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それさえもやはりヲタクな日々・・・

まったり生温いヲタク生活を続ける今日この頃を、ゆるゆると書き連ねる

上野は陥落、黒猫は見えたのか?『いろはにほへと』第10話

2006-12-09 13:51:22 | アニメ
GYAOアニメ『幕末機関説 いろはにほへと』第10話を見ました。

近頃、数少ないブログ更新のほとんどの話題がGYAOアニメなのはどうよ??な感じですが、まあ、いいか。

今回は明治維新の戊辰戦争のなかの上野の戦いの続きでした。

お話のメインは労咳に倒れ、江戸は千駄ヶ谷の植木屋さんの離れで療養していた沖田総司と主人公秋月耀次郎のお話でした。

前回、耀次郎は5年前に沖田たちが京に上るより前、沖田が師範代を勤める試衛館で修行をしていたということがわかりましたが・・・・・

耀次郎くん、そんなに沖田に執着していたの?

なくらい沖田にこだわっています。

たまちゃんに言わせると

沖田くんがそんなに大切なのか? ヒロインは?? だそうです


沖田は上野戦争のとき参戦しようと病体に鞭打って上野に向かおうとして倒れ連れ戻された、という話が伝わっていますが、「いろは・・・」ではその役どころが耀次郎くんになっていました。

大村益次郎が最先端のアームストロング砲を投入して上野戦争は終結、沖田は耀次郎くんに看取られてお亡くなりになります。

沖田は一説に庭に来た黒猫を切ろうとしてこと切れたといわれているけど、このお話では幻っぽい。
沖田に、黒猫は来ているかと聞かれて、いると答える耀次郎くん。


彼は、今わの際の沖田くんに土方歳三への伝言を託されます。

榎本釜次郎は徳川の残存艦隊を引き連れて北に向かったし、耀次郎くん、これで会津を経て函館まで行くことになるんでしょうかね?
お話は意外にも(私にとっての意外)歴史に沿って、そっち方面に進んでいくことになるんでしょうか??




仇討ちを果たし目的を失ったヒロインは、今回活躍がなくて、芝居一座の解散使用としますが、最後に、私が密かに美形悪役に脱皮することを願っている茨木蒼鉄から、ベタな悪役仲居屋が実は生きているということが知らされて、新しい芝居の台本が届きます。

茨木蒼鉄・・・・・やっぱ美形悪役は無理なのか??

なかなか、私の希望通りにはお話は進みません。

でも、私があっと驚くほどの裏切りをするには至っていないので、ちょっと不満。


せっかく荊軻の首とか楽しそうな設定を作ったんだから、もっと意外性に満ちたお話にしてほしいなあ。

今はインターバルかしらん??

来週からに期待しよう!!!

『妖奇士』説八をみました~

2006-12-04 14:53:56 | アニメ
近頃はまっているGYAOアニメ『天保異聞 妖奇士』の第8話を観ました。

GYAOでは地上波から約1週間遅れ(正確には9日遅れ)で配信されているみたいです。

ありがたいのう。
うちのように地上波がやってこない(?)家にはとてもありがたいです。
どの番組もCS放送かネット配信かしてくれればいいのにと思うけど、今の仕組みじゃ無理なんだろうなあ???

で、『妖奇士』説八「狐芝居」

このアニメは出だしは39歳の主人公竜導往壓くんの過去からの異界との因縁話、次に同じく不思議な力を持ったアステカの血を引くアトルと彼女が自分の力で生み出した妖夷ケツアルコアトルとのお話、3つ目が今回からの芝居一座に生まれ男として育てられた宰三くんの物語。

このままいくと次は「山の民」というアビくん、女装の神官江戸元閥くん、最後が小笠原・・・・えっとなんだっけ・・・・とにかく蛮社改所頭取くんと一巡しそうです。
一巡した後が話の本番?

まあ、それは置いといて、今回はお狐様の妖夷、豊川稲荷さん(?)がおでましになりました。

往壓くんが異界の力を使って(モノの本質を探り当て漢字で現しちゃう力。文字の持つ意味から武器になったりしてとっても便利。漢神(あやがみ)というらしい)作り出した雲七の妖夷を除くと、はじめて人の言葉を話し、人と同じようなタイプの知能をもった妖夷の登場です。

芝居小屋の跡取り(のようだ)に生まれながら、女であったために男装で過ごし、それでも13歳で舞台に上がれなくなった宰三くんの屈折した想いを利用して心理攻撃をかけてきます。

宰三の「宰」の字は宰相の宰だけど、もともと罪人の意味があり、その名をつけたのが父親だと知って生まれながらに己は咎人であると思い込んでる健気な宰三くん。

でも、そんな漢字はいっぱいあるんですよ、宰三くん。

美人の美は羊が大きいことなんですよ。
美しいのもとの意味って、大きく肥え太った羊クンが立派ですばらしいことなんです。

美子さんって「でっかい羊のように肥え太って立派な子供」だと思って、子供につける親はいません。
文字は原義ではなく常用されて意味で考えるべきではないんでしょうかねえ??
まあ、きっと落ちは、往壓が漢神を使うと宰の字の別の意味が出てきて「おおそうだったのか、白川先生」となるのかなあ、とか想像していますが。
それとも父ちゃん、何も考えていなかったとか・・・・。
希望をこめて、こっちの落ちに1票!


