今日は朝からテレビでアカデミー賞授賞式を観てました。(NHKで中継してくれてありがたかった
)

「アノーラ」が作品賞、監督賞、脚本賞、編集賞、主演女優賞の5冠でした。ぱちぱち👏

ショーン・ベイカー監督のスピーチがとても素敵で、思わず貼ってしまいます 

#アカデミー賞 #監督賞受賞 の #ショーン・ベイカー
— シネマトゥデイ (@cinematoday) March 3, 2025
「映画館に足を運んで。保護者の皆さんは子供たちを映画館に連れて行ってほしい。映画好きを作ることが重要です。私も5歳の時、母に映画館に連れて行ってもらいました。今日は母の誕生日です。この賞をは母に捧げます」https://t.co/x323fNEJyc pic.twitter.com/gZ8VaUDbq7
金沢コロナシネマワールド にて。



2024年 アメリカ、イギリス、ハンガリー映画
監督・共同脚本・製作/ブラディ・コーベット
共同脚本/モナ・ファウトウォールド
ラースロー・トート/エイドリアン・ブロディ
エルジェーベト/フェリシティ・ジョーンズ
ハリソン/ガイ・ピアース
コンクリートの打ちっぱなしとか無骨な建築様式のことをいうんですね。
ホロコーストを逃れてアメリカ、ペンシルベニアに移住したハンガリー出身の建築家のラースロー・トート。先に移住した従兄弟の家具店に住み込み家具デザイナーとして働く。
やがて実業家ハリソンに才能を認められ丘の上のコミュニティーセンターの設計を依頼される。ハリソンのつてで引き離されていた妻と姪を呼び寄せる。
妻が栄養失調の影響で歩けないとか建築現場で起こる他者との軋轢など直接ではないけれど戦争の影響を思わせるものでした。

入場の際にもらったリーフレット。
ラースロー・トートとその作品(建築物)、特にハリソンに依頼されたコミュニティーセンターが詳しく解説されていますが、端っこに小さく“一部を除き架空の内容”とあります。
上映中ずっと実話の映画化だと思いこんで観ていたけどフィクションでした。
ユナイテッドシネマ金沢 IMAXで観ました。

2024年アメリカ映画
監督/脚本:ジェームズ・マンゴールド
脚本 :ジェイ・コックス
ボブ・ディラン:ティモシーシャラメ
ピート・シーガー:エドワードノートン
シルヴィ:エルファニング
ジョーン・バエズ:モニカバルバロ
ジョニー・キャッシュボイド・ホルブルック
ウッディ・ガスリーに憧れてミネソタからマンハッタンへやって来た若きボブ・ディランがピート・シーガーに見出されフォークシンガーとしてブレーク。
1965年のニューポート・フォークフェスティバル出演までが描かれています。
ボブ・ディランというと私が初めてリアルタイムで聴いたのはアルバム「欲望」の「ハリケーン」かな(ひょっとしたら「コーヒーもう一杯」かも)
だからもっとずっと古い「風に吹かれて」「ライク・ア・ローリングストーン」の頃、若き日のストーリーはとても興味深いものでした。交友関係とか「朝日のあたる家」の元歌とか「え、そうやったん!?」がたくさんでした。
自分が生み出した曲が世間に認知されて広まっていくのは喜ばしいこと。
でも“世間が求める自分“のために”本当の自分“を見失ってしまいそうになるのは辛いこと。
スターの宿命かもしれないけれど。
シャラメをはじめ、コンサートなど歌うシーンはさわりだけかと思ったらどの曲もけっこうガッツリ歌っていてちょっとびっくり。
そしてサントラ盤は「全曲吹き替えなし歌唱」だそうでさらにびっくり。 

俳優さんたちの凄まじい意気込みを感じます。
音楽映画にうってつけじゃないかなと思ってIMAXで観たのですが、コンサート会場にいるような没入感がありました。
ユナイテッドシネマ金沢で「アノーラ」観ました。

2024年アメリカ映画
監督・脚本・編集:ショーン・ベイカー
アノーラ:マイキー・マディソン
イヴァン:マーク・エイゼルシュテイン
イゴール:ユーリー・ボリソフ
ニューヨークのクラブで働くロシア系のストリップダンサー:アノーラ。
ある日店にやって来たロシア人の御曹司に気に入られ、家に呼ばれ、契約彼女になってイヴァンの豪邸で贅沢三昧。
さらに旅行先のラスベガスでプロポーズされて結婚。
ふたりはしあわせに暮らしましたとさ、とはいかず 

ロシアに住むイヴァンの両親が“娼婦と結婚なんて許さん!結婚を無効にしてすぐロシアに帰って来い”とニューヨークへやって来るという。
その前に両親の手下?が3人やって来て「明日親御さんが着きます」と言われたイヴァンはパンツ一丁で逃走。(朝からベッドでイチャイチャの最中だったものですから
)「何か履くから待ってて」と言うアノーラを置きざりにして。

