電車の乗り過ごしとか…

一昨年の暮れ、ある忘年会へ参加するため電車に乗って…　「いつも通勤で乗り換えている駅で降りるんじゃねぇぞ！　その２つ先の駅で降りるんだぞ！」と自分に言い聞かせていた。そして、電車は何事もなく乗り換え駅を発車、ホッと胸をなでおろす私…　だったのだが、そこで安心したのか何なのか、なぜか私は次の駅で降りてしまったのである。しかし、幸いにも“起点の異なる電車”がすぐに来たので助かった…　ということがあった。

また、帰宅途中の電車の中でスマホを操作していたら扉が開いて…　「あれ？　ここ、どこだっけ？　降りる駅なのか？」と思って周囲をキョロキョロしたのだが、たまたま私が、頭上に停車中の駅名が表示されない扉の内側にいた＆ホームに設置されている駅名の看板などが見えない位置に立っていたようで…　降りるか否か判断できないうちに扉が閉まってしまい、次の駅まで乗り過ごしてしまったこともあった。

それ以後、電車の中での“返事が長くなりそうなスマホ操作”を控えていて、今朝も、スマホを出すこともせずに車内広告を読んでいた。そして、扉が開くと同時に電車から降りて、いつものように階段へ向かって歩き出し…　階段の下まで来て「あれ？　いつの間にかエレベーターが設置されている」と思った。さらに、階段を上がったところで「あれ？　改札口の場所がいつもと逆だ。ひょっとして、反対側の階段を上ってきちゃったのかな？」と思いながら改札口を出た。

その時、私は「さて…　と…　あれ？　どっちへ行けばいいんだ？　あっ！　この風景…　一つ手前の駅だ！」と気が付いた。「一刻も早く帰りたかったら、次の電車を待つのが最善だが、また運賃がかかってしまう。まぁ、歩いても２０分くらいだろうし…　残業したと思えば、まだまだ時間的に早い早い！」と思って歩き出したのだった…　あぁ、若い頃は、絶対にこんなことはなかったのになぁ～！（と、思っているのは本人だけだったりしてな。ハハハ…）