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「介護もトライアスロンも楽しんで」

95歳の母を介護の日々ですが、合間に走って泳いで、バイクにも乗って年数回のトライアスロン大会参加を目標に楽しんでいます。

心臓手術後4年が経ちました

2013年02月19日 13時04分25秒 | 心臓手術その後

2009年2月、大和成和病院で心房中隔欠損症と三尖弁閉鎖不全症の手術を受け、今日で丁度丸4年が経過しました。

今年の元日のブログでも書きましたが、現在の心臓の具合は何も問題はありません。とても嬉しいことですし、4年も経つと心臓手術をしたことはもう過去の出来事という感覚になっています。心臓病のための薬の服用もありませんし、この4年の間に風邪をひいたり髄膜炎にまでなったりもしましたが、その都度心配していた心臓への影響は全くありませんでした。健常者と何ら変わらない不自由のない生活を送ることができています。

こんなに嬉しいことは他にありません。手術をしてくれた奥山先生や大和成和病院の看護師の方々、スタッフの方々に感謝の気持で一杯です。心から「ありがとうございました」と言いたいです。

唯一自分が心臓手術をした人間なんだ、という自覚を持てるのは胸の傷を見るときだけです。手術後丸4年が経った手術痕です。傷もこれだけ薄くなっていればもう気にする必要は全くありませんね。

Img_2835


これからも好きなマラソンの練習に励んで今年の目標の11月のつくばフルマラソンで3時間15分台を出せるように頑張っていきます。

そして同じ様に心臓手術をした方々やこれから心臓手術を受けようとしている方々への応援としてもこのブログを通じて心臓手術をした後でもこれだけ身体を動かし、鍛えることが出来るということを引き続き発信していけたらとても嬉しいことと思っています。

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誕生日 & 心臓手術記念日

2012年02月20日 10時34分43秒 | 心臓手術その後
今日2つ目の記事です。

天皇陛下が18日に冠動脈バイパス手術を受けられましたね。心臓手術の中でも、心臓を動かしたまま冠動脈にバイパス血管を縫いつける「オフポンプ術」と言われる高度な技術が必要とされる手術だったそうですが無事に終了して良かったです。

陛下も手術の際は正中切開ですから私と同じように胸骨を縦に切開して最後にそれをまたワイヤーで繋いでということをした訳ですね。胸骨を切開した人間にしか分からないことですが、術後半月ぐらいまでは咳やクシャミをする時はこの切断した胸骨がとても痛むんですよね。陛下も今はクシャミをされるととても痛いはずです。暫らくは大変でしょうが、どうぞ頑張ってリハビリして頂きたいと思います。ご退院まで2週間ほどだそうですが、ご高齢なこともあり感染症など合併症がないことを願っています。予定通りご退院されますこと心より祈っています。

ところで、明日2月21日は私が心臓手術を受けた記念の日です。2009年の2月でしたからもう丸3年が経過しました。

昨年心拍数が30台になったりもしましたが、現在の安静時の心拍数は40台前半で落ち着いています。また不整脈も最近はまったくないようで、その自覚はありません。心臓のことで外に心配なことはありませんので、現在のところはもうすっかり健康人だと思っています。そして続けてきたマラソンも今年の1月29日の勝田全国マラソンでは3時間25分40秒という好タイムでゴールできましたし、本当に私の心臓は元気そのものです。



写真は正中切開した胸の手術痕です。3年経って傷跡はもうだいぶ薄くなりました。ただ、写真でも分かる通り胸骨を繋いでいるワイヤーがポコポコと盛り上った様に見えて目立ってきました。

これは毎月300km走ったり、筋トレをやっているお陰で胸の脂肪が無くなってしまったために目立つようになったんです。
でも腹ばいになった時に当たって痛いとかではないし、見た目に目立っても不都合なことは何もないのでまあこのままで良いでしょう。

さて、順序が後先になってしまいましたが今日は私の58歳の誕生日です。心臓手術は誕生日の翌日だったんです。なので私の誕生日は2日続きなんですよね。

2月20日が一度目の本当の誕生日で、2月21日は心臓が元気になって再度動きだした、生まれ変わった日としての二度目の誕生日です。本当は20日に手術をしてもらえれば良かったんですけど、先生の都合もあるので無理は言えませんでした。

私の夢は80歳になってもフルマラソンの大会に参加し完走することです。そのためにも私の心臓くんにはまだまだ元気で動き続けてもらわないと困ります。他の臓器もそうですね。全ての臓器が元気に働いてくれることを願っています。そしてその為には普段の生活、食事の面やアルコールの摂取量等で摂生をしなければいけないことは良く理解しているつもりです。せっかく元気になった心臓ですから末永く元気で動き続けてくれるように今以上に気をつけて自分の夢を叶えようと思います。そして妻と2人の息子たちのためにも。


