傘を持つ女

明日天気になあれ

あーやっぱりこんなんじゃない・・・

2004年11月30日 | 傘を持つ家族
積み木でクリスマスツリー第3弾!
息子H(兄小3)作。

私と息子S(弟)が作っているところに後から来て作り始めたH。
自由奔放な弟Sに比べ、何事も型にはめたがるタイプのH。私は内心「しまった、私達の作っているものを見せる前にHに作らせるべきだった・・・」と。人の作ったものを見てしまうと、なかなか自由に作れない。Hは初め私が作っているものを無意識に真似て作りだしたものの「あーやっぱりこんなんじゃない・・・」と壊し、全く違う写真の作品を作った。
ツリーのイメージとは程遠いけど、タイトルは「サンタハウス」
正面は6つの部屋に分かれていて、壁の裏側に同じようにまた6つ部屋があり、それぞれの部屋に人形やオーナメントが飾ってある。ポイントは、明日届くはずのレゴのアドヴェントカレンダーに毎日一個ずつ入っているオーナメントをサンタハウスの部屋に飾る、つまりコレクションケースの役目を持たせたいわけ。

真四角の几帳面さがHらしく、でも結構オリジナリティにこだわった?ところが彼なりの成長を感じさせる作品。そして、また今夜になってサンタハウスは大リフォームされた。(近日公開予定)
積み木マニアであるとともに、レゴファンの我が家に「アドヴェントカレンダー」が明日届きレゴも我が家のクリスマスに参入予定。これも後日アップします。

なんかこの「積み木でクリスマスツリー」ってこんなに毎日ダラダラ続けるのってどうなのよ?面白いかなぁ?と悩みつつ・・・でもここ数日「ツリー効果」か「小津先生効果」か分からないけど、アクセス数が通常の倍に跳ね上がっているので、迷いつつ落ち着かない気分でブログ更新・・・

は?へ?ほぉ~

2004年11月29日 | 傘を持つ家族
積み木でクリスマスツリー第2弾!
制作は傘を持つ女本人です。

昨日アップした息子Sのツリーでは KAPLA(カプラ) 本来の特性が伝わらなかったかも?と思い、今日は独創性はないが典型的?なカプラっぽい作品をアップします。
カプラはそもそもたくさんのピースを使い大型の作品を作るのに適しています。たくさん積んでもピースが引っ付きあう感じで滑りにくいし、多少乱雑な積み方をしても壊れにくい大らかさが気に入っています。

今週はアドヴェント第一週目なのでろうそくは一本。毎週一本ずつ増えていきます。
このツリーのポイントは取り合えずオーナメントを飾り易くて壊れにくい・・・実用重視型。
今日うちに電気工事の業者さんが入ったんですが、このツリーを見るなり「こ、これは何です???」と驚いて、クリスマスツリーだと知らせると「は?へ?ほぉ~」と戸惑いを隠せない短い感想をくれました。(笑)

レアでノーマルでロマンチックな

2004年11月28日 | 傘を持つ家族
今日からキリスト教でいうところのアドヴェント(クリスマスを待つ4週間)の始まり。この頃からクリスマスの準備を始めます。

我が家にはクリスマスツリーが無いので毎年子ども達と一緒に積み木でクリスマスツリーを作って飾りつけ。私が「積み木マニア(?)」なので、家にはいろんな種類の積み木がたくさん。毎年色んな積み木で作るのだが、今年はカプラというフランスのお城の復元の設計に使われた積み木(素材は松)がいいだろうという事になり、息子H、息子S、私とそれぞれのツリーを作った。積み木ツリーは、突然ガラガラと崩れたり、埃かぶって汚くなったり、息子達の友達に「何これ?へんなの、壊していい?」ベチャ・・・とあっけなく壊されたり、クリスマスまでに何度も作り直される。ツリーのハズがベーブレード場になったり、トミカの街になったり、ただの木片置き場になったりと、あまり見栄えのいいものじゃないけれど、毎年の子どもたちの成長とともに変化して、思い出いっぱいなのだ。クリスマスまでの間、できる限りツリーの進化?をご紹介したいと思っています。

今日のツリーは、息子S(弟、小1)作。
数年前ハマッて集めたチョコエッグの動物達の「どうぶつツリー」
ポイントは「最愛のカメを一番いい場所に」。
写真を撮った後、ツリーの下に聖歌隊人形セットが並べられ「讃美歌を聴きながら動物達が眠るんだよ。これってレアでノーマルでロマンチックなツリーでしょっ」だそうです。
?????

