2004年度版からの改訂。適切にまとめられており、わかりやすい。
前回からの変更点として気づいた点は
1) 高血圧症における利尿薬の位置づけが上昇した事
→日本においてはCa拮抗薬とARB,ACE阻害薬が殆どで利尿薬は避けられてきた。しかしながら日本人ではNa依存性の高血圧症が多く、利尿薬による塩分排泄は降圧効果としては利に適う治療法である。近年は利尿薬配合の合剤も発売となるなど変化が認められて . . . 本文を読む
最近読んだ著書の中で中々の良著
かの松下幸之助さんにより昭和50年に書かれた著書で最近新装され店頭に並んでいた所を購入。30年以上経っても読む価値のある良著だと思います。
内容は指導者の心得として必要な102カ条を故事と共に紹介しています。
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浜北警察署の近くのカッペリーニで夕食。半バイキング形式のイタメシの老舗。学生の頃で当時の先輩から教えて頂き、当時は栄養失調になりかけた時にサークル仲間でよくいっていた。
30種類の前菜バイキング+パスタ・ピザ+デザート+ドリンクバーで2000円、雰囲気もかなり良く人気のイタリアレストラン。
10年前ぶりだったけど、変わらぬ盛況ぶりだった。
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欧米において専門分化の進んだ1970年代より外来・入院診療における中心的部門として総合内科の概念が生まれ発展を遂げた。総合内科医は地域医療の指導的役割を果たすとともに、入院部門においてはレジデント(内科系の初期研修/後記研修医)と総合内科指導医が診療班を組み(通常は指導医1名、2-3年目1名、1年目2名、学生1-2名)、循環器内科、血液/腫瘍内科、集中治療系の患者様以外の全ての内科系の患者様の入 . . . 本文を読む
老年病の最新雑誌より抜粋
今回のオリジナル論文で特に気になった論文はなし。
学術集会シンポジウムで下記が紹介。
①MEGA Study(高脂血症に対する一次予防大規模試験)
対象:7832人 食事療法群と食事療法+プラバスタチンの比較
結果:18%のLDL減少により33%の冠動脈発生率を低下
②JELIS(高脂血症に対する一次。二次予防大規模試験
対象:18645人 スタチンとスタチン+EPA . . . 本文を読む
近年専門分化が進んだ結果、医療の飛躍的な発展を遂げました。一方で患者様の全体像を把握するプライマリケアの分野は軽視されいわゆる主治医不在の現状となりました。本ブログでは田舎の総合病院で奮闘する一総合内科医の日々を綴っていく予定です。 . . . 本文を読む
本ブログはあくまで私的に記載されているブログであります。本ブログでは、総合内科、感染症、老年医療、地域医療や地元に関連した情報を逐次更新をし、常に正確な情報を掲載するよう努めて参りますが、その内容の正確性・有効性・確実性・安全性・その他について、いかなる保証もいたしません。従いまして、本ブログの情報を用いて行う一切の行為、当該情報にもとづいて起こされた行動によって生じた損害・障害・不利益などに対す . . . 本文を読む