ひとり残されたアノーラに協力を要請(強制か?)するも、3人とも頼りなく(アノーラが何枚も上手か?)暴れ回っていうこと聞いてくれない。
家具や調度品を破壊しまくり蹴っ飛ばすやら噛みつくやらして抵抗するアノーラをやっと押さえつけたけど今度は叫びまくるので

猿ぐつわ 

両親が来る前にイヴァンを探すべく手下3人組はアノーラを連れ、イヴァン探しをすることに。
イヴァンを探して夜の街を彷徨う4人のチグハグぶりやイヴァンのアホボンぶりがおかしかった。
めちゃくちゃするアノーラもたくましくてかわいい。3人組のひとりボッサリした感じのイゴールがよかったな。
けっこう好きな映画でしたわ。
シネモンドのシネマガイドが届きました。

狙い目はデヴィッド・リンチ特集と「オークション盗まれたエゴン・シーレ」かな。
アメリカ/メキシコ映画の「あの歌を憶えている」はプロコルハレムの「青い影」が(登場人物のお気に入りの曲として)何度も流れるそうでこれも観たいです。
それにしてももう3月か〜。
地味に楽しみにしている午前十時の映画祭。
来年度も開催です
今回「初上映」作品はないそうで過去に何回か上映してる映画ばかり。でもいいものは何回観たっていいんよな。
特に観たいのは
アマデウス
時計じかけのオレンジ
砂の器
かな。
シネモンドからシネマガイドが届きました。


私的に上映時間がイマイチですが「ブラザー富都のふたり」が特に観たいです。
1月ももう終わりなんですね。
早いわ。
シネモンドで「アウトサイダー コンプリートノベル-4Kレストア版-」を観ました。

1983年に公開された作品のディレクターズカット版として2005年公開されたものの4Kレストアということです。
監督:フランシス・フォード・コッポラ
原作:S・E・ヒントン

83年に公開時に何度か観たのですが90分位だったはず。長くなってるのはどのシーンか確かめようと思ったけどそもそも90分バージョン版も程よく忘れておりました 

オクラホマ州タルサ。
街の東側に住む貧困層の不良グループ「グリース」と西側に住む富裕層の坊っちゃま達「ソッシュ」は対立しており一触即発。
ある日事件が起こる…
C・トーマス・ハウエルが主人公のグリースの少年 ポニーボーイ、その親友ジョニーがラルフ・マッチオ、兄貴分ダラスがマット・ディロン(色っぽい〜
)

パトリック・スウェイジ、ロブ・ロウ エミリオ・エステヴェス トム・クルーズ ダイアン・レイン ほか“ブラットパック”と呼ばれていた多くの若手俳優が出演していて目移りしそう…
私がいちばん好きだったのはエミリオ・エステヴェス演じる一言余計なツービットでした。ミッキーマウスが好きでふざけてばかりのおちゃらけ担当なのですが友だち思いのいいヤツで。
スティーブ役トム・クルーズは筋肉バカ的役な役回りの上、歯並びがイマイチ 

この映画のあと「卒業白書」のトムを観て「こんなに美形やったんか〜」と驚いた記憶があります。
ポニーボーイ、ジョニー、ダラスの3人が車でハンバーガーショップに入るシーンがあって女の子が近づいて「15セントちょうだい」と言うんですがその子がソフィア・コッポラでした。ニコラス・ケイジも出ていたらしいけど確認できず。
ブレーク寸前(またはブレーク中)の若手俳優たちがキラキラ輝いてまぶしい青春映画でした。
テーマ曲の「ステイゴールド」も美しかったです。
アカデミー賞ノミネートが発表になりました。
↓これは作品賞候補
And the nominees for Best Picture are... #Oscars pic.twitter.com/BRQeEVSKQI
— The Academy (@TheAcademy) January 23, 2025
主演男優賞候補にシャラメの名前も! 
全体的に

全体的に
名もなき者
エミリア・ペレス
サブスタンス
のノミネートが多いという印象です。
2/28公開の「アノーラ」と「名もなき者」、どっちを先に観るか悩みそう 

ユナイテッドシネマ金沢で「ディックス‼︎ザ・ミュージカル」を観ました。




2023年アメリカ映画
監督・製作:ラリー・チャールズ
製作総指揮・原作・脚本・作詞:
ジョシュ・シャープ/アーロン・ジャクソン
トレヴァー:アーロンジャクソン
クレイグ :ジョシュシャープ
新しい職場で出会いなにかと張り合う2人でしたが実は生き別れた双子だったことがわかる。
離婚した両親を復縁させて“完璧な家族“を取り戻すべく2人は奔走する。

