槍と銃剣

近世西洋軍事と日々の戯言&宇宙とか色々

寡兵よく大軍を破る

2005年09月25日 15時00分08秒 | 戯言
寡兵よく大軍を破る
わたしは、こいつが大好きです。
あわや敗北ってところからの一発逆転。
下手な絵描きとか金髪とか魔術師とかに怒られそうですが、ロマンです。
カール十二世好きになったのもこれのせい。
十八才の少年が三方を取り囲まれながら、各個撃破に打って出て、敵の首都を急襲。
とって返して三倍以上の敵を一蹴。
続けざまに、奇襲強行渡河でやっぱり大軍を少数で撃破。
いや~ほんと。男惚れします。
でも、ま、こんなこと言うと、じゃあフリードリヒでもナポレオンでも良いじゃないかと言われそうですが、やっぱ違います。
彼らは侵略者な感じじゃないですか。やっぱ先に手を出しちゃいかんです。
寡兵=弱者=攻められるってな等式ですね。
じゃあポルタヴァの敗戦は? てなわけですが。
勝てる戦を馬鹿な部下の所為で落とすってのもロマン。
でも、もしカールみたいなロマンに生きる奴が側にいたら嫌だな。
やっぱり現実世界は、勝てる戦しかしない人がいい。
パウエルとかシュワルツコフとか。無理しない人が良い。
もちろんおいらはテレビ観戦だけど(^^; 
だっておいら極右派左翼的一般市民か中道左傾向右派ですから。
自衛隊○国防軍×自衛軍△
あるいは比例区民主小選挙区自民かな。別に逆でも良いけどさ。
でも今回は全部民主。いやだってどっちが勝つかあんまりにも見え見えで……。
まぁ何にせよ現実はバランス。空想はロマンです。
これも一種の判官贔屓ってやつかもしれませんが。