バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

遅番の先輩と暗い夜道

2024年05月14日 12時02分22秒 | 病院の黒子(夕勤)
昨日、私の近くで作業していた二人の先輩(AさんとBさん)が「今日は遅番なんだけど、できるだけ早く帰りたいから… 最後の手術終了があまり遅くならなければいいな」「なんで早く帰りたいの?」「いつも自転車通勤なんだけど、今日は運動のために歩いてきたから… 某スーパーへ出るまでの道が暗くて人通りが少ないから襲われるかもしれないじゃない」などと会話をしていたのだが… その直後、Bさんから「松井さんに送ってもらったら?」と矛先を向けられて驚いた私は「えっ!? そんな…(口から出そうになった“怒られそうな冗談”を飲み込んで)その時は自分だけ逃げますよ」とだけ答えた。

私の勤務終了時刻が近付いた時、正社員から「松井さん、残りの作業はどれくらいですか? それだけやったら、今日は一緒に退勤しましょう」と言われたので、残っていた作業を急いで片付けて… 事務所へ行ったところ、Bさんが「パソコンの画面が真っ白になっちゃって… 退勤チェックができない」と困っていたので、Bさんより少しだけ知識(パソコン経験)のある私が対処したのだが、その時に「正社員から“松井さんに先に帰るって伝えておいて!”って言われた」と聞いた私は「なんだぁ~」と思いながら別の作業に着手したのだが… まだ残っていたAさんから「松井さん、もういいですよ」と言われたので退勤することにした。

私は、職場から某スーパーへと続く道を歩きながら「まぁ、暗いっちゃあ暗いけど、他にもチラホラと歩行者がいるし… 大丈夫だろう」と思った。が、某スーパーの駐車場に入った時、ドンチャカジャンジャカと大音量を流している怪しげな車がやって来て、店舗から最も遠い場所に駐車したので「週末でもないのに… なんでこんな場所に? どんな目的で?」と余計なことを考え始め… 私が退勤する時にAさんが言った「もしも襲われたら恨んでやるからぁ~」という冗談っぽい台詞が脳裏をよぎり、「万が一… 本当に万が一のことがあったら、死ぬまで後悔するだろうなぁ~」と思った。

「まぁ、悪党が5~6人もいたら私も一緒に被害に遭うだけの話になるけど、通り魔的な単独犯ならば、こんなジジイが一緒にいるだけで防止できるだろう。さて… 最後の滅菌機の終了時刻まで20分以上あったから、すぐに戻っても時間が余るだけだな」と思った私は、某スーパーで買い物を済ませてから職場へ戻った。そして事務室で待機… しばらくして入ってきた先輩は「うわっ! なんでいるの!?」と驚いていた。私は簡単に事情を説明… 歩きながらお喋りタイムは継続… 気が付けば明るいバス通りに… ある交差点で「お疲れ様でした」「ありがとうございました」となった。遅番には、複数の先輩が交替で入るので… 今後、遅番になった先輩たちから「帰りにお米を買うから、自宅まで持ってくれる?」とか「自転車がパンクしたから、自宅まで運んで!」とか言われたりして…???(それらもドMにとっては快感か…)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