ネットフリックスで 「ヒヤシンスの血」 観ました。
2021年ポーランド映画
80年代(85年ころ)のポーランド。
刑事ロベルト(トマシュ・ジェンテク) 。父親が警察のエライさんで結構いいウチのボンみたい。
民兵学校の入学許可が届いて両親もフィアンセ(同じく警察官)も喜んでいます。
ゲイが殺されるという事件が起きて捜査にあたります。
ハッテン場(公衆トイレ)に潜入したりして情報を集め、一人の男にたどりつきますが拘留されたその男(カミル)は留置所で不自然な自殺を遂げ、事件は幕引きとなります。
相棒刑事も上司も「終わったことだから首を突っ込むな」と言いますが納得がいかないロベルトは独自に調査を始めます。
公衆トイレで知り合いその後パーティに呼ばれたりなんだりしてロベルトの情報源になるアレク。
(この写真は「ヒヤシンスの血」の写真ではありませんが、アレク役フベルト・ミコウスキ)
アレクのほうはロベルトが刑事だとは知らず、自分が都合のいい男に使われているとも知らない。
ただ一緒にいて楽しいからつるんでいて、ロベルトに好意を持っている。
そしてロベルトも段々とアレクにただならぬ感情?を持っていくのです・・・(ちょっとアル・パチーノの映画「クルージング」みたいな感じ)
事件のほうは捜査していくうちに、知らないほうがよかったこと、まずい事実が次々と見えてくる。(だから首突っ込むな、といわれたのね・・・)
1985~87年にポーランドで「ヒヤシンス作戦」(オペレーション・ヒヤシンス)というのがあり、その目的は同性愛者+接触者のデータベースを作ることだったそうです・・・・
トマシュ・ジェンテクは「聖なる犯罪者」にも出演していてこちらは↑ 2020年のアカデミー賞授賞式の写真と思われます。
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