GOH GOH GOH

至誠惻怛(しせいそくだつ)=真心と慈愛の精神

今朝も寒い

2009-10-12 | 日記
 10月12日(月)

  体育の日。今朝も冷えた。
 
  10月12日9時
 今日のアメダス(新見市足見堂の下) 23時現在
  最高気温19.3℃=13~15時、最低気温6.6℃=2時、積算降水量0.0mm、最大風速2m/s


 ここ3日間の最低気温は、7.0℃、6.3℃、6.6℃ と10℃を割った。最低気温が10℃を越えることは、もうないのか。

 《旅の終結》
 四国旅行をやっと書き上げた。福山市から本因坊秀策囲碁記念館(因島)→坊っちゃん劇場(愛媛県東温市)→道後温泉(同松山市)→伊丹十三記念館(同)→坂の上の雲ミュージアム(同)→松山城(同)とたどって、讃岐うどん「おか泉」(香川県宇多津町)まで。今回の旅は、一昨年春に相次いでオープンした「坂の上の雲ミュージアム」と「伊丹十三記念館」、昨年秋に開館した「本因坊秀策囲碁記念館」が出かける引き金になった。おかげで内容的に濃い旅になった。
 おまけに「中秋の名月」を松山城で見られたとはラッキーだった。8月末に予定していた旅だったが総選挙で10月初旬に延期になり、結果的にツキもまわっていた。
 ブログは部分的に修正したり補足したりするかもしれないが、これで今回の旅が終結したように思う。

 裏庭のサザンカが咲き始めた。一方、クチナシも季節外れの一花を。
 
  サザンカ
  クチナシ

 《猪風来美術館》
 ローソンでサラダハムサンド(¥210)、クロワッサンサンド(¥195)、牛乳(¥100)を買って、新見市南部の猪風来美術館へ。3日2番の野焼きが出来上がるのに時間がかかるかもしれないので、腹ごしらえを持参した。ところが、美術館へ着いてみると、野焼きは終わっていた。高さ184㎝の巨大な縄文土器が、美術館前のグランドに立っていた。順調に火がまわり、昨夜、予定より半日以上も早く完成したのだという。猪風来さん(62)に土器のそばに立ってもらい、何カットか撮影した。今回の粘土は、数年前まで居住していた北海道から持ち込んだものを使ったそうだ。
 今日は新聞休刊日なので、原稿は明日書いて送ることにした。自宅でサンドイッチを食べた。

 今日は北房の五名地区秋季大祭。女房は51番で実家へ出かけた。昼のごちそうを食べて帰るという。五名地区の秋祭は半端ではない。大ごちそうだ。私は取材があるのでパスし、ローソンで辛抱。

 ――「十津川警部・上野駅殺人事件~ソープ嬢に幻惑される十津川警部」(渡瀬恒彦、伊東四朗、島田陽子、大和田伸也、小島三児、穂積ぺぺ、古手川伸子、夏木ゆたか、梅宮辰夫、城後光義、岸端宏樹、原作=西村京太郎・1993) BS-TBS 14:00~15:54
 
 上野駅で青酸カリによる無差別連続殺人事件が発生した。犯人は上野駅に対し8千万円を要求し、取引に応じない場合は更に被害者が出ることを匂わせた。犯人逮捕に絶対の自信を持つ十津川(渡瀬恒彦)は、現金を用意させ、取引に応じる姿勢を見せて、背後から犯人を捕捉する作戦に出た。しかし、結果は犯人グループの1人、朝倉浩一郎(城後光義)を逮捕しただけで、以後の捜査は進展しなかった。
 十津川は目先を変えて、現金取り引きの際に現場にいたソープ嬢の香取ゆき(島田陽子)に注目した。事情聴取を始め、彼女に浜中英明(岸端宏樹)という婚約者がいることをつきとめた。浜中が朝倉逮捕時にトラックで逃げた人物と読んだ十津川は、浜中の追跡を始めた。
 そんなとき、4人目の被害者が出て、犯人側は朝倉の釈放を要求した。もし、できなければ上野駅で別の事件を起こすという。警察側はこの要求を一蹴した。数日後に犯人の予告通り、駅構内で爆発が起こり、護送されようとしていた朝倉も巻き添えをくって爆死した。ゆきだけが、事件の唯一の手掛かりになった。

 
 
 

 午後4時半、犬の散歩に出かけようと、蔵の入り口に掛けている鎖を持った。裏門へ出ても、今日はついてこない。どうしたのかと探したら、鳥取西部大地震(2000.10.6)で揺れて以来、入ろうとしない犬小屋でうずくまっていた=写真。心配したが、ジャーキー置き場へ歩むと、小屋から出てきた。ジャーキーを差し出すと、お座りし、両手でお手をした。いつもの仕草に安心した。散歩には行かなかった。
 
 
 
 ……夜、蔵のソファで寝ているGOHは、いつも通りの表情。犬小屋近くのドッグフードも残らず食べていた。

 夕食は女房が持ち帰った北房の祭り寿司(稲荷、のり巻き)やオードブルなど。

 ――「おしえてイチロー選手・大記録はなぜ生まれたか」(イチロー)  NHK総合
 19:30~19:58
 
 2009年、前人未到の大リーグ記録を達成したイチロー。彼にあこがれる日米の野球少年たちが、素朴な疑問をぶつけた。「どうすればヒットが打てるの」「野球をやめようと思ったことはない?」「なぜ打席でいつも同じポーズなの」。戸惑いながらも真剣に自分の言葉で答えるイチロー。なぜ彼は大記録を達成できたのか。子供たちとのやりとりから、その答えが見えてくる。シーズン終了後初の単独インタビュー。
 
 

 ――「税務調査官 窓際太郎の事件簿・加賀100万石の都 金沢にはびこる巨悪」(小林稔侍、麻生祐未、温水洋一、川原亜矢子、長谷川朝晴、大森暁美、団時朗、小林千晴、出川哲朗、渡辺いっけい、北村総一朗) TBS系列 21:00~22:54
 
 冴えない税務署員の窓辺太郎(小林稔侍)は、実は影の国税局査察官である。査察部長の森村(北村総一朗)は代議士秋津(団時朗)の後援会長自殺事件を不審に思い、金沢に飛ぶよう太郎に命じた。研修先の統括官桂木(川原亜矢子)と後援会長の葬儀に出てみると、県会議員の千葉(長谷川朝晴)と税理士瀬戸(温水洋一)が怪しいそぶりを見せていた。今回の事件にはどうやら地元商店街の不正融資がからんでいるようだった。東京から駆けつけた椿薫(麻生祐未)とともに事件の背景を調べていく太郎。そこには巧妙に仕組まれた罠が待ち受けていた。そして、何の罪もない商店街の人々を食い物にして私腹を肥やす巨大汚職が見えてきたとき、太郎の怒りは爆発した。
 
 



 ※明日の予定…

いちだんと寒く

2009-10-11 | 日記
 10月11日(日)ときどき

  今朝も寒かった。毛布をだした。
 
  10月11日9時
 今日のアメダス(新見市足見堂の下) 23時現在
  最高気温17.5℃=14時、最低気温6.3℃=4、6時、積算降水量0.0mm、最大風速2m/s


 午前8時半、起床。新聞、コーヒー。

 午前11時、女房と新見駅前の「みよしや」へ。24日の法事の打ち合わせ。帰宅後、昼食。もらいもののうどんを女房が調理。「おか泉」のうどんは、次回に。

 ――NHK囲碁トーナメント 「2回戦・依田紀基九段vs古谷裕七段」 (解説=坂井秀至七段、聞き手=万波奈穂二段) NHK教育 12:20~14:00 ……232手で古谷七段(黒)の1目半勝ち。「小競り合いもなし。地味な碁」(坂井七段)だった。
 
 

 夕食は3人で、煮物など。

 ――大河ドラマ「天地人(41)上杉の生きる道」 NHK総合 20:00~20:45
 
 関ヶ原の戦いの後、上杉は会津百二十万石から米沢三十万石へと移され、兼続(妻夫木聡)は上杉の民とともに米沢へ入った。米沢城には謙信の亡骸が春日山から移されていた。家臣を勇気づけようとする景勝(北村一輝)の配慮だった。謙信を前に家臣の士気も高まった。
 米沢に入った景勝は、家臣たちに上杉を離れずについてきてくれたことに礼を言い、頭を下げた。その姿に胸を打たれる兼続たち。藩政を預かる兼続は苦しい財政に頭を痛め、解決策として松川に石堤(いしづつみ)を作ることを提案、さらに家臣から開墾に加わる者を募った。家臣が反発するなか、桜井(松尾諭)が開墾を引き受けると申し出た。
 兼続の娘、お松(逢沢りな)と本多正信(松山政路)の次男、政重との婚儀が決まった。家督を継ぐと信じていた竹松(加藤清史郎)はショックを受けた。惣右衛門(高嶋政伸)は竹松に、5歳で親と別れた兼続の話を聞かせ、「父の愛を疑ってはいけない」と諭した。雨にあたって寝込んだ竹松を兼続は必死に看病する。その姿に父の愛を感じた竹松は、家督の件を納得した。
 惣右衛門に感謝し、自分も父上のような父でありたいという兼続に対し、惣右衛門は兼続こそ誇りと打ち明けた。数日後、惣右衛門の娘、お貞(てい・緑友利恵)の祝言が決まった。後日、惣右衛門は静かに息を引き取った。