このアニメは漢字の原義や解説を白川静さん著の「字通」(字統だっけ?)からとっているようです。
宰三くんの時代に白川先生がいたらきっとそんなに悩まなくて良かったのにね。
いやもしかするとこの時代に白川先生がいたら、いい字だと思ってつけたのに、実は!!な事件がいっぱい発生するかもしれませんね。

今回は豊川稲荷にだまされた宰三くんが、神に捧げられた舞を舞ってそこらへんで眠っていた(?)妖夷を目覚めさせてしまう所まで。

宰三を追ってきたアビと元閥は狐に化かされて足止めを食い、往壓は前回ケツアルコアトルと合体して馬の姿になった雲七の力を借りて乗り込んできます。
雲七くんも妖夷なので人間向けトラップは用をなさないとか。
便利だなあ、雲七くん。


私の趣味としては、何を考えているかわからない山神様のような怪獣系妖夷が好みなのですが、お話がおもしろければ何でもいいので、こじんまりとはまとまらずスーパー伝奇アクションアニメ(命名あららぎ・・・「いろはに・・・」よりアクションが増えた・・・・orz)として、もっと破天荒にド派手にやってくれないものかなと思っております。

単に怪獣がいればいいというのもありますが。

さて、宰三くんはどうなってしまうんでしょうか。
来週の第9話では解決しないようですしね。



沖田さんのヘアスタイルは前衛的?『いろはに・・・・』9話

2006-12-02 01:01:14 | アニメ
GYAOで毎週金曜日に配信中の『幕末機関説 いろはにほへと』

第8話のネタを書く前に9話が配信されてしまいました。

タイトルも「美形悪役デヴュー?茨木蒼鉄!」に決まっていたのに

第8話でヒロイン達はベタな悪役仲居屋に対する仇討ちを成就させ、怪しい戯作者、茨木蒼鉄とともに消えた「覇者の首」は今回は行方不明のまま。

江戸は上野の山に篭った彰義隊と東征軍との戦いの火蓋が切って落とされようとしている頃、主人公秋月耀次郎は「覇者の首」を捜し求めて、病床に臥せる新選組の沖田総司のもとへ・・・・・

って、1話見てないから良くわからないんだけど、京で竜馬だけじゃなく沖田くんともお友達に????

と驚いていたら、なんと、少年時代の耀次郎くんは、京に行く前に近藤勇があとを継いでいた天然理心流の道場のひとつで修行をしていたんですねえ。
もっとビックリです。

多摩の佐藤道場とあったから、土方歳三の実家にしつらえてあった道場に師範代の沖田が出稽古に赴いた時のものだと思われますが・・・・

と言うことは近藤とも土方とも原田とも永倉ともお知り合い???

『いろはにほへと』、いよいよ山田風太郎の明治小説のように有名人総出演になってきました。

労咳で余命幾ばくもない沖田は近藤の死を知り、己の不甲斐なさに上野は戦火の寛永寺に向かい、それを知った耀次郎くんは後を追うところで以下次週、となっちゃたんだけど、今回のお話はそんな歴史的なことが重要じゃなくて

「沖田さん、その、超ぶっ飛びデザインのヘアスタイルは何よ??」

なところです。

いえね、ちゃんとお約束どおりまげはポニーテールで後ろに垂らし、そこのところは紛れもなく日本国民がイメージする沖田総司なんですが・・・・・その前髪はどうなってんの?と誰しも突っ込まざるをえないような素晴らしいデザインです。

右のこめかみのところは、まげに結われず一房まっすぐ落っこちていて、左は左のこめかみの上部から、おでこの一番上を横切って右に向かって一房流れているんです。

なんかね、頭頂部辺りが薄くなった人が無理やり側頭部から髪の毛をバーコード状に流しているのと相通ずる超不自然さが。

見ててどうすればいいのか途方にくれてしまいます。
無理やりかきあげてまげを結いなおしてやりたい衝動にかられるというか。


まあ、いいけど・・・・(←かなり無理してる??)


