バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

そんなの関係ねぇ! 残念!!

2008年02月02日 00時35分47秒 | バス運転士

今日(1日)は午前6時半過ぎに出勤した。すると… 営業所の前を通って、某大手自動車メーカーで有名なX市へ続く道路が渋滞していた。いつもは午前7時過ぎから渋滞が始まるのだが… 原因は交通事故。営業所からX市へ向かって数百メートル行った先でトラックが電柱(信号機の支柱?)に衝突して、倒れた柱が道路を封鎖したとかしないとか… その現場検証&復旧作業のために全面通行止めとなっていたようだ。バスはみんな「1時間2時間は当たり前ぇ~!」ってくらい遅れていた。私も最大90分遅れとなり、時間もスピードメーターも「そんなの関係ねぇ!」状態であった。

午後は、通常の勤務の前に、A学校入学試験に伴う“受験生輸送”という臨時の仕事をすることになっていた。最初の予定では、A学校発B駅行きを1回だけやって、すぐにB駅からC学校まで回送して、通常のC学校発D駅行きをやることになっていた。が、予想以上にバス利用の受験生が多かったせいか、B駅へ向かっている途中に「もう一度A学校発B駅行きをやってくれ」という無線が入った。すぐに「了解しました」と返答したかったけれど、不器用な私は走行中にバス停などを見ながら無線で話すことはできない。だから、バス停を3つ通過した後の信号待ちで、ようやく「了解しました」と返答できた。「それはいいけど… 通常のC学校発に間に合うだろうか…」という不安もあり、またもや「そんなの関係ねぇ!」状態に…。そして2回目の“受験生輸送”を終えて、すぐにC学校へ向かった。無事、発車時刻の5分前には到着し、お客様を乗せた。すると突然「松井くん!」と窓の外から声がかかった。「間に合ったんだなぁ… さっき、無線聞こえなかった?」と言われた。私は「聞こえましたよ。だから2回やってきました」と答えた。すると「いや、間に合わないだろうから、このC学校発D駅行きは代わりにやるって無線を入れたんだけど…」と言われた。「え!? さっき…???」と驚いていると、「そう、2回目をお願いした直後に… 了解って返答があったから、分かってるんだと思ったよ」と言われた。そう、不器用な私が返答できずにいたあの間… ちょうど無線が入りにくい場所だったのか、私には聞こえていなかったのである。その後、私が「了解」と言ったものだから… こんなことになってしまったのである。あぁ~、休憩し損なったよぉ~。残念!!