goo blog サービス終了のお知らせ 

バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

バス停を通過しようとした時…

2018年10月26日 22時39分50秒 | バス運転士
先日、あるバス停を通過しようとした時… 前方からスーツ姿のお姉さんが走って来るのに気が付いた。しかし、その視線がバスの方を向いていないように感じたので、私は「ひょっとして地下鉄の駅へ行くのかな? それとも青信号の横断歩道を渡るのかな?」と迷いながらもバス停で止まって前扉を開けてみた。

すると、お姉さんがバスの行き先表示などを見ながら立ち止まり、「◎◎保健所、行きますか?」と言ったので、私は「行きますよ」と答えた。バスに乗り込んだお姉さんがバッグを開けながら、再び「◎◎保健所、行きますか?」と言ったので、私は「はい、行きますよ」と答えた。さらに、お姉さんが一日乗車券を見せながら、またまた「◎◎保健所、行きますか?」と言ったので、さすがにイラッとした私は「行きますってぇ~」と答えたのだが… ひょっとして、私の声を何度も聞きたかったのかな? ハハハ…

また、あるバス停を3分ほど遅れて通過しようとした時… バス停の方へ向かって早足で歩いているお姉さんを発見した。私が「乗車確率50%、通行人確率48%、その他2%といったところか」と迷っていたら、お姉さんがこちらを振り向いてスマホを取り出したので、私は「ICカードの機能が入ったスマホか… よし、99.9%乗客だ!」と思って、バス停で止まって前扉を開けたのだが…

お姉さんは、またまたバスをチラ見しながらバス停をスルー… 何なんだよ! まったくぅ… そんなに私の顔を見たかったのかなぁ?(そんなわきゃねぇだろ!) たまにいるんだよねぇ~ 乗客でも何でもないのに、こっちをチラチラ見ながらスルーする人が… そういう思わせ振りな態度は、キャ●クラ嬢の特権だぞ! なんちゃって~


運転士さんとのアレコレ

2018年10月25日 22時22分40秒 | バス運転士
昼頃、某駅の待機場所に止めておいたバスに乗り込んだ時… 背後から「松井さん、昨日はご迷惑をお掛けしました。缶コーヒーをおごらせてもらいます!」と声を掛けられて驚いた。そう、昨日の運転士さんである。別に、そんなことをしてもらう必要はないのだが… 私は「それで◎◎さんの気持ちに一区切りが付くならば!」と思って、素直におごってもらうことにした。

その後、「やっぱり、あの時の巡回バスは◎◎さんだったんだ」「そうです」「最初は気が付かなくてさぁ~」「そうだったんですか」(中略)「お陰様でブログのネタができましたけどね」「ブログに書くのは勘弁して下さいよぉ~」「いや、悪くは書いてないつもりだから…」などと会話をして、◎◎さんが油断したところで指を…(こらこら! 任侠映画の悪役じゃないんだから…)

夕方、営業所前ターミナルの待機場所にバスを止めた時… 運転カードを見て“次は2番乗り場からの55分発”であることを確認、さらに“2番乗り場と3番乗り場から53分発があり、1番乗り場から55分発がある”と書いてあったので、「53分発の2台が出た後、55分発に続いて乗り場へ着ければいいんだな。それまで約20分… 休憩室で過ごそう」と思った私はバスから降りた。

50分頃に休憩室を出て、待機場所に止めてあるバスのところへ… すると、隣のバスの運転士さんから声を掛けられて驚いた。その人は、以前、テニススクールで顔を合わせたことのある委託元の運転士さんだったのだ。そこで、テニススクールが移転する話などをして… 間もなく、その運転士さんが「それじゃ、行きます」と言ったので、私は「では、また」と見送った。

それからバスの輪留めを外し、扉を開けて乗り込んで… 時計を見て驚いた。すでに53分を過ぎていたからである。そう、その運転士さんは1番乗り場からの55分発… 私と同時発車だったのである。私は慌てて準備をして… 何とか発車時刻には間に合ったけれど… もしも、その運転士さんが00分発とかだったら… 洒落にならんかったかもしれないなぁ~ ハハハ…(ちゃんと時間を気にして喋らんかぃ!)


