いかに‼︎都知事選

まるで、我が巨人軍の次期有力監督候補に、江川、と突然、マスコミ発表されたような、身震いするような衝撃だった。

"政は、誰がやろうと、世の中何も変わりませんよ"

僕等一般ピープルにとって、政治はいつも、蚊帳の外。

けれども、そんな、歪な日本民主主義を、これも成熟と称する風潮を知り、
もはやこれまで。

二度と投票など行くまいと、固く心に決めていたが…。

衝撃ニュースに、気持ちがちょいと揺らいでしまっている。

細川元首相の、都知事選出馬が、もし本当ならば、これは凄いことだ。

例え、どんな政治的な思惑や、絡繰があろうと、今時、打算なく、己の信念で政をやれるのは、あらゆる政治家の中で、揺るぎない背景の、細川護熙だけだろう。

それに、前回、一年余りしかもたなかった安倍政権と、一年にも満たなかった細川政権。
まさに彼等の、冥土の土産を賭けた、ガチンコ、リベンジマッチだ。

テカテカスケベ面の舛添要一が、このまま、なし崩し的に知事になるのかと、半ば諦めていた都知事選。

なんだか世間が、俄かに面白くなってきた。

昨今は、右も左も、どうにも、つまらん奴ばかりで、肩すかしばかりだ。

目くそ鼻くそ。帯に短し襷に長し。

もはやこれまで…。

拙者、一刻も早く、地元に戻り、五ヶ瀬川に釣り糸を垂れ、徒然なるままに、ひぐらしわたる、を所望にござる。
…と息巻いていた。

生きる証とは、Something
だ。

和訳すると、こだわる五段活用。

誰も好き好んで、諦める人など、いるわけがない。
Somethingを見つけられないと、人は諦めるのだ。
人は離れていく。
それは、人物にも言える。
場所にも言える。

Somethingを見つけたら、人は自ずと足が向く。

細川護熙さんが、SOMETHINGとなれるなら…。