ネットフリックスでドラマ(ミニシリーズ)「ハリウッド」が配信になりまして一気に観ました~。
時代は第二次世界大戦後
スターになる夢をかなえにハリウッドへやって来たジャック・カステロ
毎朝制作会社のエーススタジオへやってきてオープン前に並ぶ。
時間になるとキャスティングのお姉さんがやってきて
「アナタとアナタとアナタ、お入りになって」
とエキストラのお仕事を割り振ってくれる。でも「お引き取りください」
と言われることのほうが断然多い。
妊婦のヨメもいることだし、ジャックはガソリンスタンドでバイトを始めます
このスタンドは元俳優志願のアーニーが経営していて、「お客様を夢の国へ」というのがモットー。
給油や洗車もするけどお金持ちのおばさま(時にはおじさま)の相手をしてお手当てをもらうのが裏の業務でした。
ジャックの上得意のひとりが「エーススタジオのトップの妻」というラッキーもあってジャックは話題作のオーディションを受けられることになります。
脚本家のアーチーと監督レイモンド。
自分の映画を作るのが夢。
アーチーの脚本をレイモンド監督で撮影するチャンスがやってきた。
アーチーの脚本「メグ」をレイモンド監督で撮影することになり、カミールが主演ジャックが助演。
でも人種問題で制作にストップがかかったり嫌がらせをうけたり
主演女優のカミール(右)
でも夢に向かって突き進む。
登場人物にロック・ハドソン、ヴィヴィアン・リーとか実在の人物もいます。
ロック・ハドソン役 ジェイク・ピッキング
40年代、アカデミー授賞式に有色人種は会場の後ろの席しか用意されないとか、それ以前に「役がない」とか、同性のパートナーの存在を表に出すことはできないとか色々制約があったのだと思います。
このドラマは、その時代のハリウッドで叶えることが出来なかった夢を叶えているすてきなお話しでした。