僕が君を見ている

2004年11月27日 | 財前さん
ドラマスペシャル「さよなら小津先生」良かった。
録画を見てたら息子Hがイチイチ人差し指立てて「マサにガスだね!」東京ガスのCMのマネは止めてくれ~
財前さんのショートボブに「新米・・・ですから。」っていやぁこれはツボでした。

財前ウォッチャーのわたし的には、彼女が出演したここ数年のドラマの中で作品として一番良かった。もともと連続ドラマで3年ほど前やっていた当時の「さよなら小津先生」も大好きだったが、
今回田村正和さんと財前さんのシーンは見応えあったし、登場人物の成長が丁寧に描かれていたと思う。キャラクターの確立した他の先生達と財前さん演じる静子先生との絡みが楽しめた。
静子先生がずーっと溜めに溜めて心を閉ざしていたのが、クミを引き止めるシーンで変わるところと、その後の小津先生の「答えてくれなくったっていい、僕が君を見ている」と言うシーンは見せ場だったのでしょうが、本当に素敵なシーンでした。
途中からは静子先生が銀行に戻るか学校に残るか?が気になって。そうなってよかった、と素直に感じました。
静子先生の気持ちが足元で表現されていたのも西谷監督のこだわり?ハイヒール、スリッパと心情によってそれぞれ違う表情の足元のシーンがいくつもあり、特に体育館でクミに初めて向き合った時は裸足。さすがだなあ、と見とれていました。

大島ミチルさんのBGMはどれも素晴らしかったんですけれども、エンディングにaikoの「おやすみなさい」が使われなかったのは残念でしたね。
財前さんの役名の「郷田静子」って何とかならなかったんでしょうか?(笑)ゴツすぎませんか?

あんなに長い間娘を虐待し続けてきた母親が、人前であんなに簡単に自分のしてきたことを認めるなんてありえないなぁ、と思う。しかもその後、母娘ふたりで暮らすなんてどんなにか困難な成り行きになるか、と他人事ながら心配してしまうところだ。それで解決した風に描くのは現実離れしてる。現実的にすると、あまりに救いが無さ過ぎるのであんな終わり方にしたのかなぁ?
「私よりお母さんの方が可哀相だった」と思えたクミはきっと一人で生きていける強さを感じました。それだけではダメだったのかな?

学校はそこまで「生徒の家庭のことまでは踏み込めない」と遠慮している場合でしょうか?クミが自殺未遂を起こした時点で児童相談所に報告するべきだし、警察に通報してもいいのでは?現実、虐待のケースは千差万別で一概に言えませんが命に関わる場合は親元には帰せないと思うのだが。
私の知る虐待のケースの中でもネグレクトは発見が本当に難しい。乳幼児では分かり易いだろう?と考えがちですが本当にうまく周囲に分からないように行われるし、子どもは自分が悪いと思い込んで話さない。虐待は身近な問題なのでいろいろと考えさせられる内容だった。

2時間では短すぎで勿体無かった。ネグレクトのテーマや女子バスケ部のそれぞれの生徒達のエピソードももっとじっくり見たかった。
財前さん、主役やかっこいい役、華々しい役ばかりじゃなくていいですから、これからも本当にいい作品に巡り合って下さい。

酔えない

2004年11月26日 | 傘を持つ本人
ここ2週間近く、電車の中でも歩きながらも料理しながらも布団の中でも悩み続けている。
来年度の仕事のボリュームをどうするか?今年度はおばあちゃんを精神的に支えるのが一杯で、随分仕事のボリュームを軽くした。脱サラ後の夫Mの仕事もまだまだ軌道に乗らない。本当はもっと働かないと。ただ保育園のシフトの早番遅番はまだ無理。となると他の職を探すべき?今の仕事が大好きで折角来年度の育児支援事業の拡大が決まったのに途中で抜けたくない。でもそんなに固執するほど待遇がいいわけでもない。年齢的にもここ1、2年で方向を定めたいので焦る。でも実家の両親の健康状態が気がかりでもあるから、あと数年は身軽にしておいた方がいいのか?

