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「介護もトライアスロンも楽しんで」

95歳の母を介護の日々ですが、合間に走って泳いで、バイクにも乗って年数回のトライアスロン大会参加を目標に楽しんでいます。

久々の外来診察

2011年06月21日 13時20分09秒 | 心臓手術その後

今日は大和成和病院に半年振りの外来診察に行ってきました。


車で10分なのですが、今朝は家ですることもなかったので早目に家を出て8時半に病院に着きました。9時からの受付かと思って、本でも読んで待っていようと考えていたら丁度受付が開始されました。そして8時45分には心エコーと心電図の検査に呼ばれ、9時15分には血圧測定とほとんど待ち時間もなくスムーズに検査が進行しました。因みに今日の血圧は125-75でした。


心エコーはベッドに横になってはいますが、横向きの体勢が不自然で結構疲れますね。時間も結構長く感じました。今までもこんなだったかな~?半年前のことももうすっかり忘れてしまっている自分にビックリでした。


最後に医師から検査結果の話がありますが、診察室前で待つこと約1時間。ここでやっと持参した単行本をじっくり読むことができました。(笑) まあ読まないで済むならその方が良いんですけどね。


私の執刀医師は奥山先生でしたが、彼は3月に南淵先生のいる東京ハートセンターに移られてしまったので、私の担当医は新たに遠藤先生になっています。名前が呼ばれて診察室に入ると大和成和病院のHPに載っている写真と同じく愛嬌のあるお顔の遠藤先生が座っていました。まだ30代でしょうか?とても若く感じました。


先生から検査結果が伝えられましたが、まったく問題がありません、ということです。心エコーの検査時間が長く感じられたので、ひょっとして何か逆流でもあったのかと思って心配していましたが、取り越し苦労だったようです。


ところで、私は手術前も手術後も自分の心臓の血液の逆流レベルを聞いたことがありませんでした。何度かの外来診察時に奥山先生に聞こうと思えばいつでも聞けたのですが、手術が終わって元気になっているとそんな数値を聞いても意味がないしなぁ~、と思ってしまい聞かずに今まで来てしまったのです。でも今日は、先生も代わったこともあるし、話しやすい雰囲気の遠藤先生ということもあって、思い切って(?)聞いてみたのです。


私の予想ではレベル3くらいだろうと思っていましたが、その答えは意外にもレベル4の最大値でした。へぇ~、と驚きが大きかったです。最大値のレベルの中、子供たちとマラソンの練習をしていたんだ!だから子供たちに付いていけないことがあったんだなぁ~と改めて思った次第です。はは・・・何ということでしょうか。でも手術前に聞かなくて良かったかもしれません。最大値と聞いてしまったら余計不安が募り、落ち込んでいたでしょうからね。聞かなくて正解だったと思います。


そしてもう一つBNP値です。血液検査をすることで分かるのですが、心臓に負担がかかるとBNP(ナトリウム利尿ペプチドと言って、たんぱく質がアミノ酸に分解される過程で生成されるアミノ酸の結合体)の血液濃度が上昇するそうです。基準値は18.4以下、18.5~39が軽度の心疾患、40~99が心疾患の疑いがあり、100以上になると心不全の疑い、となるそうです。この値も私は入院中も退院後の外来でも一切聞いたことがありませんでした。


遠藤医師にこの値がいくつだったのかを尋ねてみました。すると、カルテにはこの検査結果が見当たらず、入院時のカルテを見直さないと分からないとのこと。また、重症患者ではない私の様な患者の場合はBNPの検査はしていない可能性があるとのことでした。わざわざ入院時のカルテを取り出すことはないので、なければしょうがありません。血液の逆流は最大値でしたが、心臓に負担がかかる度合いとはまた違うのでしょう。BNPについては初めから大きな数値ではなかったのでしょう。前回も今日も血液検査はしていませんので、その必要がないということで理解しました。


次回外来は1年後の来年6月です。前回が半年前でしたが、この時は1月のフルマラソンを走るために念のため検査をしてもらっただけなので、遠藤先生も基本的には1年に1回だけで良いですよ、と仰っていただきました。


10時30分には会計も済んで、この後リハビリ室の徳田先生に会おうと思い3階のリハビリ室へ。入院中お世話になった看護師さんがいて私のことを覚えてくれていてこれにはとてもビックリで嬉しかったです。で、徳田先生は?と尋ねると、南淵先生、奥山先生などが行かれた東京ハートセンターへ3月に移られたとのこと。あらら・・・皆さんご一緒に大移動だったんですね。ちょっとがっかりでしたが、これもまたしょうがないことです。

