星港、香港、そして上海流れ旅

シンガポールから香港へ、そして上海で働くことになったオジさんエンジニアの日常

エスカレーターでの立ち位置の話(上海は大阪風?)

2013年01月27日 | 日記
上海に来て驚いたのがエスカレーターでの立ち位置表示。
「右側は立つ人用」


「左側が歩く人用」


「右立ち、左歩きで文明的にエスカレーターに乗りましょう」


以前日本でも起きましたが、片側だけに乗ってバランスが崩れたり、ドカドカと駆け上がると
エスカレーターって緊急停止するんですよね。下りのエスカレーターで急停止した事を考えると
鋼鉄の階段落としですよ。「銀ちゃん、格好イイ!」なんて言ってる場合じゃないです。
(元ネタを知っている人だけ分かってくれれば良い精神で書いております!<(`^´)>)

そしてようやく上海でも見直しが行われたようで、この表示が街から消えつつあります。
確認するなら今のうちです。(見直しされたって事は事故でも起きたんでしょうか?)

ちなみに日本では、東京と大阪では立ち位置が逆なの知ってました?
東京では右側を開け、大阪では左側を開けます。
江戸時代武士の町であった東京は、左側に刀を手挟んだ武士が歩いて居たので、お互いの刀が
触れないように向かって右側同士ですれ違っていました。おそらくその名残と言われています。
大阪は商人の町ですから、ベルトを掴み易い右側に立つ人が多いのではないでしょうか?
そんな見方をすると、上海は大阪風と言えるのかも知れません。

ちなみにマレーシアのクアラルンプールのデパートでは、左側に立つようにと看板が立てられて
いたのを見たことがあります。国際的な標準は無いようです。国別にそれが定められた経緯を
調べるだけで本が書けそうですね。

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