週末のお昼前、某学校でほとんどの乗客が降りてしまい、残ったのは一人の女性(年齢不詳)だけとなってしまった… ある交差点で信号待ちをしていると、その女性が通路を歩いて来て一番前の席に座った。そして私に話しかけてきた。
「このバスは○○へは行かないんですよねぇ?」「はい。○○はこの交差点を直進しなければいけませんが、このバスは▲▲行きなので左折してしまいます」「そうですか… ○○ってどんなところですか?」「どんなところって言われても…」「何かありますか?」「バス停の前には役場があって… 少し歩けばジャスコがありますね。あとはよく分かりません」「乗り換えようかなぁ…」「降りられますか?」
私は左折してすぐのバス停に止まった。
「でも、○○行きが来るまで40分以上あるんですよねぇ… やっぱりいいです」「▲▲まで行かれますか?」「はい… ▲▲にはジャスコとかありますか?」「そういう大きなものはないですねぇ… モスバーガーとかホームセンターとか…」「ゲームセンターとかは?」「ゲーム… あぁ、駅にありますよ」
次のバス停でオバサマ2名の乗車があり、会話もそこで途切れたので少しホッとした。結局、そのまま終点の▲▲へ到着したのだが… ゲームセンターの前にはトラックが止めてあり、店内は空っぽ… そう、つぶれていたのである。(店内改装かも…???)
「すいません、ゲームセンターつぶれていましたね…。この後、最終的には○○まで行かれるんですよね? それならば、電車で一つ隣りの駅へ行って、そこからバスに乗れば○○へ行けますよ」と、ゲームセンターがつぶれていたことを忘れさせるかのように、案内をしてあげました。めでたし、めでたし… かな?
今日、仕事の合間に“ウルトラマン”と“半額”に惹かれて衝動買いしてしまいました。レジのオネエちゃんは普通にバーコードを読み取って「360円です」と言ったので、さすがの私も「半額になってるんですけど…」と言って値札シールを指差した。レジを打ち直した後に180円を払うと、オネエちゃんがチョコを袋に入れようとしていたので、私は「あ、袋はいらないですよ」と言った。するとオネエちゃんは「これはウルトラマンチョコの袋なんですよ」と言ったので、私も「あ、それなら… もらっとくかな」と言って、オネエちゃんと一緒に笑った… ちょっと恥ずかしかった。
仕事を終えて、営業所へ帰ります。カバンや金庫などを持って、バスを降ります。そして、最後に前扉を閉めます。どうやって閉めるのか? それは、バス前面の小さなフタを開けたところにあるスイッチを操作します。ところが最近は、そのスイッチを仕事中に使う人が多いようです。
バスを乗り場に停めて休憩室へ… その時、前扉(降車口)は閉めたまま、中扉(乗車口)から降ります。夏は暑いので両方とも開けっ放しですが、冬は寒いのでそうするのです。そして、発車時刻が近づいてバスに乗り込もうとしたら、車内は乗客で一杯に… そうなってしまったら、乗客を掻き分けて運転席へ行かなくてはなりません。
それが嫌だから(お客様も嫌でしょうから)、運転士の多くは前扉から降りて、バス前面のスイッチを使って前扉を閉めておくのです。そうすれば、バスがどれだけ乗客で一杯になろうとも、再びバス前面のスイッチを使って前扉から乗り込めば良いのです。
私はずっと“古いやり方”を続けていました。運転席の窓を少し開けておくのです。そして、乗客で一杯になってしまった時は、バスの外から手を伸ばして普通に前扉操作レバーを使うのです。
しかし昨日、「新しいやり方を一度やってみよう」と思って、前扉から降りて休憩室へ行きました。そして、発車時刻が近づいたのでバスへ戻ってきました。しかし、予想に反して乗客が少なかったので、何の迷いもなく中扉から乗って運転席へ…。エンジンをかけ、案内をして、中扉を閉めて発車しました。が、すぐに“異変”に気が付きました。バスは走行中です。当然、前扉も中扉も閉まっています。それなのに、前扉操作レバーが“開”になっていたのです。そう、降りる時に運転席の操作レバーで前扉を開けて、バス前面のスイッチで閉めて… そのままだからです。出発して一つ目のバス停を通過して、二つ目のバス停でお客様を降ろすことになりました。「知らん顔して操作レバーを“閉”にすれば、開くんじゃないか?」と思いましたが、それは甘かった…。前扉はウンともスンとも言いませんでした。私は「すいません。前扉が開かなくなっちゃって… 外へ行って開けて来ますから、少々お待ちください」と言いながら、中扉を開けて外へ出て、バス前面のスイッチを操作して… めでたし、めでたし…
