傘を持つ女

明日天気になあれ

iPodなの

2008年11月27日 | 傘を持つ家族
夕方、近くのスーパーまで自転車で行く間に
パトカーや自転車のおまわりさんに何人かすれ違い、
「なにごと?」と思っていたら、
息子Sが小学校からまた不審者情報を持って帰ってきました。
クラスの男の子が、路上で見知らぬ男に腕をつかまれ、公園まで引っぱられたんだとか。
もうこんな情報が頻繁すぎて、「またか~」って感じなのも怖い怖い。

今の時代、小学生独りで留守番は、なかなか心配の種が多いものです。
いつも私の帰りが遅いので、夕方息子Sがしょっちゅう携帯に電話をかけてきます。
仕事中なので困ったものなんですが、独りの不安もよく分かり・・・
働くお母さんはみんなどうしているんだろう?と思います。

中学生の息子Hのお誕生日さえ、早く帰ってやれなかったので
遅れちゃったけど、ほしがっていたiPodを買いに行きました。
iPodnanoですよ~私も欲しいよ。
携帯は未だ買ってやっていないのですが、中学生にしては高いプレゼント。
「忙しい忙しい」って物を買い与える愚かな親!
ってよく言うけど、そのとおりだと思います。(笑)
いつも傍にいてやれないという罪悪感は、専業主婦していた時には
想像さえできないものでした・・・


「アンボス・ムンドス」

2008年11月25日 | 傘を持つ本人
桐野夏生「アンボス・ムンドス」読了。
アンボス・ムンドスというのは、「ふたつの世界」という意味らしい。
過去に数冊読んだ桐野夏生もそうですが、コレ、より過激でグロっぽい内容でした。

今回私も「ふたつの世界」を感じました。
心が元気な時は、桐野夏生的なむきだしの悪意とかが面白いんだけど、気持ち悪く感じることがある。
でも今みたいに心が疲れている時って、残酷さを心地よく受け入れるものなんだ~と。
こんな読後感も悪くないな…と思いました。

ただし、電車の中で読むにはあんまり向かない本でした。(笑)

中間テスト

2008年11月24日 | 傘を持つ家族
中一の息子Hの歴史の中間テストを解いてみました。
ちょっと自信があったので…
ところが問題は見覚えがあるのに答が半分くらいしか書けない。
「えーっと誰だっけ?ヒント教えて。頭文字だけ」
なんてかえって煩わしいので、息子Hに途中で問題用紙を取り上げられた

国語は、あさのあつこの「バッテリー」からクイズみたいな4沢問題。
出題意図は、課題図書をちゃんと読んでるか?チェックしたいらしい。
簡単なようでかえって単純に答えていいのか迷ってしまうが、
悩んではいけない浅い問題なのらしい。
うーん!
文学をこんなふうに扱うことってどうなのよ~

さて明日は家庭科でリンゴの皮むきと「うさきリンゴ」の実技テスト。
これこそ母の面目躍如。
下手くそ息子にコツを教え、手本を見せた途端、見違えるほど上手くなりました。
明日がんばれ!

冬のプールサイド

2008年11月22日 | 傘を持つ家族
中学校の草取り当番だったので、仕事を休みました。
出かけようとしたら、5年生の息子Sのほうが、
「スイミング見に来てくれるって約束したじゃない・・・」
と、なぜか半べそ。
「えー、そんな約束していないよぉ?」
近頃Sは、私が休みだと思いつく限りのわがままを主張します。
日々、相手してやってないからなぁ~
困っていたら、夫Mが出かけるのを遅らせて草取り当番に行くことに。
おかげで、午前中のひと時、
スイミングスクールの観覧席でゆっくり息子の泳ぐ姿を見ることに。