 
 
 



 ※明日の予定…猪風来美術館

急に寒くなる

2009-10-10 | 日記
 10月10日(土)

 
  10月10日9時
 今日のアメダス(新見市足見堂の下) 18時現在
  最高気温17.5℃=13時、最低気温7.0℃=5時、積算降水量0.0mm、最大風速4m/s
  …… 徳島のアメダス (徳島市大和町の徳島地方気象台) は、18時現在、最高気温22.1℃、最低気温14.5℃、積算降水量0.0mm、最大風速7m/s


 午前7時半、起床。布団が冷えているのに驚いた。ぬくもりが感じられなかった。さぶい。今朝の最低気温は、7.0℃。観葉植物の限界温度に達し、10℃を一挙に割っていた。寒いはずだ。まだ半袖の下着。通信部に灯油ストーブを出した。台風18号が去った後、大陸から流れ込んだ寒波によるらしい。これから急速に秋が深まっていく。母は居間に電気ごたつを出した。

 ――「朝だ! 生です旅サラダ」(神田正輝、向井亜紀、三船美佳、ラッシャー板前、ゲスト=西村和彦、長山洋子) テレ朝系列 8:00~9:30
 
 【海外マンスリー】 地中海を旅する長山洋子が、伝統の手仕事を受け継ぐ街々を巡る。陶器、刺繍、絨毯づくりなどの作業を見ながら、世界遺産の街も訪ねる。
 【ゲストの旅】 西村和彦が屋久島の北西約12kmに浮かぶ口永良部島で島民に触れる旅へ向かう。元気な島の子供たちと遊んだり、伊勢エビ漁の見学や火山の島ならではの秘湯に入り大満足。

 
 

 ――俳優座劇場「空の定義」(松永玲子、名取幸政、中嶋しゅう、浅野雅博、杉山文雄、津田真澄、塩屋洋子、作=青木豪、演出=黒岩亮・2008.12.俳優座劇場) NHK-hi 9:00~10:44
 
 青木豪の新作書下ろしを青年座の気鋭、黒岩亮が演出。
  ◇
 父娘で経営している画廊喫茶に、ある男が訪ねてきた。「あの絵を売ってくれないか」。それは失踪していた母が描いたものだった。「その絵はお売りできないんです」。娘の暁子は答える。男は「この絵は昔の友人が描いたものだ」と語り始める。広がる波紋と、折り重なってゆく人間関係。そして謎は、あの闘争の時代へと遡る。

 
 

 昼食は、御殿町センターのラーメン店「山金」へ。JR新見駅に近い昭和町から移転し、一昨日オープンしたばかり。店内は家族連れなど大勢で、20分ばかり待たされた。中華そばの中盛りが680円で、決して安くはないが人気がある。昨日と一昨日は移転オープン記念として半額セールをしたところ、行列ができたそうだ。

 津山市でまた不審火による火事があった。被災者は津山市議(65)で、ふだん使用していない木造モルタル瓦葺き2階建て一部鉄骨(約150平方m)の建物が全焼した。人的な被害はなかった。

 夕食は、母のサンマの塩焼きなど。女房は、今日徳大で行われたシンポジウムのあと帰新。午後8時過ぎに帰宅した。

 倉敷国際親善協会から会報が届いた。9月19、20日のホームステイについて書き送ったレポートが掲載されていた。
 
 フィリピンの男性研修生Rico(38)を引き受け、好天気に誘われて瀬戸大橋へ。橋を見たとたん、Ricoは「ビューティフル。ワンダフル。日本の技術は素晴らしい」と目を輝かせた。そして、車中からカメラのシャッターを盛んに押していた。快晴の与島でひとときを過ごした。美しい瀬戸内海が望める与島プラザの喫茶ルームで、家族写真を見せてくれた。夫人と5人の子供が写っていた。最年長の長女は、中学生だそうだ。子供の多さにも驚いたが、室内犬をラブラドールなど7匹も飼っているという。
 吉備路を通り、備中国分寺で休憩。五重塔を「Old Japanese Technology」と紹介。Ricoはうなづいていた。国道180号を新見のわが家へ向かい、途中、JAあしん広場の「焼き肉千屋牛」で夕食。Ricoは遠慮しながらも、たっぷり食べたようだった。わが家では雑種犬が出迎えた。犬が好きなRicoに、犬もすぐになついた。夜、主人と3人で団らんをしていたら、フィリピンの夫人から国際電話がかかってきた。Ricoが自宅の電話番号をメールで知らせたらしい。Ricoに取り次ぐとしばらくして、呼び出された。長女に替わっていた。少し話してRicoに替わると、まもなくまた呼び出された。こんどは二女だった。国際電話が高くついたのではないだろうか。おかげで楽しい時間が倍増した。
 翌日の朝、Ricoは「寒かった」と笑った。新見の最低気温は12℃ほど。南国のフィリピンでは体験できない「寒さ」なのかもしれない。昨夜、毛布も出そうかといったのだが、Ricoは首を振ったので夏布団と肌布団の2枚を用意していた。風邪をひいたようすがないのが何よりだった。
 午前9時半に自宅を出発し、高速道路を岡山道へ。岡山から中国道へ向かう対面2車線の区間は車が連なっていて、高速道路ながらノロノロ運転。岡山へ向かう車は比較的スムーズ。11時過ぎに後楽園に着いた。後楽園へ入るのは約20年ぶり。Ricoは後楽園で池の鯉に熱中した。カメラを動画モードにし、鯉のたわむれを熱心に撮影。芝生が美しく、後方に岡山城が雄大にそびえる風景も気に入ったようだった。茶屋で抹茶を飲んだ。Japanese Tea に興味があるというRico は、じっくり味わっているようだった。
 国道2号線を倉敷へ。途中、ファミレスでスパゲティーを食べ、午後1時半に倉敷国際ホテルに到着した。集合の2時半まで、美観地区を散策した。
 昨日の与島といい、後楽園といい、ホストファミリーを楽しみながら観光も満喫できた2日間だった。


 ――「終着駅・死差路~消えた1億円と孤独な死体!!東京タワーに交錯した女2人の復讐の結末」(片岡鶴太郎、岡江久美子、秋野太作、増沢望、徳井優、高橋かおり、中島ひろ子、大浦龍宇一、北見敏之、長谷川朝晴)
 
 新宿西署管内で男の死体が発見され、牛尾刑事(片岡鶴太郎)は現場に急行。心筋梗塞による病死とわかった。半年後、公園の片隅で小橋久仁男(村杉蝉之介)という無職の男の刺殺体が発見された。小橋の住んでいたマンションを調べたところ、ダンボールに入った数百万円の札束と、「最初はお前だ」と書かれた手紙が見つかった。手紙の差出人は"東京タワー"となっていた。この手紙は、小橋に対する殺人予告だったのか。
 
 
 

 ――「チューボーですよ・酢豚」(堺正章、枡田絵理奈、ゲスト=観月ありさ) TBS系列 23:30~24:00
 
 



 ※明日の予定…みよしや打ち合わせ11:00

阪神、Bクラス確定

2009-10-09 | 日記
 10月9日(金)のち

 
  10月9日9時
 今日のアメダス(新見市足見堂の下) 18時現在
  最高気温17.4℃=10~11時、最低気温10.7℃=6時、積算降水量0.0mm、最大風速3m/s
  …… 徳島のアメダス (徳島市大和町の徳島地方気象台) は、18時現在、最高気温21.3℃、最低気温17.2℃、積算降水量0.0mm、最大風速6m/s


 午前9時半、起床。

 ――浅見光彦「坊ちゃん殺人事件」(沢村一樹、戸田菜穂、大家由祐子、生瀬勝久、山崎銀之丞、ベンガル、清水紘治、岡本光太郎、村井国夫、加藤治子、原作=内田康夫・2001) BS-TBS 10:00~11:54
 
