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諸悪の根源は財務省

2023-09-01 20:37:08 | 終世記

無能な岸田の下、官僚専制が強まっている。閣僚の顔ぶれも酷い。
半世紀前の古狸ずらり。古狸から経済や外交に関する発言は殆ど無い。
主要閣僚を財務省出身者で固め、残りは派閥順送り人事
ウクライナ侵攻がなければ、もっと厳しい批判を浴びただろう。

日本の諸悪の根源は財務省の権限が大きすぎる事
かろうじて金融庁だけは大蔵省から分離され銀行からMOF担が消えた。
しかし、大蔵省(現財務省)は今も徴税と予算配分の両方を握っている。
これでは財務省の隠れた権力は大きくなるばかりだろう。
なぜなら徴税権で政治家を抑え、予算で他の省庁を支配できるからだ。
消費税の軽減でマスコミを抑え、大企業を法人税や税務調査で脅す。

権限が大きければ大きいほど天下り先も、質量共に潤沢になる。
知り合いの元官僚の再就職先を見ても、それはハッキリわかる。
財務省以外の象徴では再就職先がなかなか決まらなかった例さえある。
権力というものの目に見えない力は退職後にも及ぶのである。

かつての日本が急速に軍国化したことも同じような理由に因るだろう。
元軍人や軍部の息のかかった連中があらゆる分野に進出し戦争を煽る。
大戦に入ると花街にも軍服姿の軍人が目立つようになった(永井荷風)
権限の集中の結果、敗戦。財務省を解体しなければ同じ轍を踏みそうだ。


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