夕方、某駅へ向かうバスに3名の女性が乗った。すると、懐かしいけれども少し刺激の強い香りが漂ってきて… 私の記憶と照合する限り、それは“洗濯用粉石鹸”の香りであった。そして、私は徐々に気分が悪くなってきてしまい、「●●停、通過します」という声も力なく小さくなり…。。。だからと言って、どうすることもできない。その香りの主に悪気はまったくないし、ましてや粉石鹸を車内に撒き散らしているわけでもないからである。そもそも、粉石鹸を販売している会社だって、それが悪臭だと思っているはずもない。むしろ“香りが良いこと”をウリにしていたような気がする。ただ今回は、たまたま私の苦手な香りだったということであるが… 最近になって、私が香りに敏感になったような気がしないでもない。自宅からは父の煙草臭が消え、あちらこちらで禁煙や分煙が進み… 煙草を吸わない私にとっては嬉しいことなんですけどねぇ… 思わぬ“副作用”があったようです。