 浅見光彦(沢村一樹)は、母の雪江(加藤治子)を連れ、四国松山へ取材に行くことになった。旅先で光彦は白い帽子の女、稲本敦子(大家由祐子)と出会うが、敦子は光彦をストーカーと勘違いし警察に通報した。次の日、その敦子が死体で発見され、警察は光彦に容疑をかけた。
 一方、光彦は雪江と共に役場の畑野(岡本光太郎)の案内で、観光に出かけた。そして、水沼真理子(戸田菜穂)や、饒舌な武田健夫(山崎銀之丞)と出会った。真理子と畑野が恋仲とは知らず、光彦は真理子に一目ぼれ。真理子も同行し、立ち寄った芝居小屋の内子座では句会の最中だった。舞台には、選者として、真理子の祖父、水沼(森塚敏)と、真理子に想いを寄せる波戸雄二郎(ベンガル)がいた。突然場内の電気が消え、明りがついた時には、水沼は舞台上で苦悶し息絶えた。掌の血痕を見つけた光彦は、毒殺だと見抜いた。犯人として、畑野が疑われた。警察は、真理子との結婚を水沼に断られた恨みが殺害動機だとした。
 光彦が敦子と水沼の殺人事件の関連性を調べると、句会の会報が浮上した。文学の香りのする四国路での連続殺人事件。愛が謎を呼び、謎が闇を招く。せつない恋模様のなか、光彦の名推理が闇を斬り裂く。

 
 
 
 
 
 
 
 
 ……昨年12月11日、今年5月6日につづき、見るのは4度目。松山を訪れたばかりなので風景が楽しみだった。

 ――「早乙女千春・伊豆湯けむりツアー殺人事件~殺された男の最後のメッセージ、15年前のある出来事が連続殺人につながる、密室に響く電話の謎」(名取裕子、蟹江敬三、沼田爆:布施博、阿藤海、水野久美、石倉三郎、長谷川真弓、秋條美帆、五十嵐瑞穂、清川均、俵山栄子、小林千晴、和田京子、三谷悦代、片桐由葵、秋吉太郎・1996) テレビせとうち 12:30~14:21
 
 ツアーコンダクターの千春(名取裕子)が担当する伊豆へのツアーに、千春に思いを寄せる刑事の近藤(阿藤海)が参加することになった。千春はツアーの担当を降りたいと上司の須藤(蟹江敬三)に直訴するが、ツアー参加者の戸田(布施博)を見た途端行く気になる。
 
 

 ――「十津川警部・特急しなの21号殺人事件~死体に残された凶のおみくじ、方角が次の殺人を予告、亀さんの娘も誘拐され、長野-新潟-伊豆、復讐殺人に挑む十津川警部」(渡瀬恒彦、伊東四朗、堤大二郎、小野ヤスシ:小林綾子、あき竹城、大沢健、小川真美、山上賢治、明石知也、そのまんま東、山村紅葉、若山騎一郎、草薙良一、伊藤芳則、悠木真吾、矢沢美樹、伏見哲夫、山田アキラ、永田耕一、永住千夏、つちだりか、飯田基祐、田村元治、関えつ子、小瀬川理太、松崎洋二、伊藤圭介、清水亜也奈、山田紗希、赤津真喜子、松村歩、神崎俚里、波多江清、玉川長太、行友勝江、和泉今日子、内田祥文、石原茂史、根本貴美子、伊藤仁、藤森夕子・1997)  BS-TBS 14:00~15:54
 
 東京某所で河野という男が善光寺のおみくじを握って刺殺された。続けて“特急しなの”の車中で、やはり善光寺のおみくじを握った牧原麻美の毒殺死体が発見された。そんな中、第3の殺人の予告状がマスコミに届き、数日後、野沢温泉の宿泊客、堀永一が善光寺のおみくじを持ったまま殺害された。事件の担当となった十津川、亀井の捜査の結果、一見無関係と思われる被害者らの関連性が明らかになった。
 
 
 

 夕食は母のイカ煮、野菜、ナス味噌汁など。食後、仮眠。

 台風が去って寒くなった。新見通信部で、エアコンを暖房に切り替えた。

 阪神タイガースは、神宮球場で今季最終戦を戦い、ヤクルトに1-3で敗れて4位が確定した。勝ったヤクルトは3位になり、初のクライマックスシリーズ(CS)出場となった。
 阪神は今季、67勝73敗4分。今季ほど、たいした盛り上がりを見せなかったシーズンはここ数年珍しい。個人的には、昨年ダントツで首位を走っていたにもかかわらず秋に失速し優勝を逃したショックが尾を引き、今シーズンに入って新井貴浩(32)が一塁から三塁へコンバートされたことから急速に興味を失った。これでは投手が踏ん張っても勝てない。途中加入のクレイグ・ブラゼル(29)が頑張ったが、焼け石に水だった。
 新井は守備の負担を軽くしないと打撃が生きない。案の定、打率.260、本塁打15本でシーズンを終えた。金本知憲(41)も打率.261、本塁打21本と4番としてはものたらなかった。
 
  最終戦の7回、2死満塁で捕邪飛に倒れた金本
 
 ……この金本の表情が、今シーズンを語っているようにみえる。



 ※明日の予定…

台風18号が通過

2009-10-08 | 日記
 10月8日(木)ときどき

 
  10月8日15時
 今日のアメダス(新見市足見堂の下) 23時現在
  最高気温19.5℃=12時、最低気温12.6℃=23時、積算降水量11.5mm、最大風速4m/s
  …… 徳島のアメダス (徳島市大和町の徳島地方気象台) は、23時現在、最高気温24.7℃、最低気温17.9℃、積算降水量42.5mm、最大風速11m/s


 午前8時半、起床。

 《台風18号》
 
 台風18号は8日未明、岡山県内に最接近し、全域が暴風域に入った。雨や風の影響で同日、自主避難や休校が相次いだ。
 岡山地方気象台によると、奈義町で最大瞬間風速26.6m(午前4時27分)の広戸風とみられる風を観測。真庭市蒜山上長田では同19.2m(同1時17分)の強い風が吹いた。
 7日正午からの24時間降水量は上長田190.0㎜、鏡野町上斎原104.0㎜、玉野市48.0㎜、和気町44.5㎜など。上長田では8日午前6時からの1時間に40.5㎜と、10月の観測史上最多の激しい雨が降った。
 県によると、台風によるけが人や住宅の損壊はなかったが、7日夜から8日午前にかけ、岡山、玉野、瀬戸内市などで39世帯50人が自主避難。笠岡諸島の住民ら13世帯17人が高潮を警戒して公民館などに避難した。
 県教委などに入った連絡では、小中高校など25校が臨時休校した。公立は笠岡市の島しょ部や真庭市、勝田郡などの県北部を中心に小学校9校、中学校6校、高校1校、特別支援学校4校の計20校。私立と株式会社立は高校、中学校各2校、小学校1校の計5校。 (山陽新聞 Web News 10.8 22:00)
  ◇
 台風18号の影響がなくなった大阪市内では、8日午後、台風による雨雲が消え、晴れ間が広がった。強い風が都市部上空の空気を入れ換え、この日夜には大阪から明石海峡大橋(兵庫県)まで見渡せ、秋の夜空に街の明かりがくっきりと浮かび上がった。 (MSN産経ニュース)

 
 
   台風一過、大阪市内の夜景(手前)と明石海峡
   大橋(奥)=8日午後6時7分

 
 ……津山市では、枯れ松の倒木が高圧配電線に接触したため、加茂町の2,398戸が7日午後10時58分から8日午前8時13分まで停電したほか、目立った被害はなかった。新見は、台風の気配さえ感じられなかったそうだ。

 日本時間の午前7時過ぎに、南太平洋のバヌアツ沖でM7.8の地震があったとTVニュースが伝えた。何年か前、JICAのホームステイでバヌアツ共和国の研修生を引き受けたことがあり、懐かしい国名に被害が気にかかった。

 午前9時半ごろ、津山記者クラブの女子職員から連絡が入り、午前11時に津山市久米連合町内会の役員らが津山市長へ「新クリーンセンターの早期建設に関する意見書」を提出するという。
 午前10時から「宿直」の後片づけをし、市長公室へ出かけた。約45分間、そばで話を聞いた。

 正午から津山記者クラブの秋季総会。10月から入れ替わった地元S紙の記者2人のクラブ加盟を承認し、上半期の決算を承認した。恒例により「うな重」を食べた。この「うな重」、1,400円もするそうだ。
 午後0時40分に津山を発ち、新見へ。津山は晴れ間もあったが、新見はどんよりとしていた。津山-新見間は、ときおり小雨も。午後1時半、新見公立短大で事務局長と打ち合わせ。来月早々に市長が四年制大学認可を記者発表する内容について、雑談がてら言葉をかわした。その後、新見記者クラブへ。情報連絡票をチェックして24時間ぶりに帰宅し、新見通信部に入った。

 ――囲碁「名人戦・第4局2日目」(張栩名人vs井山裕太八段、解説=小林覚九段、聞き手=新垣未希アマ6段・宮城県仙台市「茶寮宗園」)  BS2 16:00~18:00 ……午後3時53分、BS2の中継が始まる直前に、159手までで白番の張名人が投了。井山裕太八段は2局目から3連勝で、名人位獲得まであと1勝となった。残り時間は、持ち時間8時間のうち、黒の井山八段が56分、白の張栩名人が1時間47分だった。
 