ブログネタは突然に…

2018年10月24日 18時04分49秒 | バス運転士
昨夜、「明日の勤務は朝7時過ぎからだけど、来月24日に有給休暇を取りたいから、まずは受付開始となる朝5時前に出勤して… 有給休暇の申し込みをした後、始業点呼まで2時間くらい仮眠よう」と思った私は、夜間の睡眠を少し短めにして… 予定通り、午前5時過ぎから駐車場に止めたマイカーの中で仮眠をしていたのだが… 電話の着信音が、私を深い眠りから引きずり出した。

「ん? 電話? まさか営業所から? ひょっとして、もう始業点呼なのか!? ゲゲッ! 私がアラームの設定時刻を間違えたのか???」と驚きながらスマホを手に取り、応答メッセージが流れ始めたところで電話に出た。すると、上司が「始業点呼に間に合わない運転士が出たもんで、勤務を代わってもらえるかなぁ?」と言ったので、私は「はぁ… いいですよ」と寝ボケながら答えたのだった。

時刻は午前5時50分… 私の予定より1時間も早く起床… まずは「眠い、眠い」と呟きながらバスの点検… 変更となったコース番号を運行支援システムに入力… 私は、その内容を見て愕然とした。本来は、某地区(街中)巡回を中心とした“小さなバスでトロトロ走るコース”だったのだが、JR某駅行きの系統を3回も走らなければいけないコースに… 天国から地獄のような変更だったからである。(♪あの日、あの時、あの場所で、仮眠してなかったら~)

その後、始業点呼を受けたのだが、「睡眠は大丈夫ですか?」なんて聞かれるはずもなく(そりゃ上司も言えんわなぁ~)、“眠気ありあり、ヤル気なしなし”で出撃したのだった。もっとも、点呼時に「睡眠どーのこーの」なんて聞かれたのは、半年くらい前だったか… 国が「睡眠不足の場合は乗務させないように」と言い出した頃だけだったけどね。ハハハ…

さて、JR某駅行き系統二回目の帰りでのこと… 某高校前停の近くで信号待ちをしていたら、前方から某地区(街中)巡回バスがやって来たので、停車中で余裕があった私は“松井スマイル(気持ち悪ぅ~!)”で軽く挙手… すると、そのバスの運転士さんが、とても丁寧に挙手&会釈を繰り返すので、「なんじゃ? どした?」と驚いた。

その直後、「あれ? ひょっとして、あの巡回バスは… 私が走るはずだったコースか!?」と気が付いた。そう、それは“点呼に間に合わなくなった運転士さん”だったのである。それにしても、そんなにペコペコしなくてもねぇ… ん? まさか… 私が点呼時に「指の一本や二本じゃ済まさんぞ」と冗談で言って笑ったのを、上司が「マジで激怒してたぞ!」と伝えてたりして!? それじゃ明日、それ用のブツを持って… ハハハ…(おいおい!)



♪二か所からバスに乗って二か所で降りる~

2018年10月23日 20時00分56秒 | バス運転士
先日、“朝の通勤通学時間帯に車椅子の人が二か所から乗って二か所で降りる(一人はE停から終点まで、もう一人はF停からG停まで乗車する)場合がある路線”をを担当した時のこと… まずは某運動場を発車して数分後にE停へ… すると、予定通り一人目の車椅子の人が待っていたので、スロープの出し入れ&座席の折り畳み&ベルトによる固定などの乗車客扱いをした。

そのコースを過去に何度か担当したことがあるけれど、二人同時に乗せたことがなかったので、「今回も二人目はいないかも!?」と思いながら交差点を左折してF停へ… すると、車椅子の人の姿が見えなかったので、「何事もそうだけど、そういう流れってあるんだよなぁ~」と思いながら乗降客扱いを開始… と、その時! 「すいませ~ん」という“付き添いの人の声”と共に、二人目の車椅子の人が現れたのだった。

