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核事故のリスク…ザポリージャ原発“現役の職員”語る内情 IAEA視察に実効力は?(2022年9月4日)ANNnewsCH

2022-09-06 16:48:43 | 連絡
放射能事故の懸念が強まっているウクライナザポリージャ原発ではIAEA=国際原子力機関の調査が続いています。 
現在も原発で働く職員が番組の取材に応じ、ロシア軍に掌握された内部の生々しい実態を明かしました 
▽“現役職員”語る ロシア軍掌握のザポリージャ原発 (ザポリージャ原発 現役職員)「(砲撃時は)笛のような音が聞こえ、すぐに爆発するのでどうにもできません。」 匿名を条件に、我々の取材に応じてくれたのは、今も砲撃が相次いでいるザポリージャ原発の現役職員です。 
(ザポリージャ原発 現役職員)「IAEAの視察で、原発への攻撃が減ることを願っています。」 IAEA=国際原子力機関のグロッシ事務局長率いる専門家チームが1日から、原発敷地内の視察を開始しました。
ロシア軍に占拠されたザポリージャ原発の現状はどこまで明らかになるのでしょうか。
▽原発職員に圧力か…「地下に監禁部屋」 今回の視察について、グロッシ事務局長は、十分な成果があったと強調します。 
(IAEAグロッシ事務局長)「我々が見たいと要求したものは全部見た。要求したものすべてだ。」 ただ、IAEAの視察がロシアにとって不利なものにならないよう、事前に原発職員への圧力があったという証言も―。
 (ザポリージャ原発の元職員 アンドリー・トゥーズさん)「真実が明るみにならないようにIAEAの視察団が到着する前に、知人の職員が連れ去られたり脅迫された。」           
番組の取材に応じてくれた、アンドリー・トゥーズさん。
7月まで、ザポリージャ原発の職員でしたが、命の危険を感じ、今はスイスに避難しています。 
(ザポリージャ原発の元職員 アンドリー・トゥーズさん)「きのう原発の職員と話をしました。幹部理職は常に銃口を突きつけられていて、技術者たちは、原発から自由に出られません。」 ロシア側は、原発の地下に、脅迫や監禁をするための部屋まで設けたと言います。 
(ザポリージャ原発の元職員 アンドリー・トゥーズさん)「多くの人が地下室に押し込められ、食物や水を与えられず、『戦争に送るぞ』『親戚を殺すぞ』と脅迫されてロシア側の言いなりになっている。」 IAEAの調査で、原発の安全性は確保できるのでしょうか。
トゥーズさんは、ロシア軍が原発を“核の盾”として利用していると指摘。
今回の視察の映像でも、Zマークを付けた軍用トラックや銃を携えた兵士の姿が映っています。
 今も現役で働く職員は、原発が戦場となって、重大な事故につながることを懸念しています。 
(ザポリージャ原発 現役職員)「原発事故にならないところに砲弾が落ちていたのは幸運なことです。
使用済み核燃料の貯蔵施設はコンクリート製で、中の鉄製の容器もそこまで丈夫ではない。
汚染の可能性があり恐ろしいです。」 
原発の周辺では、視察が始まった1日以降も、砲撃は止みません。 
(撮影者)「ロシア野郎。何やってんだ。」 ロシアとウクライナの双方が、相手の攻撃だと非難し合い、危険な状況が続いています。
 ▽原発から5km…“戦争と被ばく” 住民の恐怖 
ザポリージャ原発がある、エネルホダル市の住民は、“戦争と原発事故”という2つの脅威に晒されながら生活していました。 
(エネルホダルの住民)「ここでこの街に住む原発職員と彼の犬が亡くなりました。」 この男性の自宅から原発までは、わずか5kmの距離です。
 (エネルホダルの住民)「子どもたちは避難させました。
錠剤はヨウ化カリウムで、放射性物質が漏れた時に服用します。
事故が起きたら窓を閉めて錠剤を飲みます。」
 原発事故の恐怖が現実味を増す中、甲状腺の被ばくを抑える安定ヨウ素剤の配布も始まっていました。 
(エネルホダルの住民)「ロシア軍が施設やインフラを意図的に攻撃し、ウクライナ側のせいにしようとしている。」 住民の男性は、ロシア軍が“自作自演”で原発に向かって砲撃していたと言います。 
今、この地域では、ロシア軍がドニプロ川の南側を占領していて、ウクライナ軍は川の北側にいるとされます。
この状況で、男性が確認したという砲弾の発射地点は―。 
(エネルホダルの住民)「ニコポリ対岸に水路がありロシア軍はそこから発射しています。
(ウクライナ軍がいる)北側から発射していると思わせるためです。
視察団が来た時も攻撃していた」 原発事故が起きれば、その被害は、ウクライナだけに留まりません。
IAEAは、専門家2人を常駐させる方針ですが、最悪の事態は避けられるのでしょうか。 
(エネルホダルの住民)「“第2のチョルノービリ”になるか、“第1のエネルホダル”になるのか。みんな怖がっています。」
9月4日『サンデーステーション』より [テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp



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