 長期戦を思わせる混迷の局面から、井山八段が鮮やかな決め手を放って力強く名人を押し切った。高尾紳路九段は「まだ難しいと思われた局面で、一気に決めた挑戦者の力強さが光った一局です」と話した。
 「まだまだ終盤まで戦いが続くと思われた矢先の左上黒145、147、149がうまい決め手。白は中央の一団が危険なために左上を頑張りきれず、完全に黒勝ちのコースに入った。最後は名人が白158と取ったために白の一団が頓死した」
 井山挑戦者の話「形勢はわからなかったけれど1日目の左下はうまくいったと思った。黒145のハネでようやく、形勢に自信を持ちました」
 張名人の話「1日目で失敗して、はっきり苦しかった。一瞬、勝負になったと思ったが。白130では上辺の黒を取るべきでしたか」 (asahi.com)

 
  封じ手の場面
 
  勝った井山八段(右)
 
  終局図
 
 ……テレビ中継前に終わっていた。映し出された両者の表情を見て張名人が勝ったと思ったが、そうではなかった。解説の小林九段は、「さっぱりした印象の張名人に対し、疲れたような表情の井山八段」と言っていたが、そのとおりだった。小林九段は「珍しく張名人は投げ場を求めていた」とも話した。

 夕食は母と、麻婆茄子と牛肉の炒め、イカの刺身、豆腐、ミニオードブルなど。

 食べ過ぎたらしく眠くなり、新見通信部で仮眠。



 ※明日の予定…

台風18号が接近

2009-10-07 | 日記
 10月7日(水)

 
  10月7日9時
 今日のアメダス(新見市足見堂の下) 23時現在
  最高気温17.4℃=11時、最低気温14.0℃=3時、積算降水量13.0mm、最大風速4m/s
  …… 徳島のアメダス (徳島市大和町の徳島地方気象台) は、23時現在、最高気温19.4℃、最低気温17.8℃、積算降水量87.0mm、最大風速8m/s


 午前8時半、起床。コーヒー。たまたま合わせていたTVチャンネルの「はなまるカフェ」に「天地人」の常盤貴子が出ていたので、そのまま見た。今日から、「囲碁名人戦」第4局が始まるのを忘れていた。

 《台風18号》
 
 非常に強い台風18号は7日午前8時現在、奄美大島の東南東約200㎞を北北東に向けて進んでいる。勢力を保ち沖縄近海を北上、鹿児島県の奄美大島の一部が風速25m以上の暴風域に入った。沖縄本島や九州南部でも大しけになっており、8日には勢力を維持したまま西日本から東日本に上陸する可能性が高い。気象庁は暴風や高波に厳重な警戒を呼びかけた。
 台風は午前8時現在、時速約30㎞で北北東へ進んでいる。中心気圧は940hPa、中心付近の最大風速は45m、最大瞬間風速は60m。中心から半径190㎞以内が暴風域となっている。西日本や東日本では7日以降、暴風のほか、台風の北上に伴い本州南岸に停滞する秋雨前線の活動が活発になるため、大雨に注意が必要になるという。
 24時間後の8日午前6時には、中心気圧945hPaの強い勢力を保ったまま、和歌山県の潮岬の西約70㎞を中心とした半径160㎞の円内に達する見込み。昨年は8年ぶりに台風上陸がゼロだったため、今回の18号が上陸すれば、平成19年9月の台風9号以来となる。 (MSN産経ニュース 10.7 09:04)
  ◇
 非常に強い台風18号は7日正午現在、鹿児島県種子島の南南東約190㎞の海上を北北東に向け進んでいる。鹿児島県近海を北上、種子島・屋久島地方の一部が風速25m以上の暴風域に入った。沖縄本島や九州南部でも大しけになっており、今後は進路を東寄りに変え、勢力をほぼ維持したまま8日未明にも四国から東海にかけて接近、上陸し、本州を縦断する恐れがある。気象庁は暴風や高波に厳重な警戒を呼びかけた。
 台風は正午現在、時速約30㎞で北北東へ進んでいる。中心気圧は945hPa、中心付近の最大風速は45m、最大瞬間風速は60m。中心から半径220㎞以内が暴風域となっている。12時間後の8日午前0時には、高知県の室戸岬の南約110㎞を中心とした半径90㎞の円内に達する見込み。中心気圧は950hPa、中心付近の最大風速を40m、最大瞬間風速は60mを予想している。また約24時間後の8日正午には、富山県魚津市付近を中心とした半径160㎞の円内に達する見込み。中心気圧は970hPa、中心付近の最大風速は35m、最大瞬間風速は50mが予想される。気象庁によると、台風の中心が予報円に入る確率は70%という。
 7日、沖縄県の南大東島で最大瞬間風速57.6m、鹿児島県の喜界島で40.1mを観測した。台風の北上に伴い、本州南岸に停滞する秋雨前線の活動が活発になるため、大雨にも注意が必要。8日昼までの24時間予想雨量は、いずれも多い所で、四国太平洋側と東海で600㎜、四国瀬戸内側と近畿南部で500㎜。九州南部に暴風・波浪警報が、太平洋側の広い地域に強風・波浪などの注意報が発表された。 (MSN産経ニュース 10.7 13:00)

 
 
         海岸沿いの住宅に迫る高波
      =7日午前8時30分ごろ、奄美大島の竜郷町


 午前10時40分、岡石セントラルで55番の給油と洗車。そのまま津山へ向かった。正午過ぎ、津山市役所の食堂で日替わり定食(ミート・スパゲティーなど、¥500)。記者クラブで情報連絡票をチェック。昨日は自宅待機していたので不安だったが、あわてて処理する事柄もなく、新見へトンボ返り。新見通信部で一息し、新見公立短大へ。
 午後になって、空気がひんやり。

 午後3時から新見公立短大の理事会と経営審議会の合同会議に出席。小雨がぱらぱらしている。
 
 【審議事項】
 ①平成20年度事業報告と会計決算承認に伴う剰余金の取り扱いについて…当期総利益6,786万円の全額が新見市から経営努力と認定され、同額を目的積立金とした。目的積立金の内訳は、教育研究施設等整備(本館と体育館の改築費)積立金3,000万円、奨学基金730万円、教育研究向上・組織運営改善積立金(教員の研究費など)3,056万円。
 ②四年生大学設置認可申請に係る実地審査結果等及び四年制大学設置に向けての施設整備について…10月末に四年制大学設置認可が下りる見込み。
 【報告事項】
 ①授業料の徴収猶予について。
 ②教授会の決定事項について…非常勤講師の採用など。
 ③新型インフルエンザ対策について…四年生大学入試においては、該当者の再試験を行う。

 
 ……このうち、利益金が大学に留保されたのは当然のこと。新見市を母体に公立大学法人になって初年度は、学長が先頭に立って支出を抑えていた。業績を示さない教員の研究費は、大幅にカットされた。そうして得た利益は、本館の改築費や奨学金基金などにあてるという。喜ばしい。
 教室がある鉄筋校舎は新しいが、事務室や研究室がある木造本館は、新見市立商業高校跡の校舎をそのまま使っているので、築50年が経過し、相当老朽化している。公立大学法人の四年制大学としては、みすぼらしい。立て替えが早急な課題になっている。

 短大の合同会議は約30分で終了。母に電話し、短大から津山へ直接行き、津山通信部に泊まる旨を連絡した。明日は正午に津山記者クラブの秋季総会があり、未明に予定される台風18号の最接近がこわいから。
 午後4時25分、「ガスト」津山二宮店へ。「厚切り焼き肉のビビンバご飯」(¥838)とドリンクバー(¥208)。5時過ぎに津山通信部に入った。室内の気温は6時半に19℃。少し寒いので、今季初めて灯油ストーブをたいた。
 午後7時半、県下全域に暴風警報が出た。新見から持ち込んだ日本酒を口にする。

 ――「ためしてガッテン・うちのタオルが高級ホテル並みに変身」(香坂みゆき、鈴木大地、山瀬まみ、解説=洗濯アドバイザー・中村祐一、司会=立川志の輔、小野文恵、語り=生野文治) NHK総合 20:00~20:45
 
 肌触りのよさを求めて高級志向が進むタオル。デパートのタオル売り場には1枚2万円のタオルが並ぶが、「そんな高級品は買えないよ」というのが現実。ところが、タオルを徹底解剖すると、あることを意識するだけで、ごく普通のタオルが「ふわふわ」で「におわない」理想のタオルになることが判明した。毎日使うタオルだからこそ、気持ちよく。家庭のタオルを「高級ホテルのタオル」に変身させる、超簡単な極意を紹介する。
 また、「フレンチ折り」と呼ばれるタオルのたたみ方も伝授。

 
 
 ……その極意は、洗濯直後のタオルをぱたぱたと20回ほど扇ぐことだった。そうすることによって、タオルが毛羽立つ(パイルと呼ばれるループが起きる)のだった。「フレンチ折り」は、短い辺を3等分に折り、長い辺を3等分にし、さらに2等分。これで高級ホテルのような気分。

