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バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

土日切符と“万爆”

2017年11月18日 22時19分51秒 | バス運転士
某地区(街中)巡回バスの運行中… あるバス停で二人のお婆さんが乗り、残る数名のお年寄りに動きがなかったので、「他系統バスを待っているのだろう」と思って扉を閉めようとしたところ… そのお年寄りたちの後ろから、若い女性がやって来て、「土日切符ください」と言いながら乗った。

そして、私が土日切符を取り出すより先に、その女性は「すいません、大きいのしかなくて…」と言ったのである。そう、一万円爆撃… 略して“万爆”… その一撃で、私のカバンの両替金(千円札10枚)は壊滅的ダメージを受けてしまった。もっとも、自分の財布の中には“後方支援金”を用意してあるのだが…

ある先輩運転士さんは、前の営業所時代に… “二度目の万爆”を受けた時に「(釣り銭が)細かいのしかありませんが…」と言って、500円玉と100円玉で9400円を渡したことがあるそうだ。その営業所の某路線では、土日切符が何十枚も売れるのだが… たまたま“ちょうど600円”を出す人ばかりで、そうなってしまったらしい。

さて、私は女性の着席を確認して発車… 次の巡回バス専用停で止まった時のこと… その女性が席を立ってきて「このバス、▲▲へ行かないんですか?」と言ったのである。他系統バスならば▲▲まで真っ直ぐ数分で行くところ、私のバスでは30分くらいかかるので… 行かないわけではないのだが、私は分かりやすく「行きません」と答え… 女性は降りて次のバス停へ向かったのだった。

つまり、私のバスに乗るつもりじゃなかったということで… このぉ~ 私の両替金を返せぇ~ ん? どうしても私から土日切符を買いたかったのかも!?(そんなアホな!) 一万円札を出して、少しでも長く話したかったのかも!?(そんなわきゃない!) なんだぁ~ そうならそうと言ってくれれば… 土日切符の裏にサインでもしてあげたのになぁ~ ハハハ…(オマエは字が下手くそだから、普通に書いてもサインっぽくみえるかもな。ハハハ…)