主役の2人によるオフブロードウェイのコメディミュージカルの映画化。

2人の父が養う変な生き物とか母が切り取った体の一部(下半身です
)を自在に操ったりキモいしグロいしエ ロいし…おかしかったけど。

セリフも歌もピーが要るような下ネタ満載。でも最後はひたすらに愛を語るというよくわからない映画ですけどまあ楽しかったです。
エンドロールでメイキングやNGシーンが観られるのも楽しいし、オフブロードウェイの舞台の映像が一瞬観られるのもワクワクしました。

2023年トロント国際映画祭のカルト映画を扱うミッドナイトマッドネス部門で観客賞受賞作品だそうです。
ユナイテッドシネマ金沢で「エマニュエル」を観ました。

2024年フランス映画
監督・脚本:オドレィ・ディワン
原作:エマニュエル・アルサン
エマニュエル:ノエミ・メルラン
ケイ・シノハラ:ウィル・シャープ
マーゴ:ナオミ・ワッツ
監視者:アンソニー・ウォン
ホテルの品質調査員のエマニュエルは香港の高級ホテルにやって来る。
ホテル内を巡回し、スタッフミーティングに参加し、オーナー企業に調査報告をする。
ですけど、そこはホレ“エマニュエル”なのでコールガールと客がいたすのを覗き見したり、部屋担当のボーイをからかったり、街でゆきずりの殿方となさるなどエ ロ路線は健在です。
シルビア・クリステルの「エマニュエル婦人」は南の島が舞台だったこともありフワフワして性に奔放な感じ。
今回はキャリアウーマンでなんというかかっちりした女性。
まあ“あの懐かしい映画を別のキャストで”というよりも“別のエマニュエルの物語”という感じでした。
ノエミ・メルランは「燃ゆる女の肖像」や「女王陛下のお気に入り」など古装ものがよく似合う女優さんですが「エマニュエル」でのコスチュームも素敵でした。
スリップドレス色っぽ過ぎん??
この映画が観たかったいちばんの理由はケイ役 ウィル・シャープ
Netflixのドラマ「義理/恥」のロドニー役。
カンバーバッチの映画「ルイス・ウェイン生涯愛した妻と猫」では監督
才能あふれる映画人ですっ 

昨日ユナイテッドシネマ金沢へ行き、もらってきたチラシです。


とっても魅力的なラインナップですな 


それからコレもね バババ

公開の日を待ってます 

お昼過ぎにテレビをつけたら「風と共に去りぬ」が今まさに始まるところだったので観ました。

南北戦争の前後のジョージアを舞台に農園主の娘で美しく強く激しいスカーレット・オハラを主人公にした壮大なストーリー。
気性が激しくて自分本位なヒロインですがいざとなったら肝が据わってやることはやる、恐ろしくも魅力的な女性。(ただし癒しの要素ナシ
)

負傷兵たちが横たわってる中をヒロインがドクター探して歩くシーンは広大な場所に見渡す限りの負傷兵たち。
スケールの大きさにいつ観ても圧倒されます。
4時間の映画を観終わったらどっぷり日も暮れてしまっておりました。
ファニチャーエクスプレスのCMを観るたびに、この推しの強い店員さんどっかで見たなぁと思ってました。
やっとわかったわ。
映画「カメラを止めるな」の日暮監督の娘だ〜。

やる気満々だけど、理想が高すぎて現場で揉めがちの映像作家志望という役どころ。
押しの強いオネエちゃんでした。
お正月に放送されていた「カメ止め」をまた観ましたが、相変わらず笑っちゃいましたわ。
昨年末になりますがBSで鑑賞。





1984年 アメリカ映画
監督/脚本:ジェームズ・キャメロン
制作/脚本:ゲイル・アン・ハード
ターミネーター:
アーノルド・シュワルツネッガー
カイル・リース:マイケル・ビーン
サラ・コナー :リンダ・ハミルトン
キャストとか調べようと映画サイトを見たら“ターミネーター”とつく映画が大量に表示されてびっくりしました。いつの間にこんなに増殖したのだろう…
私は84年のこの作品と2しか観てないと思う(多分)。
人類対機械軍の戦争が起こっている 2029年から1984年のロサンゼルスにやって来たサイボーグの暗殺者(ターミネーター)。
その目的は人類軍のリーダー ジョン・コナーが生まれるのを阻止すること。
そのためジョンの母親となるサラ・コナーが命を狙われる。
ターミネーターと同じく2029年からタイムスリップして来た戦士:カイル・リースが命懸けでサラを守る。
マイケル・ビーンがカッコよくてもう惚れ惚れ 

姫様を守る騎士ですわ。こんなん誰かて堕ちます。

マイケル・ビーンで検索していたらこの写真に辿り着き

調べたら「殺しのファンレター」でした。「ターミネーター」の後マイケル・ビーン沼となりレンタルビデオで観たわ、コレ。

確か偏執狂の映画ファンの青年役だったと思います。
それにしても1984年当時「ターミネーター」で描かれた2029年てはるか未来の話だと思っていたけどもうあと4年の話なんですね。