感染症内科への道標

研究学園都市つくばより感染症診療・微生物検査・感染制御の最新情報を発信しております。

Clostridium difficile感染診断における核酸増幅検査の効果

2013-10-31 | 微生物:診断・検査法
Effect of Nucleic Acid Amplication testing on population based incidence rates of Clostridium difficile infection Carolyn V.Gould et al CID 2013:57 従来EIA法にてC.difficile検査が行われているがより感度のたかい検査のため、PCR . . . 本文を読む
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Eizabethkingia anopheles 髄膜炎

2013-10-31 | 微生物:細菌・真菌
First case of Eizabethkingia anopheles meningitis in the Central African Republic Thierry Frank et al Lancet HIV陰性の母から帝王切開で出産された出生後8日の女児が2011年3月にCentral African Republic のComplexe Pediatriqueに運ばれた . . . 本文を読む
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複雑性皮膚・軟部組織感染症で入院した入院患者の診療

2013-10-31 | 臓器別感染症:全身・皮膚・軟部組織
Current management of patients hospitalized with complicated skin and soft tissue infections across Europe (2010-2011): assessment of clinical practice patterns and real-life effectiveness of antibiot . . . 本文を読む
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Pseudoclavibacter bifida

2013-10-24 | 微生物:細菌・真菌
COPD患者でのPseudoclavibacter bifida菌血症 First case of Pseudoclavibacter bifida bacteremia in an immunocompromised host with chronic obstructive pulmonary disease Journal of clinical microbiology Matthi . . . 本文を読む
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男性における人パピローマウイルスの発生と消失

2013-10-24 | 微生物:ウイルス その他
Incidence and clearance of oral human papillomavirus infection in men: the HIM cohort study. Aimee R Kreimer et al Lancet HPV16は口腔咽頭癌と相関しており、米国、スウェーデン、オーストラリアでは50%以上を占める。非癌患者では1%のみの感染率である。近年のポピュレー . . . 本文を読む
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Weekly summary 10/13-10/19

2013-10-19 | Weekly summary(保存版)
News 75歳以上医療保険料、軽減特例を段階的廃止 国が検討 2013年10月18日 asahi.com 滋賀医大でもカルテと不一致 高血圧薬の論文不正問題 2013年10月14日 asahi.com PM2・5など、高い発癌性と認定…WHO機関 yomiuri online Journal club in infectious diseases First report of liv . . . 本文を読む
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生肝臓を摂食後のCampylobacter fetusによる髄膜炎、心内膜炎

2013-10-19 | 微生物:細菌・真菌
Meningitis and Endocarditis caused by Campylobacter fetus after raw liver ingestion Journal of clinical microbiology Florence Suy et al 2010年8月21日、75歳男性が7日間続く発熱、悪寒でフランスの救急科に相談があった。彼は8月5日で生の羊の肝臓を摂食 . . . 本文を読む
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食事でのC.difficileの伝播

2013-10-17 | 感染制御
Transmission of Clostridium difficile in foods Dallas G. Hoover et al 2005年以降、非流行性C.difficileが米国、欧州において様々な食品から検出された。  →遺伝的、侵襲的特徴が人の重症C.difficile感染株と似ていたため懸念された。 →現在では高度に汚染されているとおこりうることが知られている。  ・接 . . . 本文を読む
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Salmonella enterica Serovar Dublin による肝膿瘍

2013-10-17 | 微生物:細菌・真菌
First report of liver abscess caused by Salmonella enterica Serovar Dublin Fen Qu Zhenping Fan et al Journal of clinical microbiology 58歳男性が肝細胞癌の経動脈塞栓術後に高熱、悪寒で来院。B型肝炎で6年前より肝硬変を患っており、2年前より肝細胞癌に対して治 . . . 本文を読む
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weekly summary 9/29-10/12

2013-10-12 | Weekly summary(保存版)
News 延命医療「望まず」81%…読売世論調査 (10月12日)yomiuri online 町立松前病院 医師10人中6人辞職の意向…北海道(10月11日)yomiuri online 専門治療できる病院、さらに6カ所 子宮頸がんワクチン 2013年10月11日 asahi.com 米18州でサルモネラ菌被害 政府閉鎖で対応遅れの恐れ 2013年10月 9日 asahi.com 緩和 . . . 本文を読む
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経口フルコナゾールの使用と流産のリスク

2013-10-10 | 抗菌薬・関連薬剤
Use of oral fluconazole during pregnancy and the risk of birth defects NEJM Dittle Molgaard Nielsen et al 経口フルコナゾールは重症真菌感染症で妊婦が治療を受けた後の5名の乳児に障害発生したとしており、動物実験でも影響が指摘されており2011 FDAはカテゴリーをCよりDに変更している . . . 本文を読む
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感染性心内膜炎に対するOPAT失敗のリスクファクター

2013-10-10 | 臓器別感染症:循環器系
Risk factors for failure of outpatient parental antibiotic therapy (OPAT) in infective endocarditis Christopher J.A.Duncan et al Journal of antimicrobial chemotherapy Glasgow OPAT programme より解析  . . . 本文を読む
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ID week 4日目

2013-10-05 | 日々の出来事(管理人)
疲労により少し遅れて10時頃に会場へ しかし会場前についてみると何かが?  会場スタッフが休憩に入っており、多くの医師が会場前で談笑している。 近づいてみると会場が停電したとの事、あるんですね。 2時間程停電し、自身の2題目のポスター発表前に復旧。  停電の影響で閲覧者は少なく、感染対策の研究は静かに終了。 終了後は荷物をまとめ、空港へ、土曜日の19時にサンフランシスコを発ち月曜日朝1:3 . . . 本文を読む
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ID week 2013 3日目

2013-10-04 | 日々の出来事(管理人)
朝に軽くレクチャーを聞き、12時半よりポスター発表。 肺炎球菌椎体炎に関する研究で、レスポンスは良好。 多くの先生方より激励の言葉を頂きました。  発表はポスターの前で1時間半立ち、質疑応答に応える形式で発表が終わると流石に疲れ、後はカルフォルニアワイン+スナックで就寝。家族がいないとさびしいですね。  . . . 本文を読む
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ID week 2013 2日目

2013-10-04 | 日々の出来事(管理人)
日本から8時間でサンフランシスコ入り。  10月1日から米国政府機関が一部閉鎖されているとの報道があったが、影響を受けているかどうか定かではないが入国審査は1000人程の長蛇の列。(外国人向けの審査官は6人程度)。 更には会場では今年は多くの欠席が認められた。理由は;予算カットのため出席できずと。  感染症はFDAやNIH等の行政主導で行われていることが多いため中々厳しいようです。  2日目は . . . 本文を読む
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