毎回、ほとんどセリフのない主人公ですが、今回はけっこうしゃべりました。

珍しい。

ようやくギャラに見合った仕事をしたか、浪川大輔


西郷どんは冷徹怜悧の軍師大村(大山と打っていた・・・道理で違和感が)益次郎の策に従って上野を真正面からせめて、これから薩摩は多大な被害を出しながら上野を攻略します。

美形悪役にデヴューできるかどうかわからない茨木蒼鉄さんに来週はちゃんと登場してもらいたいなあ。
香を焚いてるだけじゃなくてさ。

予告によると次回に死んだはずの誰かが生きていたというお話が出てくるようなのですが、もしかしてベタな悪役のおっさんが生きていて、蒼鉄さんの悪役デヴューを邪魔するのではないかと心配しています。

竜馬の愛人のおりょうさんも横浜に登場して、今回は歴史ものっぽくストーリが進んだのですが、さてスーパー伝奇アニメ(?)っぽい展開に次回は戻っていくのどうか。

生まれながらに使命を持ちながら、展開上は巻き込まれ型主人公の耀次郎君にももっと活躍してもらいたいし。


歴史好きなので地味に歴史が進行していくのは趣味なのですが、スーパー伝奇アニメとしては(勝手に名前をつけるんじゃないよ、まったく)もっと派手になにかやらかしてほしいというのはわがままでしょうかねえ。


妙にはまった『天保異聞 妖奇士』

2006-11-28 00:23:52 | アニメ
週一更新の『いろはにほへとに』を数少ない楽しみにしていたのですが、この頃、おなじGYAOで配信されている『天保異聞 妖奇士』にもはまっています。


え、忙しいんじゃなかったのかって???

疲れ果てて動作不能に陥ったときにぼーと見てました。
いや、ちゃんと笑っていたけど。
疲れて眠たくてたまんないんだけど、疲労のためにかえって寝られないときにぴったりというか・・・・

ヒドイ気に入られ方だな・・・・・妖奇士


はまった一番の理由は、初回、2回と続けて登場の堕ちた山神様のクールなお姿。
だってね、大きさはプロントザウルス並み、全体の格好は不恰好なマストドンみたいで、お顔は「物の怪姫」のしし神様さえも超えた超ハンサムで、マストドン体型のくせにホバー走行するんだよお~

超超らぶり~

しかも主人公のエクセレ~ントな力に吹っ飛ばされたときは、転がるパンダのように怠惰にごろんごろん転がっていくし。

あとで異界から出てきた別の妖夷(化け物たちはこう呼ばれている)と対峙したときは、おおおおお!? 怪獣大戦争???みたいなアングルで

声はないのに、ゴジラとビオランテが吠えあっているような。

ね、一発ではまるでしょ?

私だけか???

我が家のちみっこいたまちゃんも、山神様のあまりにクールなお姿に、一目でとりこになってしまいました。
さすがたまちゃん、我が同志!!

その後は山神様級の妖夷が出てこないのがちょっと残念。


あ、ところで、タイトルは『てんぽういぶん あやかしあやし』と読みます。
本放送はハガレンを放送していた土曜6時らしいんだけど、我が家はCSとGYAOしか見られないので、ずいぶん遅れて見ているんだと思う。たぶん。

エンディングはポルノグラフィティが歌ってて、夏の横浜のコンサートで初披露を聞いてきたやつ。
昭仁の作詞作曲なので、歌詞は晴一のように宇宙人的な意外性には満ちてないけど、日本語的にはOKな感じで、曲と言えば昭仁の得意のキーのあたりを多用していますので、とても安定して聞いていられます。

とてもファンの感想とも思えないかも。

でね、このアニメのことはポルノの曲を使うということが発表されたんで、前々から知ってはいたんですが・・・・・・

最初、始まる前にカットを見たときの感想は

おい、いつの時代のキャラデザインだよ

だったんですが、はまってしまった今現在の感想も、いつの時代のキャラデザインだよ・・・・のままです。

画面構成もねえ、すっごい昔のアニメ・・・・じゃなくて、マンガを見ている気分。

あの絵じゃ人気でないんじゃないかなあ、とか思っていたのですが、どうなんでしょう、巷の評判は???

だってねえ、今流行の腐女子向けイケメンなし、萌え系美少女ほぼなし、ガンヲタ心をくすぐるモビルスーツ系なし。

かろうじて残ったのが、怪獣、化け物、オヤジ(?)好きの私のようなファン向けの要素だけ・・・・のような気がするのですが。

何と言っても、主役が39歳(とてもそうとは思えないキャラデザインに身体能力だが)のオヤジです。

山神様のらぶり~さは縷々綴ったけど、初回のもうひとつのは売りは「オヤジのはだか」です。
いや主人公のじゃなくてね、時代は天保だから、歴史の教科書に載ってる天保の改革の真っ最中。
奉行所には遠山の金さんや妖怪鳥居耀三(こんな字だっけ?自信ないや)がいて、蛮社の獄とかのあたり。
そうです、主人公が湯屋で働いていたんで、風呂に入りに来た江戸のオヤジたちのはだかがいっぱい。

