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バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

週末のバス停と言えば…

2017年11月11日 20時55分05秒 | バス運転士
昼食休憩後の一本目、あるバス停に接近中… そこに黒い塊が見えたので、私は「今日は土曜日だし… ひょっとして!?」と胸をときめかせながらバスを止めたのだが… それは、黒のジャージに身を包んだスポーツウェア野郎軍団で、マネージャーらしき女の子の姿もなかった。グスン…

しかし、私が前扉を開けて「某運動場行きです」と言うと、彼らは「お願いしま~す」と言いながら続々と乗車… 着席確認をして発車… と思ったら、前方から走って来る若い男性を発見したので待っていたのだが… 案の定、無言で乗車したのだった。服装はお洒落だったけどねぇ…

次のバス停では、待っていた女性も男性も乗らず… その次のバス停では、待っていた老夫婦が乗り… その時、「ピンポ~ン」と降車ブザーが鳴ったので、反射的に中扉を開けたところ… さっきの若い男性が降りたのだが、そのままバス停で待機するようだった。どうやら他系統バスと間違えて乗ったらしい。フッ…

そこから先のバス停は通過、通過、また通過… と思ったら、「ピンポ~ン」と降車ブザーが鳴り、老夫婦が降りて行ったのだが… その時、スポーツウェア野郎軍団が「これ、※※に行かんくない?」「おい、間違えたんじゃね?」「なぁ、どうするの?」「ま、いいんじゃね?」「どっかに駅あるっしょ?」などとザワザワし始めたのである。

私は「えぇ~!? 君たちも間違えてたのぉ~??? 某運動場が目的地じゃなかったんだぁ…」と思いながら、「終点も駅ですよ」と言ったのだが… なぜか無視されてしまった。しかし、「ご乗車~ お忘れ物~」と言いながら終点でバスを止めると、全員… ではなかったけれど、3~4人が「ありがとうございました~」と言いながら降りて行ったのだった。あぁ、これが乙女軍団だったら…(※※へ行くなよぉ~!)