温水プールは、ポカポカあったかくて気持ちいい。
子ども達の全力で泳ぐ姿も伸び伸びしていて面白い。
スイミングのコーチ達もキビキビしていて大きな声で一人一人を一生懸命指導している。
飲み込みの悪い子もいるし、親たちもしかと見ていて、
難儀な仕事だなぁ~どんな仕事も楽じゃないだろうな~とか考えていました。
でも水の中にいるのが楽しくてたまらないという感じのコーチもいて、
見ているほうも楽しい気持ちになってくるのでした。
私にとっての非日常空間でした。

午後は、中間テストが終わって暇にしている中1の息子Hと
なにか面白いビデオを見て過ごそう!ということになり
レンタルビデオ屋さんへ。
洋画、邦画、お笑い、ドラマ・・・
なかなか意見が一致せず、小一時間ウロウロ探して、
結局借りたのはドラマの「SP」
家に帰って楽しく1話まで見ていましたが・・・
2話の途中から二人して仲良くグーグー昼寝となってしまったのでした。(笑)

クリスマスの買いもの

2008年11月20日 | 傘のまわりで
浅草橋まで、職場で使うクリスマス用品を買いに出かけました。
包装紙やツリーやオーナメントが安く大量に買えるので。

私にとってのクリスマスの飾りつけジョーシキ!は、
基本は教会ベースの質素なもの。あとは手作りの自然素材のもの。
センスのあるものでも、高価なものは使ったことがありません。
我が家はクリスチャンホームですが、ツリーや電飾はなし。

で、商売ベースの飾り物は安くても派手すぎてイマイチ食指が動きませんでした。
最低限のものだけ買って帰りましたが、あとはどうしようかな。



最近仕事で悩んでいて・・・というかNPOの組織が急に大きくなり
いまは過渡期にあるのでアタリマエなんだけど、
組織が上手く回らなくてずいぶんイライラが募り・・・
美術館オープン時からずっと一緒にやってきた同士とも呼べるふたりとけんかばっかり。
(つーてもふたりとも一回り以上年下なんで姉弟げんかか・・・)

きのうプンプンしながら帰った私を見かねて
同士の弟のひとりが、休暇なのに時間の見当つけてお店まで来て、
「ソレは要らない」「これは買っておこう」と買い物手伝ってくれました。
けんかしてもたいへんな時は察して助けに来てくれる彼の顔を見ると
安心するような、でも上手く仕事回せなくてすまない気持ちで素直に頼れない。

一緒に美術館の運営という珍道中始めてまもなく2年。
最近メキメキと成長著しい弟たちと一緒にどこまで旅していけるかなぁ~
こうして助けてもらいながら、頼っていけばいいのかも。
しみじみ思った帰り道。

ゴロゴロ~ン

2008年11月14日 | 傘を持つ家族
映画「レッドクリフ」面白そうですね~
三国志の中でも孔明が好き。
金城武も大好き!なので、
昨日今日のお休みのあいだに是非観に行こうと思っていたんですが、
朝から家にいるとホントに家の中でゴロゴロ~ンと過ごしてしまい、出そびれました…
「こんなにゴロゴロ~ンしていては余計疲れが取れない」と、
昼から思い直して、自転車で少し離れたショッピングセンターまで頑張って
行ってきました。

子ども達が喜ぶかなぁ~と思ってドーナツを買って帰りました。
「一緒に食べようよ!」といっても
「ふーん」ってなもんで、それぞれ遊びに出かけてしまいました。
いつも家にいないから、二人とも自分のペースで放課後過ごす習慣がきっちりついてるんですね。当然か。

仕方がないので、ロクを相手にゆっくりお茶。
毎日帰りが遅くて、子ども達どうしてるんだろう?
と気になるし心配もするけれど、案外平気で過ごしている模様。
嬉しいような寂しいような…

しっかりしろ、私!

