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雨上がりの夜空に!

2017-10-08 | GLASSの日記 "I'll Follow The Sun"



たまたま偶然に、出会った言葉。

"一歩"

まるで、僕を待ってくれていたような気さえしました。

だから、言霊となって、僕の丹田にストーンと収まりました。

"一歩"

いい響きです。

"これからの我が人生、座右の銘"

♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪



日曜日の夜空を、金持ち観光客相手の、豪華遊覧飛行のヘリが、新宿上空を旋回しています。

ダイヤモンドを散りばめたような東京の夜景は、さぞかし絶景でありましょう。

人間もまた、蛍だ。

地上には、1200万もの蛍が、1200万通りの灯りを、今夜も一生懸命放っているのだ。

例えば、どんなに目を覆いたくなるような、路地裏のスラムの、どんよりとした街の灯りも、遥か上空から眺めれば、宝石の瞬きに、見えてしまうもの。

では、幸せもまた、のようなもの?

なーんて、秋の夜は、そんな気持ちになるものです。

♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪


先週の、金曜日から土曜日にかけての、冷たい土砂降りの雨が、まるで嘘のようです。
土曜の夜は、ピカピカの雨上がりの夜空でした。

ミッドナイト イン 高田馬場。

僕は、神田川を渡る小さな橋の上から夜空を見上げ、清志郎の名曲を、口ずさんでいました。


毎日、そして毎日、世界中で、誰かが泣いて、誰かが笑って、誰かが怒り、誰かが怯え、誰かが祈ってる。

そんな世界の、この時代にお前は生まれ、たまたま、生きているに過ぎない。

そう分かってはいるつもり、でも、そうは全てを割りきれるものでもない。


だから、もう、そういちいち、極一部の、見出しだけを切り取って、感傷的になるな馬鹿野郎!
酔いどれ師匠から、いつも叱咤されます。

でも、僕はまだ、懲りません。

あたしゃ、まだまだ…
親鸞聖人を理解するには、程遠い道のりのようです。(^-^;


鴨長明の昔から、みんな、時には、世を俯瞰し、同じセリフをつぶやきながらも、その後は決まって、あゝ腹が減った。
なのでしょう。

なーんちゃって!なんです。

それが人間。

目の前の個人的な問題が、優先されるのです。

あれも愛、これも愛、たぶん愛、きっと愛♬

それこそが、念仏の本音なのではないでしょうか。

m(__)m





先週は、トムペティの訃報を知り合掌しました。

そして、ラスベガスと、茨城で起きた、とても、重く、切ない事件に、ただ、絶句しました。

やり場のない出来事は、悲しみをも超えて、大きな虚無感に襲われてしまいます。

唯一人間だけが、やってしまう大罪です。

なのに、もう一方の僕は、この三連休で、店がヒマなことを、大問題と嘆いているのでした。

あれも愛、これも愛、たぶん愛、きっと愛♬

なのです。



冷たい激しい雨の後には、素敵な秋晴れが、ちゃんと待っていたのに!

かけがえのない雨上がりの夜空を、茨城の、パパイヤ鈴木風のお父ちゃんは、どうして、待てなかったのだろう。

悪人じゃないから、ただ、待てなかっただけでしょう。

罰したいのは、誰よりも自分だった。

この男もまた、遠藤周作が描く、主人公の嘆きです。

ラスベガスのホテルの高層階から、銃を片手に、見下ろす下界は、男には、どう映ったのだろう。

逃げ惑う、人の姿を、彼はどう見分けたのだろう。



今週、小池劇場も、いよいよクライマックスです。

小池百合子の希望の党は、劣勢とみせかけ、実は、大どんでん返しがあると、僕は見ています。

映画スティングそのものの気配がしてなりません。

人間が、いったい何をしでかすのか、それを観てみたい。

今回の選挙は、実に面白い!


そして今週も、僕は、僕の、まず一歩から…