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マイケルと言う社会論

2009-07-10 | 時代の光景U+203CU+FE0E
暑くなってきた。
ムシムシ暑いの大好き。

マイケル葬儀のニュースをやってた。

しかし、レベルもラベル違い過ぎて、一般ピープルとの人生比較や喩えは、難しい…(^_^;)

ともあれ、歴史を見てもアーティストらしい最後であり、アーティストらしい苦悩の人生だったと思う。

サブカルを職業と選択した天才は、人生をサブしてくれる逃げ道を持たない。

だから一般ピープルには彼らの行動が奇異に映るのだ。

苦悩なくして芸術は生まれない。

プロ、アマの違いは、センスと葛藤だ。

強いて一般ピープル的に言うなら、マイケルは、現代版オペラ座の怪人だったのではないか。

人生は、目的と手段とで成り立っている。

その潤滑油がサブカルなのだ。

なーんて、分かったような不利しても、しょせん一般ピープルは不利でしかない。

サブカルは、最大の武器であり、最大の防御である。

これが僕の長年の持論だ。

だから、バランスよく生きるために、一般ピープルこそ、何でもいいからサブカルを持つことだ。

サブカルを持てない人は、どんなにその分野でエリートだろうとスペシャリストだろうと、融通性も協調性も持てないまま、ただのコンプレックスの固まりとして幕を閉じるようだ。

一方、自分に何もないと決めつけた人は、一年中、愚痴と他人の揚げ足とり、ただそれだけの寂しい大人で幕を閉じる。そんな人もたくさんいる。

大人になるほど、自分が自分に勝手な解釈で社会格差を栽培し始める。

置いてけぼりくったと自分に思いこみした人ほど、極端な右か左に傾き始める。

その左右とは、思想でも何でもない。

根拠のないコンプレックス。
大した意味もないコンプレックス。


そんな人でも投票権を持っている。
だから政治は難しいのだ。

政治を志す者、まず有権者のコンプレックスを優しく刺激することから始まる。

たとえば、
渦中の宮崎県知事を罵倒し野次を飛ばしてる人を見てると、そのまんま彼の政治戦略に上手く乗っけられた人だと一目瞭然。

その見抜く力こそがが、サブカルのなす技だ。

サブカルを持つと、サブカルが様々な角度からの社会のフィルターとなる。

マイケルのゴシップへの興味は、天才と凡人の折り合いが我ら一般ピープルには必要だから、確かにわかる。

しかし、マイケルが残した偉大なサブカルは、世界遺産だ。
それにもっとスポットあてて欲しいな~。

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