傘を持つ女

明日天気になあれ

なんて幸せな絵本の運命・・・

2004年11月12日 | 傘のまわりで
ご近所に生まれた男の子の双子ちゃんに初めて会いに出かける。
本当に可愛くてどちらも抱っこさせてもらって、忘れずにお兄ちゃん(3歳)も抱っこさせてもらってきた。
なんと5ヶ月にして二人とも完全母乳だそうで、本当にか細いママなのに「母は強し」だ。
驚いた事に、2人いっぺんに左右に抱いて同時授乳だそうだ。でも話を聞くと、ひとりひとりに授乳するより時間も短縮でなかなか良さそう。授乳後あっという間にふたり同時に寝せつけてしまったママの技にもビックリするやら尊敬するやら・・・

双子ちゃんのお兄ちゃんは赤ちゃんの時からよく知っているのだが、里帰りされていたので久しぶりに会う。ウチの兄弟が小さい頃着ていたお下がり服を喜んで着ていてくれて、そのいでたちを見るや、懐かしいやら可愛いやらで笑ってしまった。一枚一枚思い出がある服をよくぞもらってくれた、と胸が熱くなるほどだ。大体私は貧乏性だからか?お下がり服をもらうのもあげるのも大好き。もらったお下がり服もきれいに袖口のゴムを直してあったり、名前が付いていたり、小さな引っ掛け傷があったり、一枚一枚どんなドラマがあったのかな?とよその子の服でも何となく愛着があるもの。
しばらく見なかったウチの子のお下がりも、見れば「ああ、これはあそこで買ったんだ」「赤いのがよく似合った」「ウルトラマンの柄ばかり着たがった」・・・と当時がよみがえる。おみやげに持っていったお下がり絵本の「ノンタンのじどうしゃぶっぶー」もせがまれて読んでいるうちに、殆ど暗記するほど繰り返し息子達に読んだ事を思い出す。またこの家で3人の男の子に読んで貰えるなんてなんて幸せな絵本の運命・・・と胸がじんわり。