考え出すと堂々巡り。子どもたちがスランプで「学童に行きたくない」なんて言いだす日には、私のほうこそどうしていいか分からなくて困り果ててしまう。コレだけ悩んだらもうどうなっても後悔することもないか、無理になったら辞めてしまえばいいか、今まではそう思えたけれど家族や周りの人のことを考えたらそう簡単には結論が出ない。でもまあ、今日はこの辺にしてドラマでも見ることにしよう。(笑)

今話題の(?)ビールテイスト(アルコール分0.1%未満)炭酸飲料というヤツをGSでもらったので夕飯に飲む。うーん、なんだ?これは!「発泡酒はそんなに悪くないか」という私でさえ、これはまず~い!何となくヘンな甘みが残る。開けて数時間経ったビールみたいな味だ。酔えない。アルコール0.1%未満なんてなんて中途半端なの・・・まるで悩んでる私みたいだ・・・

何にも触れたくない!

2004年11月25日 | 財前さん
何にも触れたくない!
そろそろ右手の指紋&掌紋が無くなってきた。
ちょっと気を抜くと、持っているお茶碗やコップや鍵をツルツル落とす。
北風が吹くとプチッ、寒くて握りこぶしを作るとプチッ、お湯で洗い物をするとプチッ・・・指の皮膚が小さく裂ける。テーブルやハンカチやノートやなんかにアレ?血が・・・ちょっと描写がしつこいか(笑)そう、秋も深まり冬の気配が近づくこの季節は手荒れの季節。
家事も保育園の仕事も水を使うことばかり。クリームや薬やワセリンをいつも塗ってバンドエイドをペタンコして手袋もはめて・・・また水を使っての繰り返し。さらに指先の痛みは四六時中気になって気になって。さらに静電気を帯びた体質なので、ドアノブとか何かに触れるたびに指先に緊張が走る。10本指が全部むき出しの神経になったようなこの季節、あぁ憂鬱・・・

さて明日26日夜9時からフジテレビ系で「ドラマスペシャルさよなら、小津先生」というドラマがあります。
財前直見さんが出演しますので、是非見てください!
ドラマが始まる前っていつも入念に情報チェックしたりするんですが、今回は全然番組宣伝とかも見ていないので、ドキドキしています。財前さんがおかっぱ頭で出られるということでどんな雰囲気か予想もつきませんが・・・取り合えず朝昼の情報番組類も要チェックしなきゃ。
今日のヨン様来日のニュース見てたら、追っかけマダム達が泣いたり笑ったり大騒ぎしていましたがアレを見て少し安心。「あのくらいの年齢になっても(?)まだああゆうことしてもいいのね~。私なんかまだまだヒヨッコだわ・・・」と。

オニイチャンおめでとう!

2004年11月24日 | 傘のまわりで
地下鉄降りて職場までの道、毎朝同じ時間、同じ顔とすれ違う。

「どっかで会ったよね?おばさん」
多分この人は、私の最寄り駅近くの商店か?病院の受付か?銀行か公共機関の受付か?の人という目星まではついてるんだけどだ、どこの人かが思い出せずに早一年・・・毎朝「誰だっけな~?」と悩んで思い出せず。多分この先も毎朝「誰だっけな~?」と悩み続けて思い出せない、そんな気がする・・・

「おててつないでラブラブ出勤カップル」
高校生ならいざ知らず、結構いい年(ぽい)カップル(夫婦?)なんだけど、毎朝体を密着させ互いの手を絡ませて(朝なのに)見つめ合い、ささやき合いながら完全二人の世界。なのに超急ぎ足で歩くこのふたり。遠くから見たら運動会の二人三脚みたいで(笑)。でももう一年以上も毎朝やってるのはかなりスゴイ、羨ましいぞこのっ!いつまでやってるか見届けなくては。子どもが生まれたらウチの保育園の育児サークルに絶対来てね!

「足骨折オニイチャン」
高校生だと思うんだけど、かなりひどい怪我だったんだね。始めの頃は松葉杖も不慣れで歩くのが遅く、かばん落としたりして可哀相だった・・・でもさすが若さ、段々松葉杖捌きも板について上手に歩けるように回復してるね~と思っていたら、今日なんと松葉杖なしで元気に歩いていた!思わず「オニイチャンおめでとう!」と声をかけそうになっちゃったよ。

毎朝同じ顔とすれ違う、日々変化もあり。

「勤労感謝の日」じゃなかったっけ???

