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Since1994 "ROCK BAR" GLASSONION 高田馬場

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拝啓東京背景様

2011-01-22 | 時代の光景U+203CU+FE0E
時は丑三つ真夜中の、GLASSの帰りに出くわすは、妖怪もどきの徘徊婆さん。

僕の感じた徘徊七不思議がある。

なぜか目白通り、新目白通りでよく出くわす。
なぜか爺さんには会わず婆さんのみ。



昨夜も婆さん。徘徊判断基準はよそ行きの服装であること。
目線が一定している。

寒さ厳しい丑三つ時を、向こうからやってくる。

人気のない通りを僕と婆さんだけが近づこうとしている。


婆様に僕と言う存在認識はあるのだろうか‥。
目線が動くことはない。
ただ真っ直ぐに歩く。
恐らく二次元をさ迷っているのだろう。

婆様に映る世界は、縦と横でしかないに違いない。

街灯もなかった時代には、お化けとしか例えようがなかっただろう。

実はお化けの正体とは、徘徊婆さんのことではないのだろうか。

GLASSONIONを始めてから今日まで、高齢者のみならずたくさんの徘徊者と出くわしてきた中での僕の結論である。

冬はまだしも、蒸し暑い真夏の、澱んだ空気の丑三つ時に出くわす婆さんだけには、未だに会いたくない。

本当に怖い。

背筋がキーンと凍りつく。

すれ違い様に、突然尖った入れ歯で噛みついてきたら‥などと想像してしまうからだ。

丑三つ時ぜひお試しあれ‥。

‥もちろんただ楽しんでるわけじゃありませんからね(^_^;)

明らかにそのお年寄りが危険そうな場合は、交番に連絡しています。