それから数十分後、「もう一度チャレンジしよう」と思って前扉から降りて休憩室へ… ところが、またもや中扉から乗って運転席へ…。さすがに二度目なので、発車直前に気付きました。すぐに中扉から降りて、バス前面のスイッチで前扉を開けて、そこから運転席へ乗り込みました。お客様は「あの運転士、何やってるんだ?」と思ったかもしれませんねぇ…
本日、午後1時過ぎに市内某所へ結婚相談に行って来ました。実際には、相談というよりも登録&ファイル閲覧です。登録しないと、ファイル閲覧も何も出来ませんので…。必要書類を揃えて行って、そこでまた3枚の用紙に記入して… 字の下手な私には苦痛でした。平日ということもあり、待たされることなくスイスイと手続きは進みました。登録料は4000円で、2年間有効だそうです。
さて、私は男なので、男性用コーナーで女性のファイルを拝見しました。20代が10冊くらい、30代が20冊くらい、40代以上が10冊くらい…。私は30代のファイルを順番にパラパラとめくり始めました。1冊には3名から8名くらいがファイルされている。人数にバラつきがあるのは、【お見合い→交際→結婚】という流れに乗った人たちは、ファイルから外されているからです。「交際したものの、やっぱり駄目だった…」となれば、再びファイルに戻されるということです。
【(女性から男性への)希望条件】が、思った以上に大きな壁となって立ちはだかった…。私が“あのパーティー”以来、もっとも気にしている収入については「月収30万円以上(税込)」が圧倒的に多かった。たまに「20万円以上」と書かれている女性を見つけても、「相手の親との同居不可(これが全体の7~8割!!)」とか「大卒限定(どうせ補欠合格&中退ですよ)」とか「35歳まで(四捨五入すりゃ同じだけど…)」とか…。この条件は良くても、あの条件が駄目… その繰り返しでした。が、ついに! この私でもクリアできる希望条件を書いている女性を見つけました。が! が! が! 備考欄に「犬の大丈夫な方」と書かれていた…。私は『こりゃ、サッカーくじで勝ち負けを当てるよりも難しいんじゃないのか?』と思いました。
そこへ、手続きをやってくれたオバサマが近づいてきて「どう? いい人いた?」と言った。私は「いやぁ… 問題になりませんね」と言った。オバサマは「そう~ぉ? 背も高いのに…」と言った。私は「月収30万円以上という希望が多くて… とても無理です」と言った。オバサマは「25万くらいないの?」と言った。私は持っていた源泉徴収表を取り出して、「これですから… この数字にウソはありませんよ」と言った。するとオバサマは「え? あなたいくらって書いたっけ…」と言った。私は「22万円って書きました」と言った。オバサマは「税込みでいいのよ。これだったら… 25万円以上あるんじゃない?」と言った。私は「そうですかねぇ… いつも明細票を見ていないものですから…」と言った。オバサマはすぐに割り算をして「28万円くらいあるんじゃないの!? 書き直して!」と言った。さらに「これならば30万円以上と書いている女性でもオッケーよ」と続けた。希望年齢の数字は譲れないものがあるけれど、収入や身長などの数字に多少のズレは許されるらしい(オバサマがそのように書かせているのかもしれない…)。そこで、オバサマと二人でもう一度ファイルを見直してみる。「30万円以上」も含めて… が、それでもハードルは低くならなかった。全体の7~8割を占めるであろう「同居不可」が… が、が、が、それでも1名だけ、いらっしゃいました。奇跡だ! サッカーくじで1等が当たったような気分…。早速、その女性との“お見合い”の申し込み手続きをし、オバサマに「ありがとうございました。よろしくお願いします」と言って事務所を出たのでありました。
帰り道、頭の中では勝手な妄想が始まった…「有給休暇を取って、彼女と一緒に何処へ行こう?」「いきなり彼女の自宅へ行って両親にも会っちゃうなんてどうだ?」「披露宴は地味でいいのか?」「二次会は長野でもやろうかな?」などなど…。某結婚情報サービス会社でも、某大手プロバイダーの出会いサイトでも、入会して最初の申し込みをした時にはいつも同じような妄想をしていた。しかし、すぐに「お断り」されて、一気に現実に戻されて… 冷めていくのである。2~3週間後には、まだ見ていない20代&40代以上のファイルでも見に行こうか… あ、20代は無駄ですね。ハハハ…
「よりによって原付に鳴らされた」&「オバちゃんは一部始終を見ていたはずなのに」というダブルショックにやられました…
<script type="text/javascript"></script>