58歳の誕生日、心臓手術をした記念日を迎えるにあたって改めて強く思った次第です。



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大和成和病院での外来診察

2012年01月17日 22時03分57秒 | 心臓手術その後

今日は大和成和病院での外来診察の日です。朝9時の予約でした。


9時に処置室にて血圧の測定と採血です。今朝の血圧は120-60だそうで、普段は上が130台、下は80台のこともあったので、ちょっとビックリな値でした。9時5分にはレントゲン、そして9時15分からは心電図の検査とスムーズに進み、今日の病院内はかなりの患者さんたちで混んでいましたが、遠藤先生からの検査結果の説明も10時25分からと比較的早かったです。


さて、その検査結果ですが、特に問題はないとのこと。心拍数も45だったそうで、29日の勝田フルマラソンに参加する旨を伝えたところ、全く問題なく参加できますよ、と言っていただけました。ただ、γーGTPの値がいくつだったのかと尋ねたところ、214だったそうです。これにはびっくりして「えっ!そんなに高いんですか?」と聞き返してしまいました。と言うのも、今年4月に受けた会社の健康診断でのその数値は77でした。正常値は1~50です。前年度の健康診断では44でした。


一方遠藤先生が仰るには、大和成和病院で検査した過去の値は241、319と言う更に高い数値でした。今日は会社での健康診断の検診結果報告書を持参していたので、これを遠藤先生に見せ、何でこんなに数値が違うのかを尋ねました。すると、検査する病院によって数値は大きく違うとのことでした。えっ!そんなことがあるんでしょうか?正常範囲はどちらも1~50です。遠藤先生は報告書にある総コレステロール値が高いことも指摘し、この数値とγーGTPの両方が高いのでこれは飲兵衛の証拠ですよ、とのこと。


アルコールを1週間程度控えるとγーGTPの値は改善される、とネットで検索した時に見た覚えがあるので、今回の検査では5日前から断酒していたのです。このことも先生に伝えたところ、1週間や10日の断酒では意味がないと仰っていました。何だ、そうなのか!


でも、検査を受ける病院によってこんなに数値が違うとはどういうことなのでしょうか?イマイチ良く理解できません。しかし兎に角肝機能が低下していることは事実なのですから断酒、節酒、休肝日を設けるなどアルコールを体から抜かないといけないことに変わりはありませんね。今回5日間アルコールを控えていたので、またフルマラソン参加のこともあるのでこのまま断酒を継続していく予定です。そして今年4月の会社での健康診断の際の数値が下がることを期待しましょう。


また遠藤先生からは、今回の結果から判断して次回は3ヵ月後ではなく6ヵ月後の検査でかまわないとの嬉しいお言葉がありました。次回の外来診察は7月です。


加えて今日は、私の長男が僧帽弁閉鎖不全症であることを伝え、大和成和病院で診てもらうことは可能かどうかを尋ねたのです。長男は中学生の時に健康診断で心雑音を指摘され大和成和病院での検査を希望したのですが、年齢が低いことを理由に診てもらえませんでした。なので、同じ公仁会の成和クリニックにてエコー検査をしたところ僧帽弁閉鎖不全症と診断されたのです。現在は高校生になっているので改めて検査をしてもらえるかどうか尋ねたのでした。遠藤先生からは高校生であれば診察可能とのことで、後日改めて検査予約を取るようにとのことでした。それも循環器科ではなく、直接心臓外科への予約で良いとのことでした。長男も私と同じく遠藤先生に診てもらうことにし、本人の都合の良い時に予約を取ることにしました。

先程このまま断酒を継続と書きましたが、夕食時についお酒に手が伸びてしまいました。ハハハ・・・σ(^_^;) 明日からまたフルマラソン当日に向けて改めて断酒です。

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検査結果です

2011年10月18日 11時38分19秒 | 心臓手術その後

今日は大和成和病院で今回の徐脈に関する最後の検査とその結果が分かる日です。いつもの様に朝8時30分に病院へ。


最近の大和成和病院は以前の南淵先生がいた時と比べて患者さんの数が少ない様に見受けられます。定期的に行っている私にとっては空いている方が良いのですが、人気が落ちたと捉える人もいるでしょうね。


今日は8時45分に血圧測定と採血、因みに今朝の血圧は130-78、脈拍42でした。そして55分から心電図の検査と腹部のエコー検査を続けて行いました。そして9時10分にはレントゲン検査に呼ばれ、これで今日の検査は全て終了です。今朝は腹部エコー検査があったので朝食を食べることができませんでした。でもこの後遠藤先生の受診は10時からですからそれまでは時間があります。大和成和病院の検査はもう何回も受けていて、流れが分かっているので、今朝はおにぎりと水筒にお茶を入れて持参してきたのです。レントゲン検査が終わってカルテを処置室のカゴの中に入れた後は駐車場の車に戻って遅い朝食を摂りました。10時前に遠藤先生の診察室前のソファーに戻り待っていると、程なく私の名前が呼ばれました。今まで何度も外来に来ていますが、1番に呼ばれたのは今日が初めてでした。やっぱり患者さんの数は以前より減っているのでしょうね。待合の患者さんも少なめで空いているソファーも多かったです。