ちゃんとね、浮世絵にあるような腹が出たちょっとでっぷり系の由緒正しい江戸のオヤジがいっぱいで、オヤジ好きの私でも眩暈がしそうでした。

何考えてんだろう、この作者。

主役のあおり文句が「職なし、家族なし、未来なし、江戸の底辺で生きるがけっぷちの男」だしね。

他のレギュラーは、サンカのお兄さん(これもオジさん?)、男の格好をしたローティーンの女の子に、小笠原家の養子で蛮社改所の頭取のお兄ちゃん、それから一見綺麗なお姐さん、実は女装の神職のお兄さんと、いまどきの萌え要素があるのかないのか良くわからないラインナップです。(絵的にはないような気がするのだが、いまどきは何が受けるのかよくわからないからなあ)

27日更新の第7話のケツアルコアトル、羽根のある蛇くんもらぶり~でした。

主人公が倒せなかったケツアルくん、暴れまわったあげく幽霊になった(妖夷になった?)主人公の友人雲七さんと合体して竜となり、普段はお馬さんの姿になっちゃいました。
雲七くん最終兵器(リーサル・ウェポン)だったんですね。
最後は竜になるし・・・・・

おしゃべりできて、本体は竜で、普段はお馬さんだなんて、まるで西遊記の白竜くんみたいです。

なんでもありのオヤジの感傷(?)で構成されたステキなお話です。
さすがはBONES、何考えてるんだか
ハガレンのときも思ったけどね。


自宅で作業しているとき、BGM代りに流しながらやるのに丁度いいんだよね。
邪魔にもならず、けっこう笑えるし。


たまちゃんのでか兄いわく、「時代は天保、妖怪もので、出てくるのは怪獣で、仲間5人の戦隊もの」、ついでに絵柄は郷愁を誘ったりしちゃって、エンディングで昭仁の声を聞けるし暫くは楽しめそうです。


欲を言えば、もっと怪獣くんを出してほしいなあ。


あ、そういえば蛮社改所って妖夷を退治するのが役目のお上が設置したお役所です。
説明してなかったけど、主人公達はそこのエージェントというわけです。
補足説明でした~

行くか??裏歴史へ???「いろはにほへと」7話

2006-11-27 17:52:04 | アニメ
今、お気に入りのGYAOアニメ『幕末機関説いろはにほへと』。

忙しくてもどうにかこうにか見てたりします。

7話は次がアップされる直前の真夜中にようやく見られたんですが・・・・・
実はよく憶えてない。


西郷と勝の直接会談と相成った薩摩藩下屋敷。
前回仲居屋に雇われた、ハーフで日本名なのに金髪碧眼で隻眼の拳銃使いのお兄ちゃんが侵入して開門。密かに制圧したしちゃったりします。

情けんなかど、薩摩武士!!!
一刀両断。一撃で人間の身体をぶった切る自慢の示現流はどぎゃんしたとか!
という私の心の叫びも虚しく・・・・・・

そこに荊軻の首を持ったベタな悪役仲居屋がやってきて、西郷か勝か、次代の覇者となるべき者を首に選ばせるというくだりになったのですが・・・・・


おおおお??

もしかして、ここで覇者の首が(荊軻の首のこと)新しい宿主を決めて、この世界は裏歴史へ突入!!!???

とか思ったりしたんですが、残念ながらそうはならなかった顛末は次回。


この悪だくみを仲居屋に示唆したとおぼしき謎の戯作者茨木蒼鉄が密かに侵入したり、蒼鉄の筋書きに従ったヒロイン率いる芝居一座と主人公の面々も、「ええじゃないか」の騒乱を先導して薩摩屋敷に乱入しちゃったりと、お話的には好みなんですが、盛り上がりにはちょいとばかり欠けました。


ああ、しかし、蒼鉄は主役の秋月耀次郎の故郷「コマ(高麗?狛?独楽???)の里」の窯元に頼んで作らせた妖しい壷を持参し妖しく香をを焚いたりして、とにかく妖しい。


この回は、着流しの茨木さんが注文した壷を見定めるのに、気に入らないものを次から次に割っていく場面と、仲居屋と会談をした時のカッコイイ洋装姿が印象的でしたが、あとは結構地味。
もうちょっと派手な展開がいいなあ。

絵の質がちょっと落ちているのも痛いかも。



次の話を見たあとに書いてるので、盛り上がらない「いろはにほへと」第7話鑑賞レポートは次回第8話に続く。




そういえば、山岡鉄州と中村半次郎が地味に出演していました。
どっちも幕末の剣豪です。

鉄州はグラバーに続いてロイ・マスタングやFFACのルーファウスを演った大川透さん。
大川さんってば、声だけじゃぜんぜんわからないよ