 午後9時、外に出てみると、風はなく、小雨が降っていた。

 ――「歴史秘話ヒストリア・奈良の大仏~奇跡の復活劇」(キャスター=渡邊あゆみ) NHK総合 22:15~23:00
 
 「奈良の大仏」は、江戸時代に再建されたもの。何度も炎上し、破損していた大仏と大仏殿の再建は、たったひとりの僧侶、公慶が少年時代に流した涙から始まった。全国行脚の募金活動で、公慶が人々の心をつかんだ工夫とは? 将軍から庶民まで全国を巻きこんだ末に行われた、巨大な木材を九州から奈良まで運ぶ12万人の大リレーとは? 少年の涙から始まった、知られざる大仏再建秘話を紹介。
  ◇
 【エピソード1・それは少年の涙から始まった】 奈良時代、聖武天皇が創建して以来、幾多の災難に遭いながら修復されてきた奈良の大仏。戦国時代には、兵火により大仏殿が炎上し、大仏は上半身が溶け崩れてしまった。その後、修理されたが資金が不足し頭は木造に銅版を貼る応急処置しかできなかった。炎上から100年たった江戸時代初期、朽ち果てて痛ましい姿に変わっていた大仏の姿を見て涙を流し、再建を決意したのは、東大寺の13歳の少年僧、公慶だった。
 
  雨ざらしの大仏と少年僧公慶(CG)
 
 【エピソード2・心をつかんだ苦難の全国行脚】 公慶は37歳の時、再建資金を人々から寄付してもらうため全国行脚を始めた。そして、大仏など見たこともない人々の心をつかむために様々な工夫を凝らした。例えば、その一つが、「らほつ(大仏の髪の毛)」の実物大の見本(直径約20cm)を見せて回ること。大仏の偉大さを伝えるためだった。一方、人々も現世や来世の幸せを約束してもらおうと喜んで寄付をした。7年かけて公慶が集めた金額は、1万両(現在の価値で10億円)にのぼった。
 
  らほつを見せ寄付を募る公慶(再現)
 
 【エピソード3・奇跡のリレー 巨木運搬にこめた願い】 大仏の再建以上に苦労したのが大仏殿の再建。特に、大仏殿の巨大な屋根を支える梁は、宮崎県の山中で見つかった直径1.4mのご神木が奈良まで運ばれた。しかも、運搬を担ったのは無償で協力を買って出た民衆。移動距離1,300km、のべ12万人以上が関わる大プロジェクトになった。人々が巨木運搬にこめた願いとは? 大仏殿再建に秘められた奇跡の巨木リレープロジェクト。
 
  大仏殿虹梁木曳図
 
 ※「再建」の読み方について
 「再建」には、「さいけん」「さいこん」の2つの読み方があり、「さいけん」は建築物全般、「さいこん」は、神社・仏閣などの建築物で使われる。今回の番組では、奈良・東大寺の大仏と大仏殿の再建を描いているが、下記の理由から「さいけん」とナレーションした。
 ・東大寺では現在、「さいけん」「さいこん」の両方が使われており、どちらが正しい、という基準は特に定めていない。
 ・大仏と大仏殿の再建について最も詳細に記し、今回の番組でも準拠している重要史料、「大仏殿再建記」(18世紀・奈良奉行所の記録。個人蔵・奈良県立図書情報館寄託)では、「さいけんき」と読み仮名が振られており、「さいこんき」とは記されていない。


 午後10時25分、雨が少し強くなった。
 午後11時、風が少し強くなった。11時半、お腹がすいてきた。津山通信部に非常食を用意していなかったので、近くのコンビニ(サークルK)へ傘をさして出かけた。雨は小降り、風はときおり吹くが、台風が近づいているにしてはおとなしい。途中、午前2時まで営業している炭火焼きの串焼き屋があった。こんど津山で「宿直」するとき、のぞいてみよう。コンビニに着いたら、若い男が買い物袋を提げて出てきた。中へ入ると客は私だけ。助六寿司やカップヌードルなどを買った。店を出るとき、トラック運転手が入ってきた。台風の深夜でも、おそらく通常と変わらない客足なのだろう。帰り道、途中にあるカラオケボックスから音が聞こえていた。ここも通常通りのようだった。



 ※明日の予定…津山記者クラブ秋季総会12:00

嵐の前の静けさ

2009-10-06 | 日記
 10月6日(火)

 
  10月6日9時
 今日のアメダス(新見市足見堂の下) 20時現在
  最高気温18.9℃=15時、最低気温14.7℃=6時、積算降水量0.0mm、最大風速2m/s
  …… 徳島のアメダス (徳島市大和町の徳島地方気象台) は、21時現在、最高気温19.0℃、最低気温16.7℃、積算降水量12.0mm、最大風速4m/s


 午前9時半、起床。コーヒー、新聞。

 猛烈な台風18号が日本列島に接近している。明後日は大荒れになるかもしれない。
 
 非常に強い台風18号は6日午前9時現在、小笠原諸島の沖ノ鳥島近海を時速約25㎞で北北西に進み、今後勢力を保ったまま本州に接近する見通し。本州の南には前線が停滞し、台風に伴って前線も北上するとみられ、気象庁は「地盤が揺んだ上で台風が通過する可能性があり、土砂崩れなどに注意する必要がある」と呼びかけている。
 台風18号は中心の気圧が930hPa。中心付近の最大風速は50mで、最大瞬間風速は70mという。中心から半径150㎞の範囲は、風速25m以上の暴風域で、北東560㎞と南西390㎞の範囲でも風速15m以上の強風が吹いているという。今後は、東よりに進路を変え、非常に強い勢力を保ちながら、8日から9日にかけ、本州を縦断する可能性があるという。
 一方、同時上陸が懸念された、台風17号は6日午前9時現在、台湾南端とフィリピンのルソン島間にあるバシー海峡付近に位置。7日から9日にかけても、ほぼ同じ位置で停滞する見通しという。(MSN産経ニュース 10.6 10:35)
  ◇
 非常に強い勢力の台風18号は沖縄県の南大東島近海を北上、勢力を維持したまま8日朝にも近畿地方を中心とした西日本に上陸する可能性が高まっている。中心気圧は940hPa(6日午後8時現在)で、昭和34年9月26日に東海地方などを襲い、死者・行方不明者5,098人を出した伊勢湾台風に匹敵する。大阪管区気象台は「50年前の伊勢湾台風を教訓に厳重な警戒を」と呼びかけている。
 気象庁によると、台風18号は時速25㎞で北に進み、中心付近の最大風速は45m、最大瞬間風速は60m。中心から半径150㎞以内は風速25m以上の暴風域となっている。日本列島の東海上にある太平洋高気圧の縁をめぐるように進んでいるため、今後は次第に東向きに進路を変えながら、8日朝には近畿地方に上陸する可能性が高いという。
 大阪管区気象台によると、通常の台風は、日本列島に近づくにつれて勢力が衰えるが、今回は海水温が27℃と周囲より高い海域を進んでいるため、「勢力は上陸するまで衰えにくい」という。
 伊勢湾台風も、勢力がほとんど衰えないまま、中心気圧が930hPaで和歌山県の潮岬付近に上陸。伊勢湾岸では高潮によって名古屋市内などを中心に全壊住宅が約4万1千棟、床上浸水15万8千棟など、大きな被害をもたらせた。
 今回の台風18号は、伊勢湾台風より中心気圧はやや高いものの、近畿地方を縦断する可能性もあり、気象台は「近畿や東海などで最も被害が大きくなるコースも想定される。伊勢湾台風の教訓を無駄にしないよう、早めの避難など対策をとってほしい」としている。(MSN産経ニュース 10.6 20:44)

 
  台風の接近で波が砕ける江の島=6日午後、神奈川県藤沢市
 
 ……終日、新見は風がほとんどなく、雨も降りそうで降らなかった。嵐の前の静けさだろうか。明後日は正午から津山記者クラブの秋季総会がある。全社から市政担当記者が集結する。どうしても出席しなければならないが、予報ではそのころ津山地方に台風が最接近する見込み。はたして予定通り開かれるかどうか。それよりも何より、新見から出かけられるかどうか。明日午後3時から新見公立短大の経営審議会がなければ、明日津山へ行ってそのまま通信部に泊まるのだが。さて、どうしたものか。

 「津山ホルモンうどん」の記事と写真が、MSN産経ニュースのふるさと便りに掲載されているのを、今ごろになって知った。社の通例として記事本文に署名はなかった。ところが、写真には撮影者の名前が記載されていて、どちらがウェートがあるのか、はたと首をかしげた。
 女房や子供、大阪の妹にメールで知らせたら、それぞれ「ホルモンうどん、どんな味なんでしょう。食べてみたいものです。箸型のトロフィーも面白いですね」「Webに名前つきで載るのすごいねえ! 次回も楽しみにしていますので頑張って」などと返信があった。

