Going Our Way

明るく、楽しく、事実婚

同情するなら

2010-06-13 19:58:45 | 出産・育児

娘を連れて、久しぶりに職場に顔を出してきました。

半年ぶりです。

みんな相変わらず忙しそうでした。

それでも、みなさん歓迎してくれて、ちょっと恐縮。

新年度の人事異動で、

うちのボスが新しい方になっていました。

挨拶がてら、少しお話することに。

ボス「で、いつ職場に戻るつもりなんだ?」

なー「娘が9月で1歳になるので、そのときに復帰するつもりです」

ボス「そんなに早くから保育園に預けるの?

   ・・・子どもがかわいそうじゃない?」

出た! お約束のセリフ!

内心ムッとしながら、とりあえず笑顔で、

「家のローンがあるので、辞められないんです」

と、答えておきましたが。

うちの職場のおじさんたち、たぶん悪気はなくて、

心配して言ってくれてるんでしょうが、

(と、好意的に受け止めておきたい)

言われる側としては、正直、困ります。

「そんなに無理して働かなくても、

稼ぐのはダンナさんに任せて、

お母さんは子どものそばにいてあげたら?」

って言いたいんだろうけど、

この景気の悪いご時勢に、そんな余裕はありません。

実際、うちの会社でも、定年まで社宅に住んでいて、

「退職になったら、社宅を出てください」

と通知したら、

「どうしても退去しないといけないんですか?

多少、家賃が上がっても構わないので、

引き続き住ませてください」

と泣きついてきた人がいました。

定年まで一生懸命働いても、

家族を養うのが精一杯で、

夫の稼ぎだけでは自分の家も買えない、

本当に、今はそんな状態の人が多いんです。

それなのに、管理職のおじさんたちの頭の中は、

夫が働き、それで十分家族が養えて、家も持てた、

数十年前の時代のまま。

「子どもがかわいそう」とか言いながら、

その人が何かしてくれるわけでもなし。

こんなとき、ふとよみがえる、昔のドラマの名ゼリフ。

「同情するなら、金をくれ」!!

(なー)