実は、以前から不満に思っていることの一つに車椅子の固定方法がある。最新のバス&とても古いバスはいいとして、その間に生産された多くのバスの場合… 「そういう装備がバスに付いていればいいんだろ?」と言わんばかりの扱いにくい用具ばかりで… つまり、路線バスの運行途中で行うには時間が掛かり過ぎるのである。

個人的には“シートベルトの長さ調整”に手間取ることがある。ベルトを長くしてある場合が多いので、「ちょっと長過ぎますよねぇ?」と言いながら短くするのだが… 時には、車椅子の人から「長いまんまでいいですよ」とか「シートベルトなしでいいですよ」と気を遣ってもらったりして… そこで必要以上に強要すると不愉快な思いをさせるし、トラブルになる場合もあるので、私は素直に従っている。もちろん、それだけ慎重に運転することになるのだが…

また、2~3日前… 営業所前ターミナルの待機場所に止めたバスの運転席で発車時刻になるのを待っていたところ… 目の前のバス乗り場に一台のバスが着けた時に車椅子の人がいたので、「スロープの出し入れだけでも…」と思ったのだが… 付き添いのお爺さんが「いいよ、自分でやるから!」と言ったようで、運転士さんは普通に乗車客扱いだけを始めたのだった… いろいろと気を遣ってくれる人たちには、本当に感謝&感謝である。(お、珍しく真面目じゃないか… 熱でもあるのか? ハハハ…)


目だけでなく耳まで…???

2018年10月22日 23時21分39秒 | バス運転士
人間ドックの視力検査で使われていた機械は、いつもの健康診断で使われている機械と違っていた。機械の中を両目で覗き込むのは同じだけれど、“黒い輪”が一つずつ出てくることと、“上下左右の回答”は口頭ではなく“機械に付いているレバー”を前後左右に倒して行うこと… それと「もしも上下左右が分からなかったら、“分かりませんボタン”を押して下さい」と言われたこと…

それにしても… そんなボタンを押す人なんているのだろうか? 普通は「当たればラッキー!」と思って、一か八か上下左右のレバーを倒すんじゃないのかなぁ~??? 実際、私もパッと見て「う~ん… 分からんなぁ~」と言った後、ジィ~~~ッと見てから「多分、こっち!」と言いながらレバーを倒していたのである。

さて、まずは裸眼で検査… しかし、私は“黒い輪”の存在すら分からず、左右とも僅か2秒で撃沈… しかも、ついつい口頭で「何も見えません」と回答してしまった。次にメガネを掛けて右目から… 「これならバッチリ!」と思ったのだが、何だかボヤけた感じ… それでも何とか正解を続け、黒い輪が少しずつ小さくなった… ある時、黒い輪が三つに分裂していることに気が付いて驚いた。

が、メガネ屋さんへ行く度に「軽い乱視がありますが、矯正するほどではありません」と言われていることを思い出し、「なるほど、こういうことか… でも、三つに分裂して見えたのは初めてだな」と驚きながらジィ~~~ッと黒い輪を凝視… すると、三つの中の一つだけがハッキリと見えてきて正解… 果たして、いつもの機械と違うから三つに見えたのだろうか? それとも乱視が悪化してしまったのだろうか!?

一昨日、巡回バスで走行中… 不意に「ニャ~~~」という子猫の鳴き声が微かに聞こえたような気がしたのだが、「そんなはずはない… 私の聞き間違いだな」と思った。しかし、再び「ニャ~~~」と微かに聞こえてきたので、「ん~~~? 乗客の誰かがカゴではなくバッグの中に入れているに違いない」と自分を納得させたのだが… 目の乱視だけでなく、耳まで乱聴になってしまったのかもしれないなぁ~(それを言うなら幻聴だろ! ま、まだ子猫の鳴き声で良かったよ。オマエの場合… ま、いっか。ハハハ…)