今週末日曜日の７月７日は「七夕（たなばた）」ですね＾＾みなさんはもう、短冊に願いを書きましたか？韓国でも七夕はあり、チルソク（칠석）といいます。織姫と彦星が一年に一度会える日という考えも同じです。でも韓国では旧暦の７月７日に行うので、まだ先なんですよ。
また、おもしろいのが、当日のお天気についての考え方が全く日本とは違います。日本の考え方では、天の川ができないと織姫と彦星が会えないので、晴れることを願います。
でも韓国は、牽牛と織女が1年ぶりに会ってうれし涙を流すため、絶対に雨が降ると考えられています。その日の晩に雨が降れば、２人が流すうれし涙ととらえ、２日間、夜に雨が続けば別れを惜しむ涙だと考えます。
また、最近ではあまり行われていませんが、ある風習があります。小麦粉で作ったせんべいと季節の果物を供え、女性らは醤油がめなどを置く高台の上に水を供え、家族の長寿と家庭の平安を祈願しました。
今度は、食べ物についてです。これも最近は意識している人が少ない風習なのですが、七夕の日、韓国では小麦粉で作った麺と小麦粉で作ったせんべいを食べます。他にも、鯉のさしみや、鯉の焼き魚、オイキムチ（きゅうりのキムチ）などを食べ、桃やスイカで作った飲み物も飲みます。
日本と韓国で似ているようでちょっと違う七夕。おもしろいですね＾＾
素敵な七夕をお過ごしください＾＾