 昼食は、加ト吉の「お好み焼き」。

 ――「ネタ元」 (沢口靖子、あめくみちこ、岡田浩暉、大谷允保、飯田基祐、岩本多代、佐戸井けん太、市川勇、長谷川朝晴、田中要次、大河内浩、蟹江一平、谷村好一、大門正明、田山涼成、内藤剛志、原作=横山秀夫・2005)  BS-TBS  14:00~15:54
 
 信濃日報社会部記者の水島真知子(沢口靖子)が、亡くなった父の後を引き継ぐように新聞記者になってから10年。後輩を叱り飛ばし、警察署で夜を明かし、ネタを拾いに裁判所を回り、男性と同じように仕事をしてきた。しかし、いまだキャップにはなれず、真知子は女性新聞記者としての"壁"に苛立ちを感じていた。
 ある日、上田市で幼児が用水路で死亡する事件が起き、警察は事件と事故の両面から捜査を始めた。真知子は社会部デスクの進藤(内藤剛志)から事件のキャップを任された。真知子は気合いを入れ、さっそく矢崎(長谷川朝晴)、織田(蟹江一平)、加納(大谷允保)と取材を進めた。警察関係者や死んだ子供の母親を取材するが、事件・事故、どちらも決め手を欠いていた。
 ある夜、真知子はネタ拾いに裁判所回りをしていて知り合った地裁庶務の美佐江(あめくみちこ)と公園ですれ違った。逃げるように去る美佐江。その翌日、真知子は美佐江から電話を受け、死んだ幼児の母親が保護責任者遺棄の容疑で逮捕状が出たことを知った。特ダネを抜いた真知子のネタ元を周囲は知りたがったが、真知子はなぜ美佐江が自分に情報を流したのか疑問に思うのだった。

 
 

 夕食は、クリご飯、イカの刺身、ミニオードブルなど。クリは、哲西の友人が送ってくれた栗を母が辛抱強く皮を剝いだ。

 ――「格闘技祭り・亀田大毅世界戦×DREAMグランプリ決勝戦」 TBS系列 19:50~22:54 ……亀田戦の結果は、2-0(115-113、115-113、114-114)の判定で王者のデンカオセ―ンが防衛。悔しいが亀田の方がいいと思っていたのだが。やはりボクシングの魅力はKOだろう。
 
 プロボクシングWBA世界フライ級選手権「デンカオセ―ン・カオウィチットvs田大毅」解説=鬼塚勝也▽日本の超人ミノワマンvs韓流巨人ホンマンなど。
 
 
   喜ぶデンカオセーン(左)と落胆の亀田大毅(右)



 ※明日の予定…新見公立短大経営審議会15:00

225安打、.352で終了

2009-10-05 | 日記
 10月5日(月)

  強力な台風が、列島に近づいている。
 
  10月5日9時
 
  21時
 今日のアメダス(新見市足見堂の下) 20時現在
  最高気温20.3℃=12時、最低気温11.2℃=6時、積算降水量0.0mm、最大風速1m/s
  …… 徳島のアメダス (徳島市大和町の徳島地方気象台) は、20時現在、最高気温23.6℃、最低気温16.9℃、積算降水量5.0mm、最大風速4m/s 徳島は午後7時過ぎから雨が降りだした。


 午前6時半、起床。コーヒー、トースト1枚。7時半に自宅を発ち、津山へ。8時半の電車で徳島へ向かう女房は、JR新見駅まで歩いて行った。

 午前9時、津山市長定例会見。
 
 ①津山ホルモンうどんのB-1グランプリ3位入賞は快挙。それまで8億円の経済効果があるとされた津山ホルモンうどんは、この入賞で付加価値が高まった。全国に「津山あり」をPRでき、ホルモンもブランドになったように思う。来年のB-1グランプリは、グランプリを取ったこともある神奈川県厚木市で開かれる。来年3月に「岡山B級グルメ in 津山」が計画されており、2日間で10万人の集客を期待している。
 ②津山産の米を100%使った純米酒「つやまさん」が出来上がった。米の消費拡大に役立ってほしい。
 ③18日と25日に「津山まつり」が開かれる。だんじりを車で引くのではなく、勇壮にかつごうとだんじりの引き手を募集している。文化財に指定されているだんじりについては、民間のHPに詳しく紹介されている。
 ④11月7日に津山高校で「産業考古学会」の全国大会が開かれる。津山の鉄道遺産や近代化遺産を全国発信できる機会になることを期待している。
 ⑤31日から11月3日までの4日間、新洋学資料館(来年3月オープン予定)の内見会を開く。
 ⑥11月30日に市民参加型市場公募債(つやまっ子・未来債)を2億円分発行する。期間は5年で、満期一括償還し、利払いは半年ごとに行う。発行は、今年で3回目。
 ⑦米の自給率の向上を図るため、米粉や飼料用の米に対して、独自の補助制度を始める。ビニールハウスの設置に対しても一部助成したい。
 ⑧クリーンセンター(ごみ処理施設)建設に向けて、やっと津山市側の組合議員が選出された。9日の組合議会臨時会で当初予算案などを審議する運びになった。予定通り平成25年度の完成をめざす。


 午前10時前、Joyfull 津山店で、モーニングCセット(¥399)。11時半に新見通信部に入った。まもなく送られてきたファックスをもとに津山市長選の日程について書いた。
 
 岡山県津山市選挙管理委員会は5日、任期満了に伴う同市長選を来年2月14日告示、21日投開票とする選挙日程を決めた。
 同市長選には、これまで桑山博之現市長(68)が再選を目指して立候補を表明している。


 ―― 「密会の宿・不倫同窓会殺人事件」 (岡江久美子、東幹久、西岡徳馬、中山忍、木内晶子、大浦龍宇一、北原佐和子、デビット伊東・2006)  TSCテレビせとうち 12:30~14:21
 
 鎌倉の山間にたたずむ旅館「くわの」に、大学時代の友人が男女3人ずつ同窓会旅行として訪れた。その中の杉浦治(大浦龍宇一)と浅尾由紀(中山忍)は、8年前にたびたび泊まりに来ていた恋人同士だった。旅館の仲居たちは、不倫同窓会だと噂していた。その夜、宴会中に由紀を除く5人が、何かの毒により、中毒を起した。
 一方、謎の女も宿泊しており、ほとんど宿から出ず、暗い印象で仲居たちは、自殺するのではないかと騒いでいた。事件当夜、女将の桑野厚子(岡江久美子)らが由紀から事情を聞いていると、その女が立ち聞きしていた。見習い番頭の久保隆(東幹久)が後を追い、捕まえてみると由紀と知り合いだった。その女、高島巴(木内晶子)は、夫の暴力から逃げるため、生活相談員の由紀に相談し、旅館「くわの」を紹介され、連泊して身を隠していたのだった。そんな中、「くわの」で離婚の話し合いが行われたが、巴は、復縁を迫る夫の高島慎一(デビット伊東)を灰皿で殴打し、殺害してしまった。駆けつけた厚子の手のひらに、慎一は「8」というメッセージを書き残して、息絶えた。
 その後の警察の調査で、慎一は8年前に殺人事件を起していたことが分かった。同じころ、杉浦の妻るり子(北原佐和子)が熱海の別荘で自殺した。

 
 

 ―― 「浅見光彦・天河伝説殺人事件」 (辰巳琢郎、加藤治子、村井国夫、藤岡琢也、細川直美、左とん平、赤座美代子、鈴木瑞穂、岩本多代、山本郁子、井上彩名・ 1997) RSK山陽放送 13:55~15:50
 
 ひとり静かに、失せにけり。浅見光彦シリーズで最も有名なサスペンスの1つであり、映画化もされ話題を呼んだ「天河伝説殺人事件」を初めてドラマ化したもの。伝統芸能の能の宗家の継目騒動をきっかけに、東京で起こったある変死事件と能舞台で起きた変死事件が、光彦を天河の古き伝統の舞台へと誘う。
  ◇
 能の水上流追善能で、宗家・和憲の孫である和鷹が“雨ふらしの面”をつけて道成寺を舞うことになった。水上家に代々伝わるこの面は宗家の証、和憲から面を授かった和鷹は宗家の後継者に選ばれる。跡目披露となった追善能で道成寺を舞う和鷹。が、その舞台上で和鷹は毒死する。新宿では、和憲が所有しているはずの天河神社の五十鈴(御神体の鈴)を持った中年男性の川島が毒殺され、警察が捜査を始めていた。一方、能の取材のため吉野を訪れていた光彦は、雪江が水上流分家の高崎と親しかった事から、追善能後に吉野に向かった和憲の行方を探す事になった。

 
 

 《今日のイチロー》
 ・レンジャーズ戦(シアトル=セーフィコ・フィールド)
 ・3打数1安打…中前打(5回)
 ・今期通算225安打
 ・今期最終戦
 ・打率 .352
 