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大和成和病院での次回外来

2011年03月02日 00時58分47秒 | 心臓手術その後

昨日、次回外来を予約するために大和成和病院に電話を入れました。受付の人とのやりとりで分かったのですが、びっくりしたことに私の執刀医の奥山先生まで2月付けで南淵先生が移られた東京ハートセンターへ行ってしまいました。南淵先生、武藤先生、そして今回奥山先生と相次いでの移動です。はは、世の中色々あんのね。


しかし、私の場合は元々心臓手術をするに当たり色々調べた挙句に大和成和病院にした訳ではなく、掛かりつけの病院で大和成和病院にするか大和市立病院にするかと問われ、大和成和が心臓専門の病院であると知っていたことと、そこに私の知人が看護師として働いていたために決めただけです。そして、奥山先生も私が指名した訳ではないので、特に執刀医の先生がいなくなっても、カルテがあるので取り立てて問題はありません。


今日の電話で、次回の予約は6月で、担当してくれる先生は遠藤由樹先生だそうです。病院のHPで顔写真は拝見しました。当日この遠藤先生とお話するのが今から楽しみです。当日は心エコーと心電図の検査を予定しています。27日、日曜日に起こった胸痛のことも話してみようと思っています。

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手術から明日で2年が経ちます

2011年02月20日 16時32分07秒 | 心臓手術その後

明日は私が心臓手術をした日からちょうど2年になる記念の日です。


前回の外来診察ではホルター心電図(24時間の心電図検査)で徐脈や途中で3秒間も心臓が止まっていることが判明し、今後の経過によってはペースメーカーのお世話になる可能性もあるとのことでした。しかし、まあ悪い方に考えていたらきりがありませんので、あまり気にしないようにしています。現時点ではマラソンの練習も出来ているし、医師から練習を止められている訳でもないし、まして自覚症状がある訳でもないですしね。


胸の切開跡のその後です。


Img_1658


だいぶ色目も薄くなってきています。一箇所ケロイドになってしまった所がありますが大したことでもありません。適当に傷跡が残っていた方が心臓手術をしたことを自覚できるのでかえって良いかも、と思っている今日この頃です。手術から4年、5年と経てばもっと薄くなって殆ど目立たなくなるんでしょうね。

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嬉しい知らせ2件

2011年01月22日 08時39分16秒 | 心臓手術その後

今年になって嬉しいメールが私の元に2件届いています。今日はそれを紹介します。


まず、1件目の嬉しい話です。今年正月の3日に「いるちゃん」さんと仰る方からこんなメールが私の元に届きました。


「昨年8月に大和成和病院で倉田先生に心臓を治していただいた三人の男の子の母です。げたのうらさんの記事等めちゃくちゃ頼りにして、手術に望み元気になることができました。 遅くなりましたがありがとうございました。湘南マラソン是非折り返し地点あたりで応援しにいければ と思います。」


そして昨日、再度「いるちゃん」さんからメールがありました。


「マラソンは二宮の折り返し地点で応援させていただきます。マラソン日和になります。きっと  ファイト」


「いるちゃん」さんの様に、私のホームページやこのブログを見てくれている方々の中にその後手術をされて、そして元気になって連絡をしてくれる方がいることに私は本当に嬉しく思っています。私が心臓手術後にフルマラソンを目指してトレーニングを続けていることをこのブログにアップしているのですが、そのことが心臓手術をされる方々の励みに少しはなっていると思うと、こんな幸せなことはありません。そして私が参加する湘南国際マラソンの沿道でわざわざ応援してくれるなんて本当に何て私は幸せ者なんでしょうか!


「いるちゃん」さんの言っている二宮の折り返しとは、40kmちょっと手前のポイントです。ゴールの大磯ロングビーチまであと2kmとちょっとのところです。フルマラソンは30km過ぎてからが本当にシンドクて辛い距離なんです。でも40kmポイントにわざわざ私の為に応援に来てくれている人がいると思っただけでこのキツイ30km過ぎからでも力が湧いてくるというものです。「いるちゃん」さんには「40kmポイントは3時間20分から35分の間に通過する予定です」と返事をさせていただきました。いよいよ明日になりました。頑張って走ってきます。当初予定の3時間30分での完走は右膝のこともあるので難しいかもしれません。でも頑張って40kmポイントを「いるちゃん」さんに伝えた時間内で通過し、ゴールを目指そうと思います。


