今日は大和成和病院に半年振りの外来診察に行ってきました。
車で10分なのですが、今朝は家ですることもなかったので早目に家を出て8時半に病院に着きました。9時からの受付かと思って、本でも読んで待っていようと考えていたら丁度受付が開始されました。そして8時45分には心エコーと心電図の検査に呼ばれ、9時15分には血圧測定とほとんど待ち時間もなくスムーズに検査が進行しました。因みに今日の血圧は125-75でした。
心エコーはベッドに横になってはいますが、横向きの体勢が不自然で結構疲れますね。時間も結構長く感じました。今までもこんなだったかな~?半年前のことももうすっかり忘れてしまっている自分にビックリでした。
最後に医師から検査結果の話がありますが、診察室前で待つこと約1時間。ここでやっと持参した単行本をじっくり読むことができました。(笑) まあ読まないで済むならその方が良いんですけどね。
私の執刀医師は奥山先生でしたが、彼は3月に南淵先生のいる東京ハートセンターに移られてしまったので、私の担当医は新たに遠藤先生になっています。名前が呼ばれて診察室に入ると大和成和病院のHPに載っている写真と同じく愛嬌のあるお顔の遠藤先生が座っていました。まだ30代でしょうか?とても若く感じました。
先生から検査結果が伝えられましたが、まったく問題がありません、ということです。心エコーの検査時間が長く感じられたので、ひょっとして何か逆流でもあったのかと思って心配していましたが、取り越し苦労だったようです。
ところで、私は手術前も手術後も自分の心臓の血液の逆流レベルを聞いたことがありませんでした。何度かの外来診察時に奥山先生に聞こうと思えばいつでも聞けたのですが、手術が終わって元気になっているとそんな数値を聞いても意味がないしなぁ~、と思ってしまい聞かずに今まで来てしまったのです。でも今日は、先生も代わったこともあるし、話しやすい雰囲気の遠藤先生ということもあって、思い切って(?)聞いてみたのです。
私の予想ではレベル3くらいだろうと思っていましたが、その答えは意外にもレベル4の最大値でした。へぇ~、と驚きが大きかったです。最大値のレベルの中、子供たちとマラソンの練習をしていたんだ!だから子供たちに付いていけないことがあったんだなぁ~と改めて思った次第です。はは・・・何ということでしょうか。でも手術前に聞かなくて良かったかもしれません。最大値と聞いてしまったら余計不安が募り、落ち込んでいたでしょうからね。聞かなくて正解だったと思います。
そしてもう一つBNP値です。血液検査をすることで分かるのですが、心臓に負担がかかるとBNP(ナトリウム利尿ペプチドと言って、たんぱく質がアミノ酸に分解される過程で生成されるアミノ酸の結合体)の血液濃度が上昇するそうです。基準値は18.4以下、18.5~39が軽度の心疾患、40~99が心疾患の疑いがあり、100以上になると心不全の疑い、となるそうです。この値も私は入院中も退院後の外来でも一切聞いたことがありませんでした。
遠藤医師にこの値がいくつだったのかを尋ねてみました。すると、カルテにはこの検査結果が見当たらず、入院時のカルテを見直さないと分からないとのこと。また、重症患者ではない私の様な患者の場合はBNPの検査はしていない可能性があるとのことでした。わざわざ入院時のカルテを取り出すことはないので、なければしょうがありません。血液の逆流は最大値でしたが、心臓に負担がかかる度合いとはまた違うのでしょう。BNPについては初めから大きな数値ではなかったのでしょう。前回も今日も血液検査はしていませんので、その必要がないということで理解しました。
次回外来は1年後の来年6月です。前回が半年前でしたが、この時は1月のフルマラソンを走るために念のため検査をしてもらっただけなので、遠藤先生も基本的には1年に1回だけで良いですよ、と仰っていただきました。
10時30分には会計も済んで、この後リハビリ室の徳田先生に会おうと思い3階のリハビリ室へ。入院中お世話になった看護師さんがいて私のことを覚えてくれていてこれにはとてもビックリで嬉しかったです。で、徳田先生は?と尋ねると、南淵先生、奥山先生などが行かれた東京ハートセンターへ3月に移られたとのこと。あらら・・・皆さんご一緒に大移動だったんですね。ちょっとがっかりでしたが、これもまたしょうがないことです。