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韓流 ブルーボーイの映画レビュー(2) 波浪注意報

2011年05月25日 | 気になる韓流&韓国情報
こんにちは、ブルーボーイです。
先月からはじめた映画レビュー!今回、久しぶりにまた一作品ご紹介したいと思います。
今回は、日本の映画をリメイクした作品を一つセレクトしてみました。それでは、レッツアクション!!!



波浪注意報(日本公開名:僕の世界の中心は君だ)

監督:チョン・ユンス
キャスト:チャ・テヒョン、ソン・ヘギョ、イ・スンジェ、パク・ヒョジュン他


あらすじ
同級生のスホ(チャ・テヒョン)とスウン(ソン・ヘギョ)。スホは、勉強もルックスもそんなに光るところのないごく平凡な少年、一方スウンは校内では男子学生全員の憧れの的。そんな心も顔も可愛いスウンには片思いをする相手がいた。それは、スホだった。ある日、スウンはそんなスホに大胆な告白をする。そこから二人の甘い恋が始まった・・・・。



今回は、日本で大ヒットした「世界の中心で愛をさけぶ」を韓国でリメイクした作品「波浪注意報(日本公開名:僕の世界の中心は君だ)」を選んでみました。
日本のと全く同じなのかなとはじめは思っていたんですが、それはやはり国が違うと言うことで若干違っている部分もあり楽しく見ることが出来ました。
海中の映像をバックにタイトルが現れ、映画はその幕を開けます。






この場面は、そうは見えないかもしれませんが告白の場面です。スホがスウンと付き合っていると言う噂に腹を立てた怖い先輩は、スホの胸ぐらをつかみながら通りかかったスウンに尋ねます。

先輩:スウン、こいつと付き合っているのか?
スホ:違うよな?
スウン:付き合ってますけど。

何気ないスウンの告白に少し驚きました!!!もう少し、ラブストーリーらしい甘い告白の仕方があっても良かったんではないでしょうか(笑)



スホは、スウンが書いてくれた番号に電話を掛けスウンからのメッセージを聞きます。日本のセカチューは、テープでの交換でしたが韓国版では電話を使ったメッセージのやり取りが劇中多く出てきます。このような場面で日本版と韓国版の違いが見受けられます。



灯台がある防波堤にやってきたスホとスウン。お互いの名前の一文字目が同じ「ス」ということで
お互いに自分の「ス」の文字を漢字で手に書きあう場面です。ここから徐々に二人の距離は近づいていきます。
実は、ここ巨済の長承浦港なんです!!!!
この映画のほとんどが巨済市で撮影されたそうです。ロケーションが日本のセカチューとよく似ているのがここでわかりますね。



化学の授業中におしゃべりをしていて怒られたスホたち。韓国では怒られると、このように両腕を上げた状態で立っているという罰を受けなくてはいけないのです。でも近年から体罰に対して厳しくなった韓国ではこの方法は廃止されたんだそうです。



無人島にやってきた二人。その夜、初めてスホはスウンに自分の正直な思いを告げます。
「僕、決めた。僕はこれから君のために泣き、君のために笑い、君のために生きる。だからこれから僕の世界の中心は君だ。」
日本公開のタイトルにもなったこの映画の中での重要な場面の一つですね。





無人島で迎えた朝、空を見上げている途中、急に倒れたスウン。ここから物語は、急展開をしてゆきます。





自分が白血病だと言う事実を知ったスウンが、スホのおじいちゃんが経営する棺桶を作るお店に行って実際に棺桶に入ってみると言う場面です。

スウン:死ぬってこんな感じなのかな?
スホ:そんなことして楽しいのか!!

二人が「死」といことと葛藤しているのが垣間見れるシーンでした。





スウンがフェリー乗り場の待合室で静かに息を引き取ります。涙を流すスホ。
私も同時に涙が流れてしまいました。


日本のセカチューと全く同じと思いきや韓国独自の文化も所々で見ることのできる感動作品です。皆さんのぜひ一度、その感動を味わってみてはいかがでしょうか?


チャ・テヒョン&ソン・ヘギョインタビュー


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