2008年11月13日 | 傘を持つ本人
新しい美術館で働いていると、毎日毎日たくさんの方が見学や視察に訪れます。
私達はNPOなので、団体としてのミッションや設立に携わった方の思い、
寄付くださった方々のご紹介、地域と協働…などなど
伝えたいことがたくさんあります。

友達がおもちゃを買いに美術館まで来てくれました。
そんな時でも何が何でも「ご案内モード」になってしまう私。
最近忙しすぎて、モチベーションが落ちている状態だったので
気持ちよりも、自分の中のテープレコーダーが何度も再生しているかのような。
自分でもそこは気づいているので、余計気持ちが落ち込みます。
そんな説明、ご案内は相手にとってはあんまり面白くもないだろうなぁ~

友達が、
「たいへんだろうけど、こんな落ち着く素敵なおもちゃに囲まれて
過ごせるなんて羨ましい。」

何気なく言われた言葉に
そうだよなぁ~本当に夢のような空間で毎日過ごさせてもらっていること
忘れていたかも…
と素直に反省しました。

そういえば、私が保育園を卒園する時
「大きくなったら、おもちゃやさんになりたい」
と卒園文集に書いたのでした。
気がついたら、そうなっていました!

お母さんにもなれたし、保育士、幼稚園の先生にもなれたし、
おもちゃ屋さんにも、人と関わる仕事につくことも実現できました。
回り道もたくさんしましたが、こんなに夢をたくさん実現できる人生ってかなりすごい。

愚痴ってばかりいるとバチが当たる!
感謝しつつ喜んで与えられた仕事をしていきたい。
しっかりしろ、私!と素直に思いました。
モチベーション下がってる場合じゃないデス。

久しぶりに会った友達にもありがとう。

A!

2008年11月07日 | 傘を持つ家族
せっかくのお休みだというのに、お腹が痛くて寝ていました。
どうも風邪だったみたいです。
気分転換に外出したかったのですが、
ここはおとなしくして、ホッカイロといっしょに
リビングに転がっていた「容疑者Xの献身」を読み始めました。
内容はうーん???


聴講生で通っている大学から、薄い封筒が届いた。
7月に前期の試験が終わって、後期は履修しておらず。
何だろう???と思って開けてみたら、前期の成績表でした。
もうずいぶん昔のことのようで、懐かしささえ覚える。(笑)
子育て支援のゼミの成績、なんと「A」がもらえました。

ゼミ中は、ちょうど美術館のオープン時期と重なって、
通うだけでかなり必死でした。
ゼミの参加者の顔ぶれが保育園の園長先生とか、支援施設の責任者とか
大学の職員とか、行政の担当者とかそうそうたる顔ぶれで、
NPOの職員は私だけで、かなり異端でした・・・(笑)
子育て支援をナゼやるの?という最初の気持ちってみんな同じなんだなぁ~
と思いましたが、各人の実践の手法は全く異なり、
本音で意見を互いに述べ合えたのは非常に貴重な経験でした。
そんなわけで、通うのがとても楽しく
違った角度から私の実践をどう見る?
というところで毎回かなり活発な議論となりました。

2回の発表も、教授にずいぶんダメ出しされました。
「そんなんじゃダメ!その考え方がちがーう!」とずいぶん批判されもしました。
で、「A」をいただけるとは思いもよらず・・・
というか、もう成績は私の中ではどうでもいいや!と思っていたので、
先生に「よく頑張ったじゃない」と認めてもらえたんだな、
「あなたの信じる道を、自信持って進んでいきなさい」
と肩を押されたような気持ちです。

でも、正直、自信がありません。
子育て支援者にも2タイプあって、
自治体や財政基盤の確立した法人などで、
そこのやり方にのっとって従来型の支援をやっているひと。
(私もそのタイプだったわけですが)
どっちかといえば、おっとりしておだやかな保育者タイプ。

もう一つは、自分で事業を起こすタイプ。
助成金などバシバシ獲得して、仲間を増やしながら自分の思い描く
やり方を進める実業家タイプ。

私はそもそも前者のタイプなのだが、
今やってるのは確実に後者のほうでしょう。(苦笑)
後者タイプの方々にお会いする度、「すごいなー」と気後れしてしまって
そっかそっか、私もやらなきゃだ~と
焦ってしまうわけですが・・・

O先生、もう一回、子育て支援のゼミ開講してもらえませんかね?