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明るく、楽しく、事実婚

マレフィセント見てきた。

2014-08-17 22:53:22 | 日記・エッセイ・コラム
先日「なー」とマレフィセント見てきました。
ネットでの評判をみると、アナと雪の女王の時と同じような感じに良かった派と悪かった派に分かれていたから、たぶん自分には面白いだろうなと思った。で、実際に見てみると、想像以上に変な映画で、とても良かった。

一言で言うと「マレフィセント=アンジェリーナ・ジョリー」最高な映画。
でも、マレフィセントを魅力的に描くために、準主役のオーロラ姫と従者のディアヴァル以外の扱いが酷いことになってる。
国王は結局ダメ男だし、王子はアイテム扱い、三人の妖精はまったく可愛くない上に愚かで、森の妖精たちはどっちかと言うとグロテスクなデザイン。
中盤以降はもう見せ場の連続で、最後もそこまでするかっていうくらい派手な絵。

予告編見たときはもっと暗くて静かな話かと思ってたけど全然違った。
マレフィセントは悪役かと思いきや、案外お人好しで。
手酷く裏切られた男と別の女との間に子どもが生まれたのに逆上して呪いをかけてはみたものの、その子どもに情が移ってしまうあたりからおかしなことになっていく。最後には自分でかけた呪いを解くために奔走する始末。
なんだ、見た目が怖いだけで、ただのいい人じゃないか。

ここまで書いて気がついた、これはマレフィセントを主役にした一種のヒーロー物だな。
最初見たとき、題材にしてはアクションが派手で戦闘シーンも多いことに違和感があったが、ヒーロー物だと考えれば納得だ。
ヒロインとか相棒とかしっかり揃ってるし、ピンチに陥ってからパワーアップとかお約束もしっかり押さえてある。
国王は悪の首領。王子は偽ヒーロー。完璧じゃないか。

というわけで、マレフィセントはヒーロー物ということでよろしくお願いします。
(そー)