2004年11月23日 | 傘を持つ家族
やはり先週末旅行に行ってしまったツケは大きい・・・
午前中は夫Mの仕事関係の来客ということで家族総出で片付けと掃除と溜まりに溜まった家事に励む。正午にはお客も帰り、さて息子Hの誕生日のプレゼントとして3ヶ月前から約束していた自転車を買いに。ところが書くと長くなるので省略するが、息子Hの意向を無視して別の店に行く事を夫婦で決めてしまい、著しくHの機嫌を損ねる。ついに反抗的な態度のHと私は路上で激しく言い争いに・・・あーぁまた(!)やってしまった・・・夫Mも珍しく怒っている。元をただせば私と夫が悪いんだが、夫がその事を認識しないというのも腹が立ち3人が互いに腹を立てあうというムチャクチャ険悪な事態に・・・「ちょっとこれは頭を冷やそう」という事になって、夫と息子は公園へ。私は一人で食料品の買出しにスーパーへ。
スーパーで買い物を済ませてふと出口を見ると、我が家と似たような構成の家族がガンガン言い合いしながら(というか夫婦で息子達をガンガン叱りながら)猛スピードで歩いていくのを目撃!
「あーあ、私もあんな感じだったんだわ・・・」鏡を見ているようで落ち込む。

その後息子Hも落ち着き、夕方仕切りなおしで自転車を買いに行く。
結局夫婦2人でジメーと腹を立てあうパターンに。でも怒っていても生活できないので、夜にかけて相変わらず溜まりに溜まった家事をひたすら片付ける事に没頭する。
くしょー、今日はゆっくり見られなかった「ナースマンがゆく5話」を見るつもりだったのに!
それに今日はひょっとして「勤労感謝の日」じゃなかったっけ???うーん、疲れたぞ!!!

お腹いっぱいだ~!

2004年11月22日 | 傘を持つ家族
先週末は家族でおばあちゃんも誘って、長野県小諸に泊りがけで温泉&りんご狩り。
夫Mの仕事用にと中古ながらワゴン車に買い替えたので、やっとおばあちゃんも連れ出せるようになった。私は運転が大好きなので夫と交代しながら高速も苦にならないのだが、今回は眠気との戦い。ちょっとスケジュールに無理があったかな?

九州育ちの私はりんごの木が珍しい。小諸は去年初めて訪れてあまりに楽しかったので、去年と同じ宿、同じりんご園へ。今年は時期が少し遅かったのでりんごの種類が違ってサンフジが採れた。りんごを家族で何個食べたか?もう分からないくらいたくさん・・・
その後子ども達がニジマス釣りをやりたがったので、ニジマス釣って塩焼きにして食べた。
この時点でかなり満腹だったのだが・・・

懐古園の入り口(三の門)の脇にある蕎麦屋「草笛」で昼食。
ここの「くるみそば」は、つゆにくるみのペーストが入っている。こくがあって甘くてとっても美味。そばは平たい手打ちそばで、量の多さにびっくり。子どもたちが食べた「くるみおはぎ」も美味しくて、お腹いっぱいだ~!とか言いながら、全部ぺろりと平らげました。また来年も行ってしまいそう・・・

そんなにスゴイですか?

2004年11月19日 | 保育・子育て
同じ保育園の給食のおばちゃん(50代女性)と最近仲良くなって「今度飲みに行こうね」と盛り上がり、「そういえば携帯のメルアド知らなかった」という事でメモに書いて渡したのに、なかなかメールが来ない。(主婦同士はよくある話)
夜になって自宅の電話にかかってきて「ごめーん、どうしてもメールが送れないよぉ~息子が帰ってきたら息子にやってもらうから待っててね」・・・で用件は何だったの???
次の日給食室覗いたら「もうすぐ届くからね、メール!」・・・ってだから用件は何だよ~(笑)

そのやり取りの後、育児サークルのママ達が互いのメルアド交換するのに「赤外線機能付いてる?」「付いてるよ」「じゃ、いくね」と携帯同士の頭をくっつけて「ピピッ!」
「ねねね、何?今の。どうやったの?」
「もうこれでアドレス帳に相手の情報が登録されたんですよ~」
「すっごーい!!!そんな機能あるんだ・・・感動・・・」
そんなにスゴイですか?」ってびっくりされちゃったけど、さすがに恥ずかしくて私と給食のおばちゃんのアナログ~なやりとりの顛末は話せなかったわ・・・(おばちゃん、ごめん。おばちゃん呼ばわりしてる時点で既にごめん!)つーかまだメール届きませんがっ!

