ｓｅｅ ｙｏｕ

昨夜は、大学サークル仲間と３０年振りに再会した。

この数年、小中の同級生、高校の同級生、大学の同級生‥が、まるで巡礼者のごとく訪ねてくる。

人はある時期を境にそんな境地に至るのだろうか。

回帰する何かがあるのだろうか。

飲み屋なんてのは、底辺からじっと世間を見つめる職業だから‥

人間が丸見えできる

ある意味、飲み屋は人生捕物帖である。

人の持つ業なる存在を知る。

特にこの数年は、三十数年振りの、知人友人にたくさん再会することで、改めて再確認してしまうことがある。

人は外見変われど中身や中味は決して変わらないことだ。

あの頃、真面目で誠実だった人は、今も誠実に正しく生きている。

要領の悪い人は、今も遠回りな人生を‥

うだつの上がらないのは、今もうだつの上がらない生き方を選んでいた

要領ばかりで、怪しい性格だった奴は、今も怪し人生で、損得ばかりのお調子者だった。

三つ子の魂百まで‥である。

子供もの頃想像した大人は幻想だったのか‥。

当然、今までの自分の人生での全ての行いが、僕の業の裏付けであるのだろう。

まだまだ、これから自分に問い続けるのだろう。