そして、嬉しい知らせの2件目です。


こちらは静岡市にお住まいのM.K.さんと仰る方で私と同い年、誕生月も同じで、そしてフルマラソンも私と同じサブフォーランナーの方です。去年5月に初めてメールを頂いたのですが、彼からも今年になってから再度メールを頂きました。そのメールでは、その後10月になってから大動脈弁置換術をされ、そして11月に無事退院されたそうです。


びっくりしたのは、彼は何と、ICUから一般病棟へ行ってからも順調でナースステーションの回りをご飯前に3キロづつ一日9キロほど歩き続けたそうなんです。看護師もDrも呆れてましたが止めは無かったとのこと。私より上手な方がいらっしゃって、本当に嬉しい次第です。彼は2月6日の10kmマラソンに参加されるそうで、フルマラソンにも来年は挑戦したいと仰っています。


私と同じ様に心臓手術をされた後もランニングを続け、マラソン大会にも参加しようとしている方がいることに私としてもとても嬉しく思っています。もっと多くの方が心臓手術後もランニングや色々なスポーツを続けられることを願っています。


そしてこのM.K.さんとは、近い将来、今年中?に中間点あたりで行われるマラソン大会に一緒に参加しましょうと伝えているのです。どうかこの願いが実現しますように。

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ホルター心電図結果

2010年12月28日 18時47分20秒 | 心臓手術その後

午前9時15分に車で大和成和病院に到着。待合では10分ほどで名前を呼ばれまず血圧だけ計りました。その後5分ほどで呼ばれて奥山先生のいる診察室へ。今回のホルター心電図に関しては今日で4回目の通院ですが、その都度ほとんど待ち時間がなくとてもスムーズでした。病院で何がいやかと言えば、待合で待たされるのが一番いやですよね。それが全くなかったのでとても気分良かったです。


で、ホルター心電図の結果です。24時間心電図を付けて記録を取ったわけですが、その間不整脈はなかったそうです。心拍数は相変わらず少ない数値ですが、これは手術前からのことなので手術前と変化はなしと言う事です。安静時は40台ですから、心拍は1.3秒に1回とかなんでしょう。ただし奥山先生の説明で、心拍の間が一番長かった時で3秒ちょっとの間隔があったそうです。3秒以上間が空くとペースメーカーの対応を考える必要があるそうですが、常に3秒以上空いていたわけではないそうで、現時点ではペースメーカーは必要ないとのこと。しかし、今後3秒以上間が空くことが多くなってくる可能性もある様なので、今後はある程度定期的に検査をした方が良いそうです。これは大変気になることですので、今後は毎年1回は必ずホルター心電図の検査をしないといけませんね。


さて、まあとりあえず現時点では問題はないということなのですが、それは普通の生活をする上でのことでありまして、フルマラソンに参加するとなるとこれはまた別の問題なんですよね。前回の外来時にも奥山先生が言っていましたが、心臓手術後の人がフルマラソンに参加するための指針、ガイドラインと言うようなものはないのです。今日もこの点について確認しましたが、ガイドラインが無い以上、駄目ですとは言われませんが、参加しても大丈夫です、とも言われませんでした。あくまでも自己責任において参加・不参加を決めると言うことなのです。ガイドラインが無いというのは心臓手術後にフルマラソンを走る人が殆どいないからなのでしょうね。そんなことをした人は過去に10人ぐらいでしょうかね?でもマラソンをしていた人でその後心臓の手術をした人はもっと沢山いると思うのですが、その人達は手術後は走ることを止めちゃったんですかね?もし止めたのなら何で止めちゃったんだろう?


私は心臓手術後1年と1ヶ月経った昨年3月末に既にフルマラソンを走っています。この時は事前に今回の様な検査は受けないまま参加してしまいました。今回は練習時に使用している心拍計で不整脈ではないかと思われる数値が度々記録されていたために念のためにホルター心電図での検査をしたのです。前回のフルマラソンの時には全く自覚症状もありませんでしたし、現在も練習時に自覚症状があるわけではないのです。あくまでも心拍計に記録されているということだけです。それも奥山先生が胸にベルトを巻いて心拍を計る私の心拍計を見て、胸の筋肉の動きを拾ってしまい大きな数値が記録されている可能性もありますよ、とのことでした。私なりにこれらのことを総合的に考えて出した結論は、フルマラソンには予定通り参加すると言うことです。ただし、万一途中で具合が悪くなったら途中棄権することは当然のことですが。また、私がフルマラソンを走ることで心臓手術を受けた者のサンプルの一例になればとも考えています。当たり前のことですが、無事完走したいです。

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