浅草、花やしきタワーが、老朽化で、取り壊しされるそうです。
そして、僕の田原町の、淡いLemonaro色の思いでと共に…
あゝさらば青春‼︎
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もう数年前になると思います。
初老の、ある博識あるタイプの芸能人が、テレビで、番組内容とは関係のない、トンチンカンなコメントを、突然切り出したことがありました。
そして、その内容が、なぜか、妙に僕の腑に落ちて、その後も、僕も頭の中で、ずっと浮遊してました。
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後でわかったことですが、ある有名ミュージシャンの歌詞に、あまりに無責任さを感じ、ずっと怒っておられたようでした。
"私達は、近代の歴史を、学校ではほとんど教えてもらえなかった。
そんなことを、平気で抜かす、四十代、五十代を、よく見かけるが、私から言わせれば、そんなことくらい、手めえで勉強しろ‼︎
私は、彼等に、そう言いたくなります。"
いつか、世間に向かって、言ってやろうと、じっと我慢して、タイミングを、待っておられたのでしょうね。
^_^;
確かに、一理ありますね。
もっと、ちゃんと考えて、人前では物申すべき。
そんなタイプが、多くなりましたね。
そんな大人を、よく見かけるようになりました。
人間、クオリティが大切です。
人間を磨くことを、忘れちゃいけません。
年齢の上では、人生の先輩、後輩ありますが、人間の質量の差に、年齢も、性別も、全く関係ないことは、僕の経験値からも、よく思うことです。
最近は、ネットや、流行りの社会派バラエティ番組のせいなのでしょう。
考えずに、物言う大人が、とても増えているのは、どうやら、確かなようです。
それは、客商売を、やっておられるお客さんの、ポロリとこぼれ落ちる、回覧ネタからもわかります。
みなさん、同じことを、感じておられるようです。
SMAPネタに続いて、先週は、この話題でした。
よくある芸能人の、筋書き通りの顛末騒ぎ‼︎
苦労知らずの、二世バカ芸能人の、呆れた不始末を、俳優らしい演出で、至らぬ親と公で、泣いて、世間に詫びて、泣いて、世間に媚びる。
芸能界の、バカな親と子の、いつもの本末転倒話。
ところが、この事件について、ある女性のお客さんから、友人女性が、怒り狂ってしまった出来事に遭遇した話を、聞かせてくれました。
➡︎怒り狂うは、状況描写が伝わるので、あえて、そのまま使用します。
(^o^)/
考えずに物申す、典型的な、おバカな大人の話です。
先週、ある居酒屋で、職場の同僚達との飲んでいたそうです。
つい立越しに、隣には、こちらと同じ、40前後の、4、5人の男女グループがいたそうです。
酒も周り、やがて、その一人の男性が、大声で、例のおバカ芸能人親子の、話題を始めたそうです。
するとこの男性、驚いたことに、被害者の女性は、実は徳をしたと、下卑た笑いで、しつこく何度も何度も、繰り返したそうです。
22の若い男に、40女がやってもれえたんだから…この女は、徳してるんだよ…。
大声だから、否応なしに話の全てが聞こえてくるわけです。
友人女性は、その怒りで、だんだん気分が悪くなり、やがて、つい立を蹴倒して、この男をビール瓶で殴ってやろうかくらいに、怒りが、頂点に達したそうです。
怒りに狂いだしそうになるのを、同僚達に、必死でなだめられたそうです。
友人女性は、同じ40代の一人の女として、一人の人間として、被害者女性の無念さを思うだけで、こんな軽薄なバカ男の存在が、どうしても許せなくて、泣き出したそうです。
何より許せなかったのは、隣に、嫁らしき女性がいたことです。
被害者と同世代の女として、そんなバカ夫の暴言を、どうして、隣で、ただ笑って見過ごせるのか。
その嫁らしき女が、さらに、許せなくなったそうです。
余談ですが、後日談として、とっさの中とは言え、つい立を蹴倒した後、どっちを先にビール瓶で殴ってやろうかと、瞬間的に、絵柄が浮かんだそうです。
恐ろしい余裕ですね(^_^;)
大丈夫だよ、そんな男には、遅かれ早かれ、神様が必ず天罰を与えるから。
その後、場所を変えて、心をちょっと冷ましてから、そう彼女を、同僚みんなで、諭したそうです。
…
僕もそう思いますよ。
"復讐するは我にあり"
後は私に任せなさい。
神様は、そう、彼女に伝えたはずですよ。
こんな話題は、デリケート過ぎて、即答に困ってしまいます。
とっさに、思いついた、映画の一節を、借りてしまいました。
(^_^;)
もちろん、その男性も、酒の席であることから、勢い余っての発言だとは思いますが、口が災いする、危ないタイプですね。
恐らく、他のお客さんにも、聞き耳たてた人が、必ず、いたはずです。
いくら、酒の席とは言え、公共で、この手の発言を、平気でしてしまえる、タイプは、異常な人であることに、変わりはないと思います。
何かの事情で、人一倍コンプレックスが強い人ですね。
もしくは、何かそうなるような、環境で育った人だと思います。
…
しかしながら、こんなデリケートなかいわでの、適切な言葉は、中々見つけられないですね。
こんな場面で、自分の言葉だけで、語るのは、本当に難しいです。
そう、でも、神様は、こう言うでしょう。
いつまでも、借りてちゃダメなんだ。
下手でもいいから、自分の言葉を並べることが大切なんだ。
そこを、いつも考えさせられます。
借り物ばかりで、物言うタイプは、自分が、ステレオタイプなことに、全く気づいていない。
そのことに、最も大きな、危険性があるからです。
普段から、アホだなぁこいつ、そう微笑ましく眺めてもらえるよう努力できる人こそが、本筋を見抜ける、本物のインテリです。
この台風が過ぎたら、街には、もう秋の気配が漂いそうですね。
8月から9月へ…
今週もよろしくお願いします。