傘を持つ女

明日天気になあれ

どんぐり拾いに行きたい

2004年11月03日 | 傘を持つ本人
午後家族4人でウォーキング一時間。公園は苦手とかいいながら、公園でどんぐり拾いする。
雨が多かったせいか地面が湿っていて、芽が出ているどんぐりがたくさん。
汚れているものも多くて少ししか拾えなかった、がっかり。

九州の田舎に住んでいた頃、当時は幼稚園の先生をしていたのだが、毎年同僚と車にバケツ積んで山にどんぐり拾い。山の中のどこにたくさんあるのか田舎には詳しく知ってる人がいるものなんだよね。
そして踏み荒らされていない山奥のどんぐりの大きくてつやつやして美しいこと。夢中になってバケツに何杯も拾った。そのとき気分はまさに原始人。(笑)
また次週は別の場所で別の種類のどんぐりを探す。まるで熊みたいだけど、珍しい種類のどんぐりの木を見つけると、ホントに嬉しかったものだ。
拾ったどんぐりを持って帰ると、ザルに上げて洗って鍋で煮る。中から虫が出てこないようにするため。これをやらないと、部屋中小さな虫クン達が這い出して悲惨な目にあう・・・
このどんぐりの実は炒って食べたり、クリスマスの飾り、お正月はどんぐりゴマ、ままごと遊びの具材、ワッペンの飾りと使われ、春になる頃にはきれいになくなってしまった。
あ~また時間を忘れてどんぐり拾いに行きたい

今年はどんぐりが不作で山の熊がお腹をすかせているらしい。山の熊もきっと、どこにたくさん落ちてるか知っているだろうから、「あぁこの木も今年は不作だ」「こっちも少ない・・・」と探し回ってがっかりしていたんだろうな・・・人里に下りてきた熊のニュースを聞くと可哀想になってしまった。