娘を連れて、久しぶりに職場に顔を出してきました。
半年ぶりです。
みんな相変わらず忙しそうでした。
それでも、みなさん歓迎してくれて、ちょっと恐縮。
新年度の人事異動で、
うちのボスが新しい方になっていました。
挨拶がてら、少しお話することに。
ボス「で、いつ職場に戻るつもりなんだ?」
なー「娘が9月で1歳になるので、そのときに復帰するつもりです」
ボス「そんなに早くから保育園に預けるの?
・・・子どもがかわいそうじゃない?」
出た! お約束のセリフ!
内心ムッとしながら、とりあえず笑顔で、
「家のローンがあるので、辞められないんです」
と、答えておきましたが。
うちの職場のおじさんたち、たぶん悪気はなくて、
心配して言ってくれてるんでしょうが、
(と、好意的に受け止めておきたい)
言われる側としては、正直、困ります。
「そんなに無理して働かなくても、
稼ぐのはダンナさんに任せて、
お母さんは子どものそばにいてあげたら?」
って言いたいんだろうけど、
この景気の悪いご時勢に、そんな余裕はありません。
実際、うちの会社でも、定年まで社宅に住んでいて、
「退職になったら、社宅を出てください」
と通知したら、
「どうしても退去しないといけないんですか?
多少、家賃が上がっても構わないので、
引き続き住ませてください」
と泣きついてきた人がいました。
定年まで一生懸命働いても、
家族を養うのが精一杯で、
夫の稼ぎだけでは自分の家も買えない、
本当に、今はそんな状態の人が多いんです。
それなのに、管理職のおじさんたちの頭の中は、
夫が働き、それで十分家族が養えて、家も持てた、
数十年前の時代のまま。
「子どもがかわいそう」とか言いながら、
その人が何かしてくれるわけでもなし。
こんなとき、ふとよみがえる、昔のドラマの名ゼリフ。
「同情するなら、金をくれ」!!
(なー)