学生さんがICカードでタッチしたら「お金が足りんけど…」と出た。私は落ち着いて「どうされますか?」と尋ねたのだが、焦っている彼女には私の声が聞こえていないようだった。彼女が財布を取り出すのを見た私は「全額を現金にしますか? それともICカードの残額を引いてしまってもいいですか?」と尋ねた。すると彼女は「引いて下さい」と答えたので、そのように操作して不足分を現金で払ってもらった。もうすっかりICカードの対応に慣れたように見えた私であるが…
先日、同じように「お金が足りんがやぁ~!」と出た時のこと… 私は今回のように対応しようと思ったのだが、それより先に「これでいいですか?」と“バス専用の金券”を出されたのである。そこで私は百分の何秒だけ「ん?」と思ったのだが、すぐに「はい、いいですよ」と答えた。そして、その金券を現金投入口へ入れてもらって、めでたしめでたし… では、なぁ~い! ICカードから引いてなぁ~い! もちろん、彼女に悪気はないのだが… こんな私は“簡単に騙される”チョロい奴かも…