 【肩車されファンに感謝】 今年最後の試合が終わり、ファンも選手も球場をなかなか去ろうとしなかった。自然発生的に選手全員がグラウンドを一周、ファンに感謝を伝えた。「最後あんなふうになるとは。生涯忘れられないことになるのかな」。さまざまなシーンに立ち会ってきたはずのイチローが、感慨深げに振り返った。
 一団の中心には仲間たちに担がれたグリフィーがいた。その後ろに肩車されたイチローが続いた。チームを支えた2人を取り巻く雰囲気が、今年のマリナーズを象徴していた。イチローは率直だ。「単純に気持ちのいいチームだった。野球場にきて野球に集中できる。すごくよくなった、というよりは正常になった、とするのが正しいのかも」
 昨季終了後にフロント陣が一新され、監督も代わった。多くの選手が入れ替わり、チーム内の空気も一変した。今季のマリナーズには、まじめに取り組む選手をきちんと評価した。「価値観を共有できていることがうれしかった。そんなことはもう無理だと思っていたから」。プレーオフには進めなかったが、巻き返しの手ごたえを感じた1年だったのではないか。イチローの口調は弾んでいた。(共同)

 
  肩車され一周するイチロー(左)とグリフィー(右)

 午後4時半、犬の散歩に裏へ出たら、K醤油醸造の工場でギフトの箱に入れる稲を乾燥させていた。今日、農家から稲の束が届いたそうだ。そのK醤油醸造社長のOさん(66)は、2日に開かれた県選管で委員長に選任された。急逝した前委員長の残り任期(2012年12月まで)を務める。Oさんは、2000年から県選管委員、2009年1月から委員長職務代理者。
 
  稲穂が入った「かき餅セット」

 母は午前中、自室横の部屋を片づけていたら気分がわるくなったそうだ。それから自室で横になって過ごした。夕方は階下に降りていたが、食事の用意までにはいたらなかった。

 夕食は、加ト吉の肉うどん。

 ――「浅見光彦・高千穂伝説殺人事件」(沢村一樹、戸田菜穂、竜雷太、鈴木一真、渡辺いっけい、神山繁、寺田農、小野真弓、藤田朋子、村井国夫、加藤治子) TBS系列 20:00~22:54
 
 内田康夫の原作「高千穂伝説殺人事件」と「歌わない笛」の2作を一挙ドラマ化した作品。宮崎県高千穂の美しい風景と、鹿児島の名所を巡り、浅見光彦(沢村一樹)がヒロインとなる本沢千恵子(戸田菜穂)と共に難事件に挑む。
  ◇
 浅見光彦(沢村一樹)は、天才バイオリニスト本沢千恵子(戸田菜穂)と何とも不思議なお見合いをした。近々フランスへ留学する身の千恵子には、結婚話は全く現実感のないものだったが、千恵子の父親である誠一(竜雷太)は真剣だった。
 3日後、誠一は「光彦くん。万一の時には、千恵子の相談相手になってやって下さい」という言葉を残して失踪した。千恵子から電話を受けた光彦は、約束通り本沢家に駆けつけた。本沢家には録音された謎の電話がメッセージのように残されていた。
 「ブツはニュータバルから高千穂へ運びました。受け取ったのは市川で、詳細は帆村に聞いて下さい」
 その言葉を手がかりに、光彦と千恵子は高千穂へ向かった。そこでは、手がかりの1人、元町会議員の帆村(星村晃)が高架鉄橋から転落死したという事件が起こっていた。しかも、その容疑は千恵子の父親、誠一にも及んでいるという。父親が殺人を犯すわけはないと思いながらも、千恵子の心は千路に乱れた。そんな時に頼りになるのは、浅見光彦の思いもよらない推理だった。いつからか千恵子の中に、光彦に対する好意以上の思いが湧き上がっていった。
 2人が、もう一人の手掛かり市川(神山繁)を訪ねると、市川の面倒を見ている市の職員長田幹夫(鈴木一真)と出会った。幹夫は幼児期に市川に引き取られ、世話になった恩を忘れずに尽くしているという。
事件解決の決め手となるのは、ここに運ばれたという「ブツ」。さらに、その「ブツ」を探す黒い組織とも光彦たちは対立することになった。しだいに明らかになる、戦争直後の日本軍の麻薬隠匿工作と市川を支える長田幹夫の出生の秘密。…
 そして、1つの事件が解決したとき、悲しい運命を背負った兄妹が、新たなる事件へと巻き込まれた。光彦は、高千穂から鹿児島へ向かい、新たなる殺人事件の謎に挑んだ。

 
 
 
 



 ※明日の予定…55番給油・洗車

おか泉で讃岐うどん

2009-10-04 | 旅の日記
 10月4日(日)

 
  10月4日21時
 今日のアメダス(新見市足見堂の下) 22時現在
  最高気温23.8℃=15時、最低気温10.9℃=7~8時、積算降水量0.0mm、最大風速2m/s


 朝早く目覚め、うつらうつらしていた。着替えて午前8時、予約していた洋食モーニング=写真=を食べに1階レストランへ。すでにビジネスマンや夫婦連れなどが和、洋、中華の朝食をとっていた。ロビーで備え付けのパソコンを操作している若いビジネスマンも見られた。
 
 
 
 食事のあと、ふたたび部屋へ。今日は讃岐うどんを食べて瀬戸大橋(通行料金は、日曜なので1,000円)を渡り、岡山道を新見へ帰るだけ。チェックアウトは午前11時だから、のんびりくつろいだ。宿泊料金は、4,000円。

 松山道から高松道に入って、善通寺ICで高速道路を降りた。ここから一般道で、讃岐うどんの店「おか泉」(香川県宇多津町)へ。いつ行っても行列ができている。この日も、20分ほど待った。
 

  行列ができる「おか泉」
 
 いつものメニュー「天ざるうどん」=写真左=を食べた。大きな海老天は、サクサクしていて香ばしく天下一品。うどんは讃岐独特の粘りがあって香りもよい。わが家への土産に「半生うどん」=写真右=を買った。
 
 

 午後7時半に帰宅した。

 《今日のイチロー》
 ・レンジャーズ戦(シアトル=セーフィコ・フィールド)
 ・4打数3安打…左前打(1回)、左前打(3回)、中前打(5回)
 ・今期通算224安打
 ・残り1試合
 ・打率 .352

 ――大河ドラマ「天地人(40)上杉転落」 NHK総合 20:00~20:45
 
 関ヶ原の戦いの後、西軍の諸将に処分が下された。景勝(北村一輝)と兼続(妻夫木聡)も、家康(松方弘樹)の命により上洛した。兼続は本多正信(松山政路)のもとを訪れ、上杉存続をかけて直江家の家督を譲ると申し出た。嫡男の竹松(加藤清史郎)のことを思って反対するお船(常盤貴子)に、兼続は「上杉を残すために、苦しみは自分が一身に引き受けなければならない」と苦しい胸の内を明かした。
 景勝と兼続は家康に謁見した。家康は謝罪を求めたが、兼続と景勝は「義は我らにあり」と拒否した。一方、福島正則(石原良純)は、小早川秀秋(上地雄輔)に上杉を助けるよう持ちかけた。責任を感じている秀秋は、淀(深田恭子)に上杉を救って欲しいと申し出た。その結果、上杉は米沢30万石へ移封(いほう)となり、お家断絶は免れた。兼続は米沢への移住の準備のため、会津に戻った。動揺する家臣たちに、兼続は「殿を信じてついてくる者はすべて面倒をみる」と告げた。出発の日、上杉を去る者は一人もいなかった。感極まる兼続は、家臣6千とともに米沢へと向かった。

 
 
 



 ※明日の予定…津山市長定例会見9:00

松山城で中秋の名月①

2009-10-03 | 旅の日記
 10月3日(土)

 今日のアメダス(新見市足見堂の下) 23時現在
  最高気温23.4℃=12時、最低気温14.2℃=5、22時、積算降水量0.0mm、最大風速3m/s


 午前6時、起床。テレビが、2016年五輪開催地をめぐり、東京が敗れたことを伝えていた。10階の大浴場へ。そして、そこから屋上の露天風呂へ。いい湯だった。
 
 
           展望風呂(右上)と屋上露天風呂
 
 からだがほてるまま、浴衣姿でホテル「茶玻瑠」を出た。昨日とは打って変わり、快晴の松山市。朝の道後温泉本館(坊っちゃん湯)をポケットカメラで撮った。日差しがきつく、本館正面は逆光になった。朝風呂に通う観光客の姿も見られた。
 
  「茶玻瑠」玄関前で見る「坊ちゃん湯」
 
  朝日を浴びる「坊ちゃん湯」
 
  後方に「茶玻瑠」の客室棟
 
  「茶玻瑠」のロビー棟(中央)
 
 「茶玻瑠」に帰ると仲居さんが来て布団上げ。そして朝食。焼き魚などがあり、どれもおいしくいただいた。
 着替えて、午前9時過ぎ、フロントで精算。¥9,500円だった。ロビーの喫茶コーナーでコーヒー(¥500)。温泉の香りがするコーヒーは、格別だった。
 係員が地下駐車場から55番を玄関に運んできて、「茶玻瑠」を後にした。今度来るときは「茶玻瑠」か、「浅見光彦・坊ちゃん殺人事件」に登場した「八千代」にしようと思った。

