バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

ガードレールの切れ目で…

2024年06月14日 12時14分49秒 | 日記
いつものように某無料サイトで様々な動画を見ていたら、“自転車の飛び出しでもバスが悪い”というタイトルが目に入ったので視聴してみた。どうやら「路線バスが左車線を走っているところへ、歩道を走っていた自転車が急に車道へ飛び出して衝突… 自転車の高校生が骨折した」という事故が関東地方の某県であったようだ。それは、私がバス運転士時代に経験した事故と全く同じパターンである。

が、私の場合は幸いにも“衝突”ではなく“接触”と言える程度で、飛び出した自転車の男子高校生も少しフラついただけで転倒せず、そして停止することもなく、そのまま逃走してしまった。すぐに私は営業所へ連絡、運行後に警察署へ行き、私も“無傷”だった記憶がある。しかし、その動画の中で言われていた過失割合は“基本的に自転車vs車は1対9”で、自転車側が悪い場合でも2対8か3対7だとか…???

さらに、動画の中では「こういう事故に遭わないためには、ガードレールの切れ目で歩道を走っている自転車を追い抜かないように!」という“バス運転士時代に上司から言われた台詞”が出てきたので驚いた。そんなこと言われても… 道路沿いには数多くの店舗やマンションがあり、それらの出入口に加えて脇道などもあり、路線によっては“自転車を追い抜く暇もないくらい多くの切れ目”があるんだよねぇ~

また、バス運転士時代には“歩道を走っている2台の自転車(前が母親、後ろが3~4歳の娘さん)を発見した時、「ちょうど切れ目(駐車場の出入口)で追い抜くことになりそうだけど(駐車場から車道への僅かな傾斜を見て)何となく嫌だな」と感じて減速したら、案の定、娘さんが傾斜でバランスを崩して車道へ飛び出し、急ブレーキを踏むことなく止まったバスの前で転倒した”ということもあった。その時、もしも私がボォ~ッと運転していたら… ホント、みんな無事で何よりであった。その娘さんも今は高校生か… 近所をニケツで走り回ってたりして!?(こらこら!)