さて検査の結果ですが、ホルター心電図の結果も今朝の心電図の結果も問題ないとのこと。不整脈は出ておらず、心拍の間隔が2秒空いていますが、現時点では大きな問題ではないとのことでした。心拍数が20回台/分になり心拍の間隔が3秒になるとさすがにペースメーカーを考えないといけないそうですが、現時点ではまだその必要はないそうです。


そして前回の血液検査でカリウムの値が5.1と若干高めでしたが、今回はそれが正常値の4.1まで下がっていました。人工心肺を使っての手術をする時には止めた心臓の機能を保護するために心筋保護液というものを注入するのですが、これにカリウムなどが使われているのです。手術後はこのカリウムは体外へ排泄されるのでしょうが、肝機能や腎機能が何らかの原因で本来の機能が果たせない場合に尿によるカリウムの体外排泄が行われなくなってしまい、結果として血液中の値が高くなるようです。原因は外にもカリウムを多く含む食品の過剰摂取などもありますが、いずれにしろこの値が正常になっていたので良かったです。


腹部エコーの検査では胆道結石などがないかどうか見たようですが、それもなく大丈夫だそうです。ただ、肝臓はちょっと脂肪肝気味だそうでお酒は控えめにした方が良いようでしたが、今すぐどうのというレベルではないとのこと。


という事で、脈拍が30台前半になることがあって心配していましたが、とりあえずは現状のまま様子を見ましょうということでした。ただ、外来診察の間隔を短くして3ヶ月ごとに心電図、レントゲン、血液検査をしましょう、とのことで次回外来は1月17日に決まりました。暫らくの間は3ヶ月ごとに検査してもらえば私としても安心することが出来ます。


ご心配をお掛けいたしましたが、これで一区切りついたので明日からまた泉の森や大和陸上競技場などへ行ってしっかりと走ってこようと思っています。

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第3回(元)心臓病仲間の集まり

2011年06月27日 15時15分53秒 | 心臓手術その後

今日2つ目の記事です。そして昨日の出来事です。


昨日は横浜であったカムバックハートさん主催の「第3回(元)心臓病仲間の集まり」に行ってきました。カムバックハートさんは、私と同じ大和成和病院で僧帽弁閉鎖不全症の手術を受けた方で、その体験記とその後の様子をブログで発信しています。私は不安でいっぱいな入院直前にそのブログに出会い入院中の心の支えになったブログでした。そして私の入院中には、たまたま外来で病院にこられたカムバックハートさんに直接お会いすることも出来て本当に助けていただいた方なのです。(この時の様子は私の入院生活を綴ったHP(http://www9.ocn.ne.jp/~asuaijy/)に記載しています。)


そのカムバックハートさんが「心臓病仲間の集まり」を始めて今回で3回目になりました。私は第1回目は都合で行けなかったのですが、2回目から参加しています。初回が7名、2回目が13名、今回は25名の参加者と回を重ねるごとに倍増しているとても楽しく有意義な会です。


そして今回は元大和成和病院の院長で、現在は大崎病院東京ハートセンターのセンター長、上席心臓血管外科医として勤務している南淵先生と同じく大和成和病院にいて現在は南淵先生の元で手術室看護師として勤務している深津より子さんのお2人がこの集まりに参加してくださいました。


人数が多く、途中席を替わったりしても全員の方とはお話できませんでしたが、入院当時の共通した話ができ、とても和やかな時間を過ごすことができました。


南淵先生とは退院後メールのやり取りを何度かさせて頂いていて、私がフルマラソンを走る予定だったことはご存知だったので、5月に朝日シティニュースに掲載されたことを話し、持参したその新聞を見せると、「心臓外科医として心臓手術後の人がフルマラソンを完走したことはとても嬉しいニュースなので、何でもっと早く知らせてくれなかったの?」と仰り、その新聞を受け取ってくれました。また長男が僧帽弁閉鎖不全症のことを伝えると、東京ハートセンターに連れておいでとも言っていただけ、深津さんからは成和クリニックでの3年ごとの検査ではなく、半年あるいは最長でも1年ごとの検査はしっかりするようにとのご指摘もありました。そう言われてみれば3年もほっておくのもどうかと思います。特に長男は陸上で長距離をやっているので、運動強度が一般の人とは違いますのでその影響で急に状態が変わることもあるでしょう。そんなことを考えると最低でも1年ごとには検査をした方が良いのでしょうね。何でもなければ安心できますしね。ただ、成和クリニックへは車で5分ですが東京ハートセンターへは電車と徒歩で1時間30分はかかりますからね。どうしましょう、と思案中の私です。


また前回はお1人だった心臓手術前の方が今回は4名も参加してくれて、私たち経験者の話を聞いてくださいました。回を重ねるごとに手術前の方の参加が多くなってくれればと願っています。手術前の大きな不安は経験者でないと分かりません。私たち経験者が彼らの不安を払拭する一助になればこんな大きな喜びはないのです。今後もこの集まりが続くこと、そして手術前の不安を抱えている人たちにお話をする機会ができますようにと思っています。この様な会を開いてくださっているカムバックハートさんには参加者全員が感謝でいっぱいのことでしょう。私もこの場を使い御礼申し上げます。

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