そのまんま日記に書けば?

2004年11月18日 | 傘を持つ家族
「は~っ今日の日記何書こうかな~?」
息子H(小3)が悩んでいる。(あれ?私が考えてる事と同じでは?)
先週から学校で日記をつけるように言われているらしいが、「日記は人には見せるものではありません!」という事で絶対に見せてくれない。でも先生には見せてもいいんだって・・・ふうん~

Hは鉛筆を舐めながらあれこれ考えつつもおしゃべりが止まらない。
「今日避難訓練でさぁ、○○先生がタスケテ~って叫んでさ、みんなわざと知らん振りしてね・・・・・・・・・」「ハハハその話面白い!そのまんま日記に書けば?」「え?ダメだよ○○先生にバレたら困るもん」「ふーん」
「それから今日さぁ、帰る途中で学校に忘れ物してね、一人で取りに戻ったらね教室真っ暗で誰も居なくてさ・・・・・・・・・」「へーその話いーねいーね!そのまんま日記に書けば?」「だめだよぉ、学校に一人で戻ったら叱られるじゃん」「そっか~」
「ね、コレ見て~、Sがカレンダーにこっそり書き込んでるよ(誕生日の日付に、ニーニおめでとお、とメッセージが書いてある)アイツかわいいじゃん」「それだ、泣けるよその話。そのまんま日記に書けば?」「えー?だってこれじゃ今日の出来事じゃないもん。」

「日記は人には見せないもの」とか言いながら、しっかり人に見せる事を意識してるんじゃ???
実は私もHと同じ?「そのまんま日記に書けば?」ってくらいのネタを書けないと決め込んでるかも。
ブログって結構奥深い・・・

真っ白いシャツの女性は?

2004年11月17日 | 傘のまわりで
朝の駅構内で私の前を歩いていた初老の女性が突然バッターンと倒れた。
近くに居た女性と思わず顔を見合わせ「まず救急車ですよね?」
「駅員さんに119番してもらってきます」とその方が走っていかれたので、倒れた女性に駆け寄る・・・どうしよう・・・頭が真っ白に。(落ち着け!そうだ救命救急!)まず呼吸はしている、が荒い。意識は?アレ?ない!なにかうわごとを言っていて苦しそう・・・(そうだ!声を掛け続けて手のひらを叩くんだった)「しっかりしてください、救急車がもうすぐ来ますからね。しっかりしてください」
先ほどの女性が駅員ともう一人50歳くらいの綺麗な女性を連れて戻ってきた。
その綺麗な女性が「頭を強く打っていませんか?」「そういえば倒れた時スゴイ音がして・・・」
「絶対に頭を動かさないようにアナタ見ていてあげてください」「はいっ」
そこで初めて頭から出血していることに気づく。「血が・・・」
するとまたその綺麗な女性が「駅員さんは毛布とタオルを用意してください。そちらの方は救急隊員を誘導してください。この方の荷物はどれですか?」とまぁ鮮やかな采配ぶり。おかげで私も落ち着いてくる。
段々倒れた女性の意識が戻りかけるが、苦しくてかなり動くので
「あ、頭を打っているみたいですから動かないで、大丈夫ですよ、救急車がもう来ます」
救急隊が到着するまでその綺麗な女性と一緒に励まし続けたのだが、そんな一大事なのに何故か私はその綺麗な女性が着ていた真っ白で糊がぴーんときいた清潔そうなシャツから目が離せずに、その襟元をじっと見つめていた。
そしてその綺麗な人は倒れた初老の女性に付き添って救急車に乗って行ってしまった。
救急車に乗り際「多分大丈夫だと思いますよ。あなた落ち着いて励ますの上手でしたねぇ・・・」と私を褒めて(?)いってくれたのである!こんな場面で思いがけずびっくり。なんたる余裕・・・
去りゆく救急車を見送りつつ、最初に一緒に駆け寄った女性に「大丈夫そうですね、お疲れ様でした」と言うと「今の方が居て下さって良かったですよね、素敵でしたね~お医者さんかしら?」と。
あ、そうだ!糊のきいた白いシャツのイメージ・・・私もてっきりお医者さんだと思っていたわ・・・