 狭い道を上り下りして、伊予鉄道「道後温泉駅」へ。明治44年建築の旧駅舎が復元された駅舎前では、袴姿の坊っちゃんとマドンナが乗降客を迎えていた=写真中央。また、現役の「坊っちゃん列車」が1番線に入線していた=写真右
 
 

 
 駅舎前の交差点の一角に小公園「放生園(ほうじょうえん)」があり、からくり時計や足湯が人気。からくり時計は、道後温泉本館の振鷺閣をモチーフにつくられ、1時間おきに時計が背伸びして扉が開き、小説「坊っちゃん」に登場する人物がつぎつぎに現れる。
 腕時計を見ると9時45分。からくりが動作する10時まで、道後商店街のアーケード入り口に展示されていた湯之町大神輿(みこし)=写真=を見た。10月7日の朝、道後温泉駅前で神輿を鉢合わせさせ、男同士が練り合うので、「道後男の祭り」と呼ばれているそうだ。興味深く神輿やポスターを見ていたら、商店街の若い男が近寄ってきて、「今日帰られますか。宿泊を延ばして祭りを見ていってくださいよ」。
 当日は法被姿の神輿守300人以上が3組に分かれ、総当たりで3回戦を繰りひろげる。神輿に乗った指揮官の号令でぶつかりあい、押し合うのだそうだ。
 
 

 午前10時、太鼓や笛、鉦が聞こえて、からくり時計がせり上がってきた。坊っちゃん、マドンナ、清、赤シャツ、野だいこ、山嵐などの人形が、つぎつぎに現れた。わずか数分間だが、キャラクターがユニークなので飽きさせない。いいものを見たという感じ。ここにも袴姿の坊っちゃんとマドンナがいて、からくり時計をバックに観光客の写真に収まっていた。
 
  後方は足湯
 
  せり上がった「からくり時計」
 

 からくり時計がある放生園の道端に露店がいくつかあり、目の大きな男の子が昆虫などの竹細工を売っていた。私がそれを見ていると、「トンボが売れないから、買ってください」と、そばの観光客に声をかけた。私は竹細工を見るなり、気に入っていた。1つ100円だった。カブトムシとカニ、それにトンボ=写真=を皿から取り、机の上に並べた。「300円でいいの」と聞いたら、男の子は「はい」といった。小学4年生ぐらいだろうか、それら3つをポリ容器に入れて輪ゴムをかけた。「ありがとうございます」。ほとんど無表情で話す子供が印象に残った。
 
 

 道後温泉を後にし、「伊丹十三記念館」(2007年5月15日開館)へ。記念館は国道33号砥部道路沿い近くにあり、ナビの案内でスムーズに到着した。拡張された駐車場には、すでに多くの車が駐まっていた。
 

 
 記念館入り口へ向かっていて目についたのは、脇の車庫に展示されている高級外車。乗り物マニアだった伊丹十三が最後にたどり着いた英国車「ベントレー」=写真=だそうだ。
 
 

 混み合うほどではないが、たくさんの人が館内を訪れていた。展示室内に入ると、宮本信子館長がビデオで迎えてくれた。
 
 私が作りたい「伊丹十三記念館」。
 ある昼下がり。
 中庭の草の上に寝転んでいる。腹這いになっている人がいる。
 どうやら本を読んでいるようだ。そばにシャンパンのグラス。
 近づいてみると、ナント、伊丹十三!
 そして、「やぁ!いらっしゃい!」少しニヤリと笑って言った。
 続けて、彼はまた、言う。
 「楽しんでいって! 結構面白い所だよ。ここは。
 記念館としては旨くいったネ。僕も気に入ってるんだよ。
 まぁ…ごゆっくり…いやぁ…(頭を掻く)よかったら、また、来てネ!」

 
 展示は常設展と企画展に分かれ、現在未公開の収蔵庫も収蔵展示室として公開される予定だそうだ。興味を引かれたのは自筆原稿で、原稿用紙の使い方まで独特な工夫がなされていた。それを一字一字、読んでいった。また、企画展室には「マルサの女」に用いたフィルム編集機が置いてあった。
 
 【常設展】 十三の名にちなんで、13のコーナーにわけて伊丹十三を紹介しています。池内岳彦(少年時代)、音楽愛好家、商業デザイナー、俳優、エッセイスト、イラストレーター、料理好き、乗り物マニア、テレビマン、猫好き、精神分析啓蒙家、CM作家、映画監督の各コーナーでは、伊丹十三の業績や人柄を辿ることができます。
 それぞれの展示ごとに工夫が凝らされており、自分で引き出しを開けてみたり、イラストを写した布をクルクルと廻してみたりと、ただ眺めるだけではなく触って動かせるコーナーもあります。順路は指定していませんので、伊丹十三の作ったCMや著書になる前の肉筆原稿など、各コーナーの展示を見ながら、時には上に張り巡らされた年表を眺めて伊丹十三に思いを馳せることもできます。来館なさった方それぞれに、自分なりの楽しみ方を発見してみてください。
 
  常設展
 
 【企画展】 常設展示を見終わると、企画展示室へと入っていきます。伊丹十三が遺した資料は膨大です。ここでは定期的に展示を入れ替えて、常設展示では紹介しきれなかった資料をできる限り見ていただきます。伊丹十三の様々な仕事の中から、企画展ごとに一面を取り上げ、その仕事ぶりを深く掘り下げて紹介します。映画やテレビ番組、イラストや著作など、ものづくりの裏側まで見せることで“伊丹流”に迫っていきます。
 今回の企画展「メイキング・オブ・マルサの女」では、映画『マルサの女』『マルサの女2』をテーマに、伊丹流の映画制作術を皆様にお見せしたいと思います。
 
  企画展
 
 【収蔵庫】 伊丹十三が遺した資料は8万点を超えます。それらを後世に残すため、きっちりした空調管理の下で保存しているのがこの収蔵庫です。伊丹十三が描いたイラストや原稿、楽器や食器、衣服や靴に至るまで、ありとあらゆるものがこの中には収められています。その量が膨大なため、スタッフは資料の整理に追われる毎日ですが、徐々に整理が進んだ段階で、限定的にでも公開してより多くの方に伊丹十三の仕事を見ていただこうと考えています。
 収蔵庫と言っても、ただ資料が置いてあるわけではありません。多くの種類の資料をジャンルごとに分け、伊丹十三の仕事ぶりが一目で分かるような「収蔵展示室」を目指しています。その中でも、伊丹十三が購入し、後に別宅としていた神奈川県湯河原にある家の書斎が再現された一角は、家具や蔵書の並べ方まで本物そのままに再現しました。公開の日をお楽しみに!
 
  収蔵庫
 
 【中庭】 記念館を設計した建築家、中村好文の魅力が最も発揮されている場所の一つだといえるかもしれません。展示を見た後に、ゆっくりとベンチに座って風に吹かれてみてください。中庭は、一日のうちでも陽の当たり方によって色合いが変化し、雨が降ってもまた違った風景が立ち上ります。それを囲んで廻らされた回廊は、どこか非日常の空間を思い起こさせます。
 ただ展示を見ることだけが記念館の目的なのではなくて、建物全体が居心地の良い空間であることが我々のコンセプトです。展示を見ていただくのと同様に中庭という空間も是非楽しんで見てください。日常から離れて落ち着いた気分を味わえる場所であること。のんびりしているうちに、あっという間に時間が過ぎてしまったという方も少なくありません。クローバーに覆われた庭の中に立っている桂の木は、一株なのに根元から二つに分かれた双幹の形をなしています。ちょうど伊丹十三と宮本信子の夫婦を象徴したようで、当館のシンボルともいえるものです。
 
  桂の木が象徴的な中庭
 
 【カフェ】 シャンパンや日本酒など、伊丹十三が愛飲していた飲み物を取り揃えています。フランス製のチョコレートを用いて記念館の形を模したオリジナルケーキや、お土産として好評の「十三饅頭」も食べることができます。展示を見た後、伊丹映画のサウンドトラックが流れる店内で余韻を楽しむ。ショップで伊丹十三のエッセイを買って、コーヒーを飲みながら読書の時間を過ごす。あるいは友人との語らいの場であっても良いかもしれません。
 店内の絵は、映画『タンポポ』製作の際に伊丹十三自身が描いた登場人物のデッサンです。
 
  カフェ
 
  ショップ
 

 ……カフェで人物デッサンを鑑賞し、コーヒーを飲みながら中庭を眺めた。母の土産に「十三饅頭」を買った。1歳ぐらいの外国人の女の子が回廊で、中庭の石を拾って遊んでいた。婦人たちが入れ替わり立ち替わりカフェを訪れていた。