく調べることになり、
数日間の結果待ちとなった。
帰りの車ではなんだかまんじりともせず、ラルパパと
「悪い病気じゃないことを祈るしかないよね・・・。」と
ため息をついて、痛そうな検査をがんばったルークと、
お友達の家でお留守番していたラルフに馬アキレスと馬肉のご褒美を買って帰りました。


ねむいし~、ハラ減ったし~、つかれたフガ


数日後。
私の携帯に担当の先生から検査結果の連絡がきました。
結果は「良性」
でも今後のことを考えて、以前から出来ていた表面のエプリスも、
件の歯茎の中に出来ていた軟骨状のできものも取った方が良い、ということだったので
少し悩みはしたけれど、手術をお願いすることにしました。

この頃、歳のせいか階段の上り下りやちょっとした段差でけつまづいたり、
日ごろの行動からずいぶんと視力も悪くなったんだな・・・と感じさせる
ラルフにばかり注意を向けていた事に気づき、
いつも元気なルークにこんな心配事が降りかかるとは思いもよらず、
まさに青天の霹靂でありました。


今回はルークのことで、すごく心配してくれていたご近所のお散歩仲間や
前回のブログを見てメールや電話をかけてきてくれたお友達、本当にありがとう。
ご心配おかけしました。

手術は来月なので、ルークの歯茎にはまだぷっくりとした腫れがあるけれど
その他はすこぶる元気です。
暑さで食欲はないけどこれは毎年のことだし手術が済んだら
その経過など報告しようと思います



先日、あまりの暑さで早朝から近所の浜で泳いだ、というより散歩途中に行水した、
って感じでずぶ濡れで帰って来たラルフ。

昔のように遠くまで泳げないけど、海に入るのは大好きです


そして、シャンプーしてタオルでくるまれた





麻布大付属動物病院 1.

2010年07月21日 14時29分17秒 | ルーク
先週末、梅雨明けしたラルルー地方
明けたはいいけど、ちょっと暑すぎやしませんかねぇ

前回の記事で書いたルークの外耳炎はだいぶよくなって、週に2回の通院も先週から
週に1回になりました

そして、「それとは別に・・・」と書いたルークの心配事。
実は外耳炎が治らないから病院を換えよう・・・と思ったタイミングで、ルークの
上顎の歯茎に1センチ強のしこりを見つけました。
それはいつものように、何となく私の側に来たルークの頭や顔を
「イイコイイコ」と親ばか丸出しで撫で回していた時に
マズルに何となくいつもと違う感触をおぼえたのがきっかけでした。
「あれ?」 っと思い、その感触のあったあたりを見てみると、右の上顎の
犬歯の少し後ろにやっぱりしこりのような腫れのような
ぽこっとしたものがありました。

口の中のできものはちょっと嫌な感じがしたので、翌日すぐに病院に行き、
細胞をとって診てもらうと
この「腫れ」自体は液状腫瘤で、悪そうなモノは出てこなかったけれど、その奥に
骨にくっついてる硬いものがあり、それが何なのか・・・と先生も首をかしげるもので
まずは炎症止めの薬を一週間飲んで、症状がなんら変わらなかったらもう少し詳しく
調べましょう。ということになり
1週間後。
薬を飲んでいたにもかかわらず歯茎のできものは治まるどころか
2センチ程に大きくなってしまい、詳しく調べることになりました


ところが「コレ。」という診断結果が出ず、今後するであろう検査やもしやの手術、
超大型犬の全身麻酔のリスクを考慮して相模原にある
麻布大付属動物病院の腫瘍科を紹介していただきました。


初めての病院、病を抱えたたくさんの犬たち、猫たちが飼い主さんと
出入りする入り口付近をじっと見ながら診察を待っているルーク。

30分ほどで名前を呼ばれ、診察室へ入ると二人の先生が居ました。
今までのことをお話して、そのあと先生からこの日行う検査の内容と時間を
説明され、10時前の時点でだいたい午前中いっぱいかかるということでした。


つづく