あれから一ヶ月近くたつ。
駅の同じ場所を通るたび、あの初老の女性はその後お元気になられたか?と思い出す。
そしてあの時の真っ白いシャツの女性は?とつい探してしまうのである。
やっぱり彼女はお医者さんだったのかなぁ?

なんか得した気分

2004年11月16日 | 財前さん
バスに乗ろうとしたら一万円札しか持っていなかったので、お金を細かくしようとコンビニへ。
こういうときに限って何も買うものが見当たらない。
コンビニの中をぐるぐるしてるとバスに乗り遅れちゃう・・・
おっ!お菓子コーナーでチロルチョコ発見!昔ながらの「チロルは10円」の小さいチョコもあったが、今は「チロルは50円」なんだね~
世は新札ブームだからか?お金チョコ。
支払ったら、新1000円札と新5000円札でお釣りがもらえました。(なんか得した気分は今だけ?)
そういえば最近のお財布の中は新札と旧札がそれぞれ各種混じって、レジでもたつく。
なんとなく新札使うの勿体無く?感じて古い方探してだしてみたり・・・(笑)
私の大好きなドラマ「お金がない!」(財前直見さんの出演)オープニングはお金がバーンジャラジャラ出てきましたが、世の中新札が出てくると古びた感じになっちゃうな・・・
実際古いドラマですが名作でした。
新札ブームにあやかってDVD出してもらえるといいなぁ~

帰ってから子どもたちと食べたチロルチョコは味もなかなかでした。
平成100年というばかばかしさも子どもには大うけ。(笑)


知らんかった~

2004年11月15日 | 傘を持つ家族
唐突ですが、カタカナの「ヲ」の字の書き順て知ってますか?
息子Sに聞かれて「こうでしょ・・・」と 
フ→ヲ
と書いてみせると、
「ちっがーう!」
一→二→ヲ 
つまり横棒線二本書いて三画目がノ。
「え?知らんかった~
息子Hも知っていて(現役小学生だもんね)「ママ時代は変わってるんだよ」と真顔で言われてしまった・・・確か私が子どもの時は
フ→ヲ
だったと思うんだけどな・・・

こちらのHPご参照あれ→筆順教室

勇気を与えたい

2004年11月14日 | 傘のまわりで
午後、井の頭公園にてけん玉師伊藤佑介さんYusuke1979.com けん玉のページ
パフォーマンスを見る。
息子Sは伊藤佑介さんのけん玉の技を夏休みに見て以来すっかり彼のファンで、今日のパフォーマンスも前から「連れて行って」とせがまれていたのがやっと実現。
2時からと聞いていたが、最初どこでやっているのか分からずに「フォークソングみたい?なオニイサン」とか「顔面パフォーマンスの人」とか「バルーンおじさん」などなど冷やかしつつ、「伊藤さんはどこどこ?」と探し回ってやっと発見!ギャラリーが一番多かった。さすが!
ちょうど先週末は「全国もしかめ選手権」だったそうですが、ますますパワフルな伊藤さんは本当にかっこよかった・・・Sが夢中になって真似する気持ちがよく分かる。
「竹とんぼ」「流星」「オリジナルもしかめ」「クロコダイル日本一周」・・・とまあ技の名前だけ書いてもさっぱり分からないと思うけど(HPにかっこいい写真も掲載されている)息子SとHと私は「きゃーすごい」「かっこいー」と声を上げながら拍手しまくり。
世界でただひとりの「プロ」のけん玉師、というのも本当にスゴイことですが「けん玉一本で見ている人に勇気を与えたい」という彼の思いの真剣さが幼い息子たちにも伝わっているのが本当にスゴイ。
今日彼を取材するはずだったのにドタキャンしちゃったフジテレビはダメ!
母子3人組はまた見に行くぞ~!(言い